衝撃的な自身の半生を綴り、全米ベストセラーとなったジャネット・ウォールズの「The Glass Castle」を、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンと『ショート・ターム』の監督・脚本を務めたデスティン・ダニエル・クレットンのコンビで映画化した『ガラスの城の約束』が6月14日(金)より全国公開となる。
この度、主人公のジャネットを演じたブリー・ラーソンと彼女に多大なる影響を与える父親を演じたウディ・ハレルソンが明かす本作での撮影秘話と新場面写真が到着した。
ブリー・ラーソンはウディ・ハレルソンとの2度目となる共演を振り返り、「素晴らしい相手役だった。私たちはとても相性がいいの!泣くシーンを撮影した時もウディは私のことを気遣ってくれて、ありがたかった。俳優の大先輩だけど、ウディはとても親しみやすい人なの。だから、父娘の役は演じやすかったわ。」と感謝の気持ちを伝えた。ウディ・ハレルソンも「ブリーは現状に甘んじることなく、いつも仕事熱心で素晴らしいよ。久しぶりの共演はとても楽しかったね。」と語り、「撮影の合間に、キャストやスタッフたちとパーティーをしたんだ。みんな家族のようで、とても楽しかったよ。」と明かした。
本作では実在の人物を演じるにあたり、ブリー・ラーソンとウディ・ハレルソンは原作者のジャネット・ウォールズに直接会って、いろいろと話を聞いたことを役作りに生かしたという。ブリーは「どの作品でも役作りは念入りにする方なの。特に今回はジャネットと彼女の家族のことを深く知る必要があると思った。だから、気になることが出てくるとジャネットにメールや電話でしつこく尋ねたわ(笑)彼女は根気強く付き合ってくれてたの。」と語り、実在の人物を演じる上でのアプローチ方法を明かした。
日本の観客に向けて、ウディ・ハレルソンは「これが映画からのメッセージだということを決めつけたくないんだけど、誰しもが共感できる”家族の物語”なので、ぜひ多くの人に観てもらいたいね。」と、ブリー・ラーソンも「両親と共に育ち経験したことすべてが今の自分自身を形作っているということを改めて考えさせられると思う。家族の存在は誰にとっても、大切な心の核となるものよ。」と本作に込められたメッセージを語った。
ストーリー
「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。
レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが・・・。
作品タイトル:『ガラスの城の約束』
出演:ブリー・ラーソン(『ルーム』、『キャプテン・マーベル』)、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ
監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『ショート・ターム』)
脚本:デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ラナム 原作:ジャネット・ウォールズ 「ガラスの城の約束」(ハヤカワ文庫)
原題:The Glass Castle│2017年│アメリカ映画│英語│127分│スコープサイズ│5.1ch
提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:http://www.phantom-film.com/garasunoshiro/
コピーライト:(c)2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
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