洋画専門CS放送ザ・シネマは、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」シリーズ5作品を字幕版は7月20日(土)に、吹き替え版は7月21(日)に一挙放送する。
こだわりの吹き替え版の放送に力を入れているザ・シネマでは、本作の吹き替え版は、トム・クルーズ本人から公認を受けた声優・森川智之さん版を映画版とテレビ朝日版で揃え、すべて森川さんの声でお届けする。さらに、番組宣伝も森川さんのナレーションで制作することが決定。その放送を前に、森川さんがインタビューに応じ、本シリーズの魅力を語った。
今回の特集で放送される第一作(1996年)、第二作(2000年)の吹き替え音声は、テレビ朝日系列で放送されたバージョンになる。「そういう意味では、時系列でいうと僕も若いし、イーサンも若い。今、新たに初期の『ミッション:インポッシブル』を録り直すとどうしてもあざとくなってしまうところもあると思うので、オンエアが楽しみですよね」。
また、本作の見どころについて「若い頃は暴走気味で、危なっかしいところがあったイーサンが、シリーズを重ねるうちに、結婚したり、現場から離れて教官になったり。トム自身の年齢が上がっていく中で、イーサンと一緒に成長していく感じがあります。これからイーサンが、この時代とともにどのようなエージェントとして活躍していくのか楽しみでもありますね」と付け加えた。(※森川智之さんコメント全文は以下に掲載)
「ミッション:インポッシブル」シリーズ5作品の吹き替え版はすべて、トム・クルーズ公認の声優・森川智之さん版(未ソフト化版を含む)でお届け!
吹き替え版は7月21日(日)14時~深夜2時に一挙放送!
※7月22日(月)~7月25日(木)に再放送!
※字幕版は7月20日(土)14時~ほか放送!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 (C)2019 Paramount Pictures.
番組情報: https://www.thecinema.jp/tag/84
『 (吹)ミッション:インポッシブル[テレビ朝日版] 』※未ソフト化!
放送日:7月21日(日)14:00/7月22日(月)21:00
『 (吹)M:I-2[テレビ朝日版] 』※未ソフト化!
放送日:7月21日(日)16:00/7月23日(火)21:00
『 (吹)M:i:III 』放送日:7月21日(日)18:30/7月24日(水)21:00
『 (吹)ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』放送日:7月21日(日)21:00/7月25日(木)21:00
『 (吹)ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』放送日:7月21日(日)23:30/7月25日(木)23:30
番組を視聴するにはザ・シネマWEBサイトをご覧ください。
https://www.thecinema.jp/howto/
番組宣伝は森川智之さんナレーションで2種類!
ザ・シネマで7月1日(月)~限定放送!
★レギュラー番宣は森川さんナレーション!映画「ミッション:インポッシブル」シリーズのご紹介!!
★トム・クルーズの魅力に焦点をあてた番宣!こちらも森川さんナレーション!
トム・クルーズを知ることで「ミッション:インポッシブル」をよりお楽しみいただけます!トムの魅力をたっぷり解明した単行本『トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』(フィルムアート社)から抜粋し森川さんに朗読いただきます!
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応募期間:2019年6月11日(月)~7月31日(水)
<プレゼント応募先ページ>
https://www.thecinema.jp/cinema-members/members/present/
森川智之さんオフィシャルコメント全文
往年の人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」をトム・クルーズ製作・主演で映画化した「ミッション:インポッシブル」シリーズ。その圧倒的なスケールと、トムの体当たりアクションなどが人気を集め、現在まで6作が製作されている。
今回のシリーズ吹き替え版一挙放送の決定に、「吹き替えに特化してくれるのは、すごくうれしいですね。なおかつ一挙放送と銘打って、大々的にやっていただけるということで、吹き替え声優冥利に尽きます。トム・クルーズの吹き替えをやっていて良かったなと思います」と語る森川さん。
今回の一挙放送を受けて、森川さんがナレーションを務める「ミッション:インポッシブル」シリーズの番宣が7月1日(月)より放送予定となる。今回は「ミッション:インポッシブル」シリーズを紹介するスタンダードな番宣のほかに、トムの魅力に焦点を当てたもうひとつの番宣の放送も予定されている。そちらではトムの魅力を紹介する単行本『トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』(フィルムアート社)から抜粋した名言を朗読することになるという。
収録はこれからだというが、森川さんも「俳優としてはもちろんのこと、彼の成功哲学といった今までスクリーン上では見せなかった一面を見せる感じになると思います」と期待を寄せている。
森川さんが、トム公認の吹き替え声優となったのは2003年の『ラストサムライ』以降のこと。それ以前に森川さんがトムの吹き替えを担当していたのは、テレビ版が中心だったため、今回の特集で放送される第一作(1996年)、第二作(2000年)の吹き替え音声は、テレビ朝日系列で放送されたバージョンになる。「そういう意味では、時系列でいうと僕も若いし、イーサンも若い。今、新たに初期の『ミッション:インポッシブル』を録り直すとどうしてもあざとくなってしまうところもあると思うので、オンエアが楽しみですよね」。また、本作の見どころについて「若い頃は暴走気味で、危なっかしいところがあったイーサンが、シリーズを重ねるうちに、結婚したり、現場から離れて教官になったり。トム自身の年齢が上がっていく中で、イーサンと一緒に成長していく感じがあります。これからイーサンが、この時代とともにどのようなエージェントとして活躍していくのか楽しみでもありますね」と付け加えた。
『ミッション:インポッシブル』でプロデューサー業に進出したトム・クルーズは、世界的なハリウッドスターという顔のほかに、内容面において徹底的なクオリティコントロールに目を光らせる敏腕プロデューサーとしての顔も持つ。森川さんも、そんなトムの徹底的なこだわりに驚いたことがあったという。
「『M:i:III』の時は吹き替え版も同時公開だったので、日本で収録した音声にもトムのチェックがあって。しかもそれがかなり細かいチェックだったりもしたので、ハリウッドスターがそこまで関わっているのかと驚きましたね。僕は声だけの参加ではありますが、それでも真剣にやらないと見透かされるという思いがあって。トムはプロデューサーとしてすべての責任を負っているんだなと思いました」。
森川さんがトムの吹き替えをすることになったのは、2001年に収録が行われた鬼才スタンリー・キューブリックの遺作となった『アイズ ワイド シャット』(1999年)からのこと。この作品が声優としてのキャリアのターニングポイントになったと語る森川さんは、「単に声を吹き替えるというだけではなく、いち俳優として共通点を見出したというか。トムの芝居を声でお手伝いするというか、やっているお芝居は変わらないという形で関わることができた。そこからトムのお芝居の呼吸などがガッツリと僕の中に入ってくることが出来たので、いいタイミングで 『ミッション:インポッシブル』にスライド出来たかなと思います」と誇らしげに付け加えた。
森川智之さん(アクセルワン)プロフィール
声優、CM、ナレーター、歌手として幅広く活躍。アニメでは『SLAM DUNK』水戸洋平から、ズートピアのニック迄幅広く声の担当をし、映画では「ミッション:インポッシブル シリーズ」〈トム・クルーズ〉 、 「マトリックス シリーズ」〈キアヌ・リーヴス〉 、 「スター・ウォーズ」 シリーズ〈ユアン・マクレガー〉など、ハリウッド映画の吹替えを多数担当。海外ドラマ「SHERLOCK」「ゲーム・オブ・スローンズ」でも主要キャストを務める。2015年、第9回声優アワードで助演男優賞を、第13回声優アワードでは、初代「外国映画・ドラマ賞」を受賞。
ザ・シネマとは ハリウッド最新作から懐かしのクラシック映画、日本未公開含む激レア作品までにこだわった、映画ファン必見のCS放送チャンネルです。スカパー!、J:COM、ケーブルTV、ひかりTV、au ひかり 等でご視聴いただけます。
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ザ・シネマで7月に「ミッション:インポッシブル」シリーズ5作品一挙放送!