3歳ニャ
朝晩の冷え込みはあいかわらず厳しくて摂氏では零下だったりするけど、昼間ぽかぽかという極端な気温差の日々が続く。ほんま、何を着て過ごせというの?って感じ。
とはいえ、春の足音が聞こえるというのは嬉しい。日本ではもう桜の季節。シカゴで桜に良く似た花が満開になるのは1ヶ月後ぐらいかなあ。
3月28日はターディにゃんのお誕生日。
3歳になって、貫禄もついたニャ
腕が逞しい
(^^)
遅ればせながら日曜の今日は記念のおにぎり作った・・・と、いってもこれは私の自己満足であって、ターディにゃんが食べるわけじゃないねんけどね(笑)ごめんよ~
Happy Birthdayの歌はパトちゃんと歌ってあげた。ペットショップに行くのを今はひかえてるから、近所の店でネズミのおもちゃしか買ってあげれんかったけど、また今度ニャ
===治療の話===抗がん剤投与終了(3/20)から1週目==手術準備===
お陰様で抗がん剤投与後の副作用は、関節痛でマッサージに行ったりはしたものの、大丈夫。指先が少し麻痺していて、爪が変色してたり、あいかわらずハゲてはいるけど、これはこの後回復すると言われている。
注意すべきは3ヶ月後ぐらいに現れるかもしれない心臓と肺への影響やけど、なるようにしかならんので、今から心配はしないようにしてる。
副作用は毎日Excelシートにまとめていて、一応今も続けている。
抗がん剤副作用の準備におおいに参考にさせて頂いたサイトはいろいろあるんやけど、日本イーライリリーのホームページ、わかりやすかった。私に投与された抗がん剤ではないけど、Excelシートもジェムザールの物を応用させてもらった。
もちろん、アメリカのサイトを読むんやけど、日本語で確認したかったし、日本との治療の違い、とくに副作用対応に使われている薬の違いなど興味深かった。
まだ安心はできへんけど、とりあえず終って1週間、特に変わった事はないのでよかった(^^)
【いろんな出会い】
投与が終っても医師に会う為に同じ待合室を利用する。木曜日も免疫増強剤を注射してくれていた看護士さんに、左右のほっぺたにチューとハグされた(笑)いつも彼女の腕よりも先にお腹が当たり、跳ね返りそうになるけど、その瞬間ムギュ~ってされる(笑)お腹のバウンドは私のせいでもあるな(汗)
ガン友に会えなかったけど、また会う事もあるやろうな~
ボランティアの日系人医学生ナオミさんが、私のアポイントにあわせて、わざわざアップルパイを焼いて持ってきてくれた!トトロのTシャツまで頂いてしまい、めっちゃ感激。
お味ももちろん、めっちゃ美味しかった~
お忙しいのにパトちゃんと私と別々に丁寧なお手紙まで頂き、ほんまに頑張らねばっ!!って改めておもった。
研究者タイプの冷たい感じのドクターが多いこの病院でも、彼女のような医学生がいるというのに救われる思い。きっと患者の気持をわかろうとする、素晴らしい医師になられると思う(^^)
【手術へ向けて】
Breast MRIとマンモグラムを撮った。マンモグラムはその場で結果を教えてくれるんやけど、そこで「なんじゃそら?」な事を言われた。以前はわからなかった新たな影が発見されたので、またバイオプシーが必要との事。
心の中やねんけども・・・「てめーっ!!今さら何ぬかす?ふざけんなっ!!ごぅりゃあ~っ!!」なんて、もんのすごいガラの悪い神戸弁、しかも巻き舌で思ってしまった!!(怒)・・・とはいえ、自分の身に起こった事で、しゃーないので、バイオプシーの予約をとった。
そのマンモグラムと同日に乳腺外科医のアポもとっていたので、とにかく詳細を聞いた。パトちゃんもびっくり!!このまま温存手術へ向かうものとばかり思っていたのに、そのバイオプシーの結果、そこもガンの場合は、場所的に温存手術はできないとの事。なっ、なんやって~っ!? 抗がん剤の奏効が順調やったのに、ガン恐るべし(汗)
また親バカな思い込みって笑われそうやけど、今から思えば、またここ最近、ターディにゃんが右胸を触ってきていた。
やっぱり何かわかるんやろうか、この仔は?
怒りであんまり寝付けすにいて、ふと腰付近の生暖かい感覚に気がついて見て見ると、ニャンがもたれかかっていた・・・その毛深い背中を見ていると気がぬけてしまい、暫くなでてるうちに、いつのまにか熟睡できた(笑)
【で、どうする私?】
衝撃の新事実を知らされた時は、めっちゃ温存手術こだわっててんけども、ターディにゃんのおかげで熟睡できた翌日は、全摘の方がいいかなあ?って考え始めるようになった。
当初、温存も全摘も効果は同じという説明やったから、できるだけ脇のリンパを残したかったので温存にしようと考えてた。脇のリンパを全部とってしまうと、重いものを持ったり、ターディにゃんにひっかかれたりした時にリンパ浮腫の心配が出てくる不便さがある。
んでも、温存手術ができたとしても、こんな調子で「また前はわからなかったところにガンがあったんです~」なんて言われた日にゃあ、どないなるねんっ???って想像したら恐ろし過ぎるから、ここはリンパをあきらめて、全摘の方がいいような気がしてきてる。
それにしてもなぁ~病院側の「めっちゃ切りたいねんっ!!同時再建したいねんっ!!」的な態度にびっくり!!まだバイオプシーもしてないのに、じゃんじゃん電話がかかってきて、あっという間に美容整形外科のアポイントと仮の手術日の予約を提案された。普段、いろんな予約をとろうとしても、めっちゃ愛想ないし、大変やのに、なんでそんなに積極的なん?アジア人の症例が欲しいとか、めっちゃ儲かるとかあるんやろか?(汗)なんて勘ぐってしまうやんか。
パトちゃんには、ほんまに申し訳ないけど、ここで間違いがあってはこわいので、そのへんのやりとりは、全部やってもらった。めっちゃ感謝。とりあえず美容整形外科の話は聞きに行く事にした。バイオプシーは、全摘するんやったら、針をさされて時間かかるんは無駄やから止めておこか~ でも一応調べるだけは調べてもらおっか?って考え中。
ここでセカンドオピニオンが欲しいところなんやけど、私の場合、立地条件的にも、過去の筋腫の手術あれこれの説明などの事を考えても他の病院を考えられないので、ここに任せるしかないと覚悟を決めた。まあこれも、私の運命でしょう~受け入れますよ~(^^)
病院が進める摘出手術と同時の乳房再建手術は、美容整形外科の説明を聞いてはみるけど、シリコンとかを胸に入れるっていうのもなあ~ もうオバハンやから、そのままにしとこっかなあ?とか右胸だけ垂れずに張りのある美胸(ウソ胸やけど)になってもなあ(笑)なんて考えたら、再建せずにそのままの方がいいような気もするねんなあ。どうだかねえ?10年ぐらい若かったら再建に向けてもっと前向きやったやろうけど、今は感染症の心配とかもない方がいいから、そのまんまで行こうっていう気も強いねんよなぁ~
こういう時、色々考えてもしょーがないので、成り行きに任せようと思う。ほんまに「神様の言うとおり」って感じやわ(汗)オバハンになるっていうのは、こういう時、根性がすわってていいのかも?(笑) ほんまに、あんまり考えても思うようにはならんのが病気ってもんやな(汗)
ぼちぼちやわ(^^)