リーアム・ニーソン主演最新作『スノー・ロワイヤル』が、6月7日(金)より全国公開となる。プロデューサーは『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』のマイケル・シャンバーグ。監督を務めたノルウェーの鬼才、ハンス・ペテル・モランドがステラン・スカルスガルド主演で製作した自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014)をハリウッドでセルフリメイク。共演は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサム。
真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン。しかし、模範市民賞を受賞した直後に息子が殺され、静かな男はキレた!闇のキャリアで身に着けた特殊なスキルで悪を討つ…のではなく、除雪キャリアで身に付けた土地勘と体力と除雪車で敵を追い詰める。しかし敵は、健康志向の麻薬王、依頼をチクる殺し屋、乙女な中年マフィア幹部、殺人事件にテンションあがる田舎の警官などクセモノばかり。さらに敵が敵を呼び、気付けば2つのマフィアと警察を巻き込んだ、クセモノだらけの四つ巴の戦いが巻き起こり、復讐は思わぬ方向に…。
猛烈にバイオレントながらも痛烈に可笑しい、リーアム・ニーソンの新たな復讐劇がここに完成!海外では「タランティーノが『96時間』を撮ったらこうなる -The Mercury News」「ファーゴのキレ味とセンスあり!-VARIETY」などの絶賛レビューも見られる。
このたび、これまでの“リーアム・ニーソンの復讐劇”とは何かが違う、ブラックなユーモアが満載の予告映像が到着した。
映像では、雪深いキーホーに住む市民のため、毎日除雪車を走らせるネルズ・コックスマン(リーアム)が模範市民賞を受賞する場面から始まる。町のため善良な市民として生活することを誓うスピーチをしたネルズの元へ警察が息子の訃報を知らせにやってくる――。と、ここまでは通常のリーアム映画にありがちな展開だが、息子の死に関わったギャングの通り名が出てくると雰囲気は一気にユーモア満載の映画予告編へと早変わり。
キレた模範市民は「全員、除雪だ」という除雪作業員らしいセリフとともに、ギャングへの復讐を誓う。殺しの知識は犯罪小説から学んだという不安を隠せない状況にも、腕っぷしの強さと愛車である除雪車を駆使しギャングたちを1人1人追い詰める。しかし勘違いが勘違いを呼び、事態は“全く噛み合わない” 四つ巴の戦いに発展してしまい、状況を知らないネルズも戦場で思わずオロオロと混乱。映像のラストにはネルズが伐採機を操り、車に木を突き刺すド迫力のカットも。
不運な状況にも思わず笑ってしまうブラックなユーモアがたっぷり詰まった本作の魅力が伝わる予告編となっている。
ストーリー
雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン。ある日、一人息子が麻薬の過剰摂取に偽装されて地元の麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう。裏で組織が糸を引いていることに気付いたネルズは、ある時は素手で、ある時は銃で、ある時は除雪車で、一人また一人と敵を殺していく。しかし、敵対するネイティブアメリカン麻薬組織の仕業と勘違いしたバイキングはネイティブ組織を襲撃。相手もその報復に出る。静かな田舎町で起きた久々の事件に、地元警察はテンション上がりっぱなし。ネルズの戦いは、全く思いもよらない方向へと進んでいくのだった・・・。
作品タイトル:『スノー・ロワイヤル』
出演:リーアム・ニーソン、ローラ・ダーン、トム・ベイトマン、エミー・ロッサム、ジュリア・ジョーンズ、ウィリアム・フォーサイス
監督:ハンス・ペテル・モランド(『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』)
原案:『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』
原題:Cold Pursuit 2019年/アメリカ映画/シネスコ/119分/PG12
配給:KADOKAWA
公式サイト:snowroyale.jp
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6月7日(金)より、全国ロードショー!
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