スイーツ・グルメお取り寄せガイド “お取り寄せ”れぽーと
2009年4月23日(木)

時をかけるアラフォー女

4月8日から神戸に帰省していた。朝、気温マイナス2Cのシカゴ、オヘア空港からパトちゃんに見送られて旅立ち、9日に25Cの成田に到着。ラッキー!散ったと思っていた桜が満開や~ここで既に時空を超えたような不思議な感覚。12時間の飛行機は長旅やったのに、そんな事もすっかり忘れて魔法にかかったような気分。PM7:30頃に実家に着いて母の顔を見て、「ただいま~」と心から感じた。ああ、やっぱり神戸は最高~

翌日から嵐のように可能な限り会えるだけの人に会う。

友人Mちゃんに会って、彼女と一緒に行った海外旅行や神戸の数々の美味しい食べ物屋さんでの思い出が走馬灯のように蘇った。

シカゴで知り合って大変お世話になったKさんご夫婦、大阪でお会いするとまたもや不思議な感覚。大阪にいるのに一瞬シカゴに戻った気分。

神戸外国語大学時代の友人Kちゃんと、T姉さん、時を超えて夜間で通った大学時代に戻って行く・・・ああ、あの頃はハードな生活やったし、翻訳を訳本さがしでごまかしたりはしたけど、とにかくがんばったなあ。いろいろ助けてくれた事、今も忘れないわあ~

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E社時代に大変お世話になったI さんご夫妻とKさんとの食事会も落ち着いたひとときやった。

Kさんとは明石の「うおんたな」で「明石焼き」を食べ、魚介類を物色中に左の写真を撮った。

計らずも通行人の笑いをとってしまったけど、その通行人の人達も私達に続いて写真を撮っていた←ちょっとした地元への貢献か?

後日、E社の友人とプチ同窓会、苦楽園口の素敵なアイリッシュパブへ~

このプチ同窓会の前に時間をさいてくださったOさんには本当に感謝!

自宅に来て下さったエリドンありがとう~

E社での仕事は心身共にハードで苦しい事もあったけど、ここでの経験や出会った人達は、その後の私にとって、表現しようのないぐらい大きかった~ 

→ 苦楽園口のアイリッシュバー The Wexford Tavern をよろしく! 

 アネモのオフィスにも伺う事ができてよかった。編集長さんにお会いするのは10年以上ぶり。ここでもまた時間がもどっていく。

従姉妹のIさんと叔母にも会った。Iさんは2度ほどシカゴに来てくれていたので、この時も一瞬シカゴに戻ったような不思議な感覚。

夙川学院短大美術科時代のDさんに会ったときは、これもまた短大で美術の課題に明け暮れていた頃に戻った。

小学校からの友人Sちゃんに会ったときは、小中学校の思い出もさる事ながら、大人になった時の思い出も交錯して感激がいろいろ~

そして、ほんっまにすっごい「時間をかけぬけた」と思ったのは高校のミニ同窓会。26年ぶりに会う同級生もいて、楽しみにしていた。

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写真は旧兵庫県立鈴蘭台高校の校訓

「勤勉であれ」

「健全であれ」

「優雅であれ」

今は統合されて神戸鈴蘭台高校となり、制服も変わっていたけれど、この校訓の石碑は中庭に残っていた。

懐かしすぎる~

夜は居酒屋へ移動。外見は変わってしまった人、ほとんど変わらない人と色々やったけど、話始めれば卒業当時18歳の頃へと戻っていく~なんて不思議な感覚!なんて素晴らしい仲間達!

 

今回の帰省で無理やりスケジュールを調整して下さった人達に感謝感激。会えなかった人達は残念やったけど、またの機会にぜひお会いしたい~

私の周りの素晴らしい人達、この人達がいたからこそ今の私がある。心からそう思う。

 

21日早朝、母に見送られながら伊丹空港を出発。後ろ髪を引かれながら帰途につく、せつなさ~母と妹、妹の家族にも感謝でいっぱい、胸いっぱい。

シカゴ時間8:40頃オヘア空港に着くと、5Cの世界・・・ああ寒む~以前より増して厳しい入国審査。グリーンカード取得者の私も、今回はアメリカ市民の列ではなくてVISA取得者と同じ列に並ばねばならなかった。

順番を待っていると小型警察犬がワンワン吼えた。列に並んでいる人の袋を警察官が開けているっ!げっ、げげげっ、まさか!?袋の中からはマンゴーが出てきた「検疫を通してね」と言われていた・・・ああ、白い粉でなくてよかった。ホッ・・・

税関をくぐって外へ出ると満面の笑みでパトちゃんが出迎えてくれた~「ただいまあ~」ほんまに時空を超えた気分。

家へ帰る途中でパトちゃんが、私の為にどんなに掃除や洗濯の家事をがんばったかを熱く語る。「今回も私が神戸から戻ってこないと不安やったん?」と聞くと「今回は前とは違って信じとったけど、帰ってくるのが嬉しくて掃除をがんばったよ。冬服と春服も衣替えしてん(関西弁風和訳)」我が夫ながらおちゃめである!こういうちょっとした思いやりでいつも心が溶けそうになる~ありがとう

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家のドアを開けると、グレムにゃんが「おお、ユウコか、久しぶりニャ」という感じ(?)でフカフカした毛をなびかせながら迎えてくれた。

嬉しくなってムギュっと抱きしめて頬ずりしたら「調子に乗るニャ~」とイヤがられた(笑)

そしていつものように、お気に入りの場所、パトちゃんの足の間に挟まりながら「オレはユウコより前からパトちゃんと一緒に暮らしているんニャ、それを忘れたらダメなんニャ~」というような目で私を見ていた(?)

今回の帰省は、ほんまに時空を超えたようやった。「時をかける少女」と言ってしまうと厚かましすぎるような気がするし、「熟女」じゃないし「老女」では自分がかわいそうやから「時をかけるアラフォー女」が妥当な線か!?

みなさんに感謝でいっぱい。心に染入る事がいっぱい、涙うるうるやった。すっごいありがとう、みなさん!これでまた厳しいシカゴの冬も越えられる~

明日から、仕事でさらに現実に戻っていくけど、これを励みにできるわあ~

 

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