『イタリア映画祭２０１９』4月27日（土）より開催！世界の映画祭に出品されたバラエティ豊かなラインナップがお目見え

2019.3.12

「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年の春に始まり、毎年1万人を超える観客が訪れる、今年で19回目を迎えたゴールデンウィーク恒例のイベント「イタリア映画祭２０１９」が4月27日（土）～5月4日（土・祝）の期間開催されることが決定した。

今年の上映作品は、新進気鋭から巨匠まで、世界の映画祭を席巻した作品もあれば、ドラマ、コメディー、ロマンス、クライム、歴史などバラエティに富んだ各ジャンルが取り揃えられ、旬な新作14本が日本初お目見えとなる。また、＜アンコール上映作品＞は、昨年惜しまれつつもこの世を去ったイタリア映画の巨匠、ヴィットリオ・タヴィアーニ監督とエルマンノ・オルミ監督を追悼し、日本で劇場上映権のない5作品が特別に上映される。その他、短編1本も上映される。

『輝ける青春』『フォンターナ広場─イタリアの陰謀』の巨匠マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督の最新作『女性の名前』は、現代の風潮を捉えたセクシャル・ハラスメントに立ち上がる一人の女性の物語。2018年カンヌ国際映画祭<主演男優賞>ほか数々の賞を受賞し話題となった『ドッグマン』（8月公開）、ムッソリーニが現代によみがえる『帰ってきたムッソリーニ』（仮題）（今秋公開）、実在の名画盗難事件をもとにした『盗まれたカラヴァッジョ』（仮題）も特別に上映される。また、ベルリン、ベネチアそれぞれのコンペティション部門に出品された『私の娘よ』、『カプリ島のレボリューション』など旬のイタリア映画が一挙に揃うチャンスは見逃せない。

例年通り、来日ゲストが登壇する開会式や各作品の上映後に行うQ＆A、サイン会も予定しており、旬のイタリア映画に触れ合う貴重な機会となる。映画祭は東京のほか大阪（ABCホール）でも開催が決定している。

イタリア映画祭２０１９　概要

■会期：4月27日（土）～5月4日（土・祝）
■会場：有楽町朝日ホール（東京都千代田区有楽町2－5－1有楽町マリオン11階）
■お問合せ：
050-5542-8600（ハローダイヤル：～4月26日)
03-5221-0070（会場、会期中のみ）
※前売り券販売開始は3月16日（土）10：00から
※前売り一般1,450円/学生・60歳以上1,350円、当日一般1,700円/学生・60歳以上1,600円

主催：イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
後援：イタリア大使館
協賛：コスタクルーズ日本支社、FCAジャパン株式会社
協力：株式会社帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空

公式サイト：http://www.asahi.com/italia/

＜イタリア映画祭2019大阪＞
■会期：5月18日（土）～19日（日）
■会場：ABCホール（大阪市福島区福島1‐1‐30）

日本未公開最新作

A『私の娘よ』Figlia mia／2018,96min
出演：ヴァレリア・ゴリーノ、アルバ・ロルヴァケル
監督：ラウラ・ビスプリ

B『女性の名前』Nome didonna／2018,92min
出演：クリスティアーナ・カポトンディ、ヴァレリオ・ビナスコ
監督：マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ

C『私が神』Io c’e／2018,100min
出演：エドアルド・レオ、マルゲリータ・ブイ
監督：アレッサンドロ・アロナディーオ

D『幸せな感じ』Euforia／2018,115min
出演：リッカルド・スカマルチョ、ヴァレリオ・マスタンドレア
監督：ヴァレリア・ゴリーノ

E『ルチアの恩寵』Troppa grazia／2018,110min
出演：アルバ・ロルヴァケル、エリオ・ジェルマーノ
監督：ジャンニ・ザナージ

F『アルマジロの予言』La profezia dell’armadillo／2018,99min
出演：シモーネ・リベラーティ、ピエトロ・カステッリット
監督：エマヌエーレ・スカリンジ

G『ある日突然に』Un giorno all’improvviso／2018,88min
出演：アンナ・フォリエッタ、ジャンピエロ・デ・コンチリオ
監督：チーロ・デミリオ

H『カプリ島のレボリューション』Capri-Revolution／2018,122min
出演：マリアンナ・フォンターナ、レーノート・ショルテン・ヴァン・アシャット
監督：マリオ・マルトーネ

I『憶えてる？』Ricordi?／2018,106min
出演：ルカ・マリネッリ、リンダ・カリーディ
監督：ヴァレリオ・ミエーリ

J『月を買った男』L’uomo che compro la luna／2018,103min
出演：ヤコポ・クッリン、ベニート・ウルグ
監督：パオロ・ズッカ

K『彼女は笑う』Ride／2018,95min
出演：キアラ・マルテジャーニ、レナート・カルペンティエーリ
監督：ヴァレリオ・マスタンドレア
※『彼女は笑う』には同監督の短編『サンテンハチジュウナナ』（Trevirgolaottantasette／2005／12min）が先立って上映されます

L『帰ってきたムッソリーニ』（仮題）Sono tornado／2018,99min
出演：マッシモ・ポポリツィオ、フランク・マターノ
監督：ルカ・ミニエーロ

M『ドッグマン』Dogman／2018,103min
出演：マルチェッロ・フォンテ、エドアルド・ペッシェ
監督：マッテオ・ガッローネ

N『盗まれたカラバッジョ』（仮題）Una storia senza nome／2018,110min
出演：ミカエラ・ラマッツォッティ、アレッサンドロ・ガスマン
監督：ロベルト・アンドー