インドのスラムで生まれ育ったある青年がラップと出会い、それまでの人生が一変、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す実話を基にしたサクセスストーリー『ガリーボーイ』が、10月18日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開となることが決定した。
インドで活躍するアーティスト Naezyの驚きの実話を基に描かれ、海外で封切りになるやいなや全世界で大ヒット。主演はFacebookだけで900万のフォロワーを誇るインド映画界の大スター ランヴィール・シン。北インド界の実力派女性監督ゾーヤー・アクタルがメガホンをとり、プロデューサーにはUSヒップホップ史に燦然と輝くラッパー NASが名を連ねる。
インドのムンバイに実在するスラム街ダラヴィで生まれ育ったムラドは、真っ当な職に就いてほしいと願う両親に大学に通わせてもらいながらも、自身で変えることも抜け出すこともできない貧しい生活に怒りと諦めを抱えて生きていた。そんな中、ラップと新たな友人との出会いが彼の心と魂を震わせる。笑われ、親に反対され、かけがえない友情や恋も経験し、ムラドは“ガリーボーイ(路地裏の少年)”として突っ走ることを決意する―。
本作の見所でもある圧巻のラップシーンが収められた本国版の予告編+MVのネット動画再生回数は驚異の1.1億回を超え、さらには現在大ヒット上映中の『アラジン』でのジーニー役が記憶に新しいハリウッドスター ウィル・スミスも自身のインスタで「ランヴィール・シンのガリーボーイは最高!ここには真のヒップホップがある。ガリーボーイ大好きだ!」と大絶賛しており、期待が高まるばかりだ。
物語の背景にはインドが抱える格差、宗教的差別、抑圧された社会から解放されたいと願ういまを生きる若者の姿が描かれ、どうしようもない現実に真っ向から立ち向かう姿に胸を打たれる。本音をラップにのせて、スラムを飛び出し世界に発信していく“ガリーボーイ”。観る者の心を揺さぶる魂のラップで世界中に感動を巻き起こした傑作が遂に日本公開となる。
ストーリー
インドのムンバイにあるスラム出身のムラド(ランヴィール・シン)は、雇われ運転手の父を持つ貧しい家の青年。両親はムラドが今の暮らしから抜け出し成功できるよう、彼を大学に通わせる為に一生懸命に働いていた。しかしムラドは、親の想いを知る由も無く、地元の悪友とつるみ、親に内緒で身分の違う裕福な家庭の恋人と交際していた。俺の人生はこの先も変わらない…そう思っていたムラドだが、ある日大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、ラップの世界にのめり込んでいく―親からの反対、友情、恋、様々な経験をし、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。
作品タイトル:『ガリーボーイ』
主演:ランヴィール・シン(『パドマーワト 女神の誕生』)
出演:アーリア-・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン
監督:ゾーヤー・アクタル(『慕情のアンソロジー』)
2018/インド/154分/日本語字幕:藤井美佳/字幕監修:いとうせいこう/5.1ch/シネスコ/
原題:Gully Boy
配給:ツイン
公式サイト:gullyboy.jp
twitter:@gullygullymein
10/18(金)より 新宿ピカデリー他“本音開放ロードショー”