学生のころから「聖書とギリシャ神話を理解すると絵画鑑賞がより深いものになる」と言われながら、どっちも、あんまり読まなかった私（美術科出身の私であったが・・・）社会人になって外大に通っていた頃も「欧米の文化を理解するなら聖書とギリシャ神話は必須」と言われながら、読んでいなかった。

在米生活も長くなり、敬虔なカトリック教徒のパトちゃんと暮らしていると、「やっぱり常識程度の事はわかっとらんとアカンよなあ～」と思い、クリスマスを前にちょっと聖書の世界にふれてみた。

・・・と言っても、信仰というよりは一般教養としてのキリスト教を知りたいし、取り急ぎ広く浅くちゃっちゃとわかるもんはないだろうか？とAmazonで検索。

こんな不謹慎な態度はキリスト教徒の人に申し訳ないと思いつつ、興味を持つのは悪い事でもないかも？と言い訳してみる。

「面白いほどよくわかる」シリーズの「聖書のすべて」ほんまによくわかった！・・・ってもちろん、本当の聖書の世界は恐れ多くも、めっちゃ深いものやし、こんなもんでわかった気になるのは不謹慎なんやろうけれど、今まで全くついていっていなかった登場人物がわかってきてうれしかった。興味が出てきたので、この類の本をまたもう少し探して読んでみたいと思う。仏教を知る上にも、大切な事やなあと思った。これからは絵画鑑賞も、映画、文学ももっと深く味わえるような気がしてきた。もっと前からちゃんと読んで勉強しとけばよかったわあ。→Amason.com面白いほどよくわかる聖書のすべて 

冬になると日当りがよくなるベッドルーム。グレムにゃんはいち早く一番日ざしが強いベッドの場所に居座り、毛皮を虫干しする。

「このお日様のぬくもり、たまらんにゃ～っ！いい気持ちにゃ」

って至福の時を味わっている。

寒いので、毛皮をかしてほしいと思う今日このごろやな。ああ、マイナス９Cってやっぱりこおりそう～でもでも、クリスマスの時だけ雪降ってほしい・・・なんて都合のいいお願いをしてみるのだった。