時をかけるニャンコ
お陰様で、今週の木曜日にグレムにゃんの弟ニャンを迎える事ができた。ニャンがいなくなっていらい、そこかしこにニャンの姿を探してしまうのがさびしくて、ちょっと猫さんと遊ぶつもりで近所のシェルターへ行った。そしてそこでパトちゃんは、その男の仔に惹きつけられてしまった。
正直なところ、私は最初「なんで?」と思ったけど、今はこの仔の虜になってしまった(笑)瞳の色が独特で、グリーンの周りに金色がある。なんていうか、NARUTOにでてくる「写輪眼」みたいに、見つめられると、すーっとすいこまれてしまうような怪しい輝きがあるねん(笑)
一見「コワモテ」なこの仔は、シェルターではScarface(傷のある顔)と呼ばれとった。
昔、アルパチーノの映画でそんなんあったし、バットマンにもそんなキャラクターおったっけ?
かっこいい系で行くならその名前もいいと思うけど、どうも性格がそうじゃあないらしいので改名する事にした。
「猫に人間の名前ってなんかイヤやねん(関西弁風和訳)」とパトちゃん。確かにグレムリンも人の名前ちゃうかったけど、じゃあどんなんがあるんよ?
「ターディス(TARDIS)ってどない?」と、パトちゃんらしいオタクな提案。お気に入りのイギリスBBC制作ドラマ「ドクター・フー」に出てくるタイムマシンやな(笑)
「とーきーを~かけるニャンコ♪あーいーは~輝くふね~♪」なんて「時をかける少女」の歌が頭を流れた←ああ、年がバレる(隠してへんけど)
グレムにゃんとの「時」がつながりそうな感じもして、いいなあと思った。
パトちゃんの同僚の人で「ファントム」という名前を提案してくれた人がおった。「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」って、そのまんまやん!(笑)
もしこの仔が黒猫やったら「ファントム」ってつけたかもしれへんけど、この「ニャン相」をもっとポジティブにしたかったので、やっぱり「ターディス」に。
シェルターではなかなかの人気者やったターディス、パサパサ音が好きなので、レジ袋でかこんであげた。
これからいろんな発見があるやろうけど、猫ベッドからこぼれる変な猫や。
パトちゃんも私も、暗黙のうちにグレムにゃんとは違うルックスの猫を探していたと思う。
グレムにゃんには、長男としてこれからも私達を見守っててほしいと思うし、ターディスには別な「ニャン生」を生きてほしいと願う。
グレムにゃん~、ターディス~楽しく過ごせるように、私達に力を貸してね~