北国の春
シカゴを出発する前は土色だった芝生が青々としていたり、花々でいっぱいになっている事もあり、「タイムスリップ」をしたような不思議感覚がまだぬけない。ああ、ほんまに「どこでもドア」をドラエモンに出してほしい~
これって現実?おや?と思うのは、いきなりJURY DUTY(陪審員)の召集が届いていた事。ランダムにピックアップされるので、たまに赤ちゃんにも召集が来てしまうとか。
早速電話をかけて「私はアメリカ市民じゃないので・・・」と言うと「あっ、そう~」みたいに簡単に処理された。
日本やったらこういう手間を省く為に最初から対象外の人を除いて召集をかけるのだろうけど、アメリカでは「えいっ!やっ!!」ってどどっと召集してみて、「行かれへん理由がある人は申告してね」という感じかな(?)
それにしても変な気候・・・朝夕で5C~20Cぐらに変化し、「あっ、UVケアしないと・・・」と気になるほど晴れたかと思うと、急に真っ暗になって雷雨。「よくこんなところを開拓しようと思ったもんやなあ~」とアメリカ人に対する驚きを新たにする。とにかく雪の季節は終わったので嬉しいけど、今度は嵐の季節やな・・・
帰省する前は、ほんの小さなツボミやったマグノリア(木蓮)が満開を通り越して散りかけている。
コブシは木蓮科の一種なので、毎年このマグノリアの花を見ると
「しらかばあ~あおぞーら、みーなあみいか~ぜえ~♪(白樺、青空、南風)」とあの”北国の春”が頭にかかる♪
ど演歌や!なんかこの歌を連想してしまう自分が不思議~
自然は厳しいけど、シカゴの春、夏、秋は好きやな。
日本とはまた違った豪快な(?)風景が楽しめる。
メタボ解消もかねて、近所を散歩するのも楽しい季節になってきた。
冬の間、午後4時ぐらいになると日が暮れてきて、それだけでもブルーになる毎日やったけど、これで気分も晴れる~
ほんっまに待ってたんよ!春♪
グレムにゃんは、「春眠暁を覚えずニャ~」という感じで、気持ちよさそうに、寝る寝る~
毎朝、グレムにゃんに
「ダディーは仕事に行かねばならんねん。大変やと思うけど、今日も留守を守ってな、頼むで!(関西弁風和訳)」
と、いつもほとんどねてばかりのニャンに一言言わねば出勤できないパトちゃん、
「ニャンがいない~」って探し回っていたら、クローゼットの中におった!
衣替えの途中で、盛り上がっていた服をさらにぐちゃぐちゃにして「毛深い服」となって寝ていた。
朝から脱力~