春は来る

どこが温暖化なんや？という寒い中、草木が芽吹いてきた。アパートの花壇で、上階のルーシーお婆ちゃんが世話をしてくれたヒヤシンスのツボミもほころんできた。

このヒヤシンスも、頑張って芽吹いて来たんやなあって思うと元気が出た。

阪神淡路大震災の時、幸い私は、家族も友人も家も無事やった。それでも「こんなひどい災害はもうイヤや」って、思ったのに、また日本がこんなになってしまって・・・って悲しかったけど、ヒヤシンスを見ていたら「春は必ず来るもんや」っていうのを確認できたようで、なんか嬉しかった。

先週は、ひたすら折り続けて250羽ほど、折り鶴を折った。チャリティーコンサートで募金に来てくれた人にお礼にあげる為の鶴。折り鶴は、アメリカ人にはORIGAMI　CRANEと好評で、その伝統の美しさと日本人の器用さを褒められる。被災者の方に何かしたいと思いながら何もできなかったけど、鶴を折る事で少しはお役に立てたというのが嬉しかった。自己満足といえばそうなんやけど、とにかくよかった。

コンサートの方も、シカゴー大阪姉妹都市事務局が中心となって、州知事やいろんな方達に来てもらえてよかった。

→Chicago Tribune、Japan Earthquake Fundlaiser

このほかにもチャリティーイベントは続き、みんな少しでも日本支援をと思ってる。「がんばろう日本！」っていうのは世界中にいる日本人みんなの気持ちやね。