金曜の夜、急に思い立ってスーパーでカボチャを買った。朝、通勤電車でステファニーとハロウィンの話をしていて、ジャコランタンを作ってみたくなったから。ほんまはどっかの講座を受けたかったんやけど、時間もないことやし、Youtubeで作り方を見てると簡単そうやったし適当でいいかと作業にかかった。カボチャも4ドル95セントやったんで失敗してもどうって事はない。怪我だけはせんように気をつけた。

初挑戦なんで、とりあえずシンプルな顔で簡単に作ったんやけど、カボチャが硬いのなんのって！！

最初に頭のフタをくり貫いて種を出す時、とにかくナイフが突き刺さらへんっ！そらそうやなあ、煮物作るときもカボチャって硬い。

やっぱり専用のナイフ買うべきやったかなあ？とか思いつつ、そのへんのナイフでなんとか。

灯りをともそうとフタを明けたら、ターディにゃんが、めざとく見つけてジャック君の脳みそチェック！

においを嗅ぐも、「空っぽニャ！脳みそないニャ」 と、ご不満な様子。

はいはい、「猫おやつ」をあげるのは、ハロウィン当日ね。どうせおやつあげても、イタズラはするんやろ（笑）

とりあえず灯ともしたら、こんな感じ。蝋燭はなんか危険な気がして、小型懐中電灯使用やってんけど、やっぱり蝋燭の方が、色が綺麗やったと思う。

ハロウィンには死者が蘇ると言われてるから、「グレムにゃんも、ちょこっと蘇ってきてくれへんかなあ～」なんて思いつつ、メタリック・グレムにゃんにお供え（？）してみたりした。

野菜をお供えして、お盆みたいやな（笑）

うちには子どもがおらんので、ジャコランタンは、ドナさんの勤める小学校に差しあげる事にした。喜んでくれるといいなあ～ 

今度はいつかわからへんけど、次に作るときは、もちょっと道具とやり方を研究して、デザインも工夫してみようかしらん。なかなか楽しかったわあ。

秋深し・・・っていうか、もう早朝は3Cとか、冬の気温なんやけど、来週はまた20Cぐらいまで上がるらしい。いったいどうなっているんだか？干ばつやったせいか、紅葉がいまいちなんやけど、それなり秋色いっぱい。

おなじみのアパート付近も彩とりどりの葉っぱで覆われてる。

秋晴れの日に強い風が吹くと、激しくもぎ取られていってしまい、あっという間に裸になってしまう木々、なんというか、儚くもダイナミック。

毎年、この燃えるような紅を見ると、冬に向けて「がんばるでっ！」っていう気になる。

これからの季節、ハロウィーンに、 サンクスギビング、クリスマスと賑やかに過ぎて行く。そうやって厳しい冬をまぎらわさねば！

冬支度、冬支度～ 

めっちゃ頑張っとう銀杏の葉っぱに見入ってしまった。 

う～ん、黄色と緑、空の青が日の光に映えていい。

先日、お稽古で生けた菊。先生は「赤紫はもっと濃い花じゃないとねえ・・・」とおっしゃってたけど、私には十分、日本な秋気分。わざわざ菊を手配して下さった事に感謝。

急に「菊人形」を見に行きたくなった。

冬毛になりつつあるのか？フカフカ度が上がってきたターディにゃん。 

めっちゃ「鳩胸」で笑える。

この家の窓から見る初めての秋は気に入ってくれたやろうか？長男グレムにゃんがいなくなって、耐え難く寂しかったけど、ターディにゃんに会えてよかった。寒くなると猫のぬくもりは、めっちゃ有難い（笑）

前から興味はあったものの、なかなか行く機会がなかったキャット・ショーに行って来た。純粋種はもちろん、雑種もいろいろ、だだっ広い会場にずらーっと猫のケージが並んでいて、先へ進むと審査員が一匹ずつ観察しながら点数をつけていた。

猫の躾は難しいというけど、こういうショーに出てくるニャン達はお行儀よくて、どれもこれもかわいかった。パトちゃんは、大好きなメインクーンとノルウェージャン・フォレストキャット（どっちも、めっちゃフカフカ系の大型猫）に見入ってて、あいかわらず猫に話しかけていた（笑）「これ、ほんまに猫？」っていう大型猫もいて、なんか小型犬の大きさも通り超して、小熊のイメージやった。かなり重たそうやってんけど、いつかだっこしてみたいと思う。

審査員の中に日本人女性がおった！なんか嬉しくなってしまい、失礼を省みず、つい馴れ馴れしく話しかけてしまったんやけど、親切な方でよかった。最初は自分の猫をキャット・ショーに出す事から始まって、いろんな経験を積みながら倶楽部に所属したりして活動を広げてこられたとのこと。ほんまに猫好きじゃないとできへんなあ～って尊敬。

→　私が行ったショーではないけど、キャット・ショーってこんな雰囲気（YouTube） 

純粋種じゃなくても、「家猫の部」でターディにゃんも参加できるらしいので、頑張ってみようかなあ！なんて、親バカな事をちょっと考えたけど、「完璧なお手入れ」っていうのは、私もパトちゃんも、ターディにゃんも無理そうなので見に行くだけがいいなあと思いなおした（笑）　ターディにゃんは、美容目的じゃなくて、獣医さんのお勧めで、月末にエステを経験する予定なんやけど、恐がらずに頑張ってほしい。

ショーの会場で、キャト・タワーを衝動買いしてしまった。

「いやあ～　猫はボンドを、舐めまっしゃろ？そらアカン言うので、うちの製品はボンドを使うとりませんねん。オハイオで手作りしとります。　メイド・イン・アメリカですわ！ベンキョーしときまっせえ～（関西弁風和訳）」というオジサンの売りに乗せられてしまった。

でもまあ、ターディにゃんがすっかり気に入った様子なので、よかった。

→Custom Quality Pet Funiture 

だんだん家に慣れてきて、ますます絶好調のターディにゃん。やっぱりうちの子が私達にとっては一番やなあ～なんて、親バカがつきないパトちゃんと私であった（笑） 

土曜日は久しぶりにパトちゃんとおでかけ。ライブハウスにLindsey Stirlingを聞きにいった。最初名前を聞いた時は「誰それ？」状態やってんけど、実はこの人、今とってもYoutubeで注目の人やってんねえ。「ゼルダの伝説」のコスプレで演奏なんが特に話題。オバちゃんはついてってなかったよ（汗）オタクなパトちゃんがVIPチケットを申し込んだので、 ライブの前にサインと写真撮影に。

Lindseyは、とっても気さくな感じ。

パトちゃんが「ブログに載せてもいい？」って聞くと「もちろん！どーもありがとう」って即答。

Youtubeがきっかけでブレークした人だけに、気前がいい。

このコンサートの様子も、早速Youtubeにアップされとった！

コンサートは椅子なしでライブハウスに詰め込みやったので、なんか満員電車みたいやった。小柄でかわいいLindseyが軽やかに踊りながらバイオリンを弾き始めると、観客も飛んだり跳ねたり。いい年とってる私達も、めっちゃ楽しい♪　なんというか、耳管を伝わって体に入ってきた音が肋骨に響く感じ？彼女のオリジナル曲も好きなんやけど、彼女風な「ターディにゃんのテーマ」・・・じゃなくて「オペラ座の怪人」のテーマ曲が好き。コンサートで演奏せんかったから残念やと思ってたら、アンコールでしっかり演奏してくれた。めっちゃ嬉しい♪

これからのご活躍に期待やわあ～

→　Lindsey Stirling Live in Chicago  

→　「ゼルダの伝説」　Lindsey Stirling

ターディにゃんは、すっかり家に馴染んでくれた様子で、おりこうさんに、お留守番をしてくれてた。段々と活発を通り超して「いたずらっこ」になってきてるので、ほんまに「怪人」にならんように注意が必要かも？でもでも、「腕白でもいい、たくましく育ってほしい～　丸大ハム（←古いな）」な心境。

筒型のおもちゃが好きで、いなくなったと思ったら、もぐっとった！というのがたびたび。

シェルターでは1歳半という事になっててんけども、獣医さんは「ちょうど１歳になったとこぐらいなんと、ちゃいますかあ？（関西弁風和訳）」と言うてたらしい。

若いから力が有り余ってる感じ。　人間でいえば20歳前ぐらいのピチピチ男子やな。

家猫の青春ってどんなんか知らんけど、頑張ってくれたまえ～

お陰様で、今週の木曜日にグレムにゃんの弟ニャンを迎える事ができた。ニャンがいなくなっていらい、そこかしこにニャンの姿を探してしまうのがさびしくて、ちょっと猫さんと遊ぶつもりで近所のシェルターへ行った。そしてそこでパトちゃんは、その男の仔に惹きつけられてしまった。

正直なところ、私は最初「なんで？」と思ったけど、今はこの仔の虜になってしまった（笑）瞳の色が独特で、グリーンの周りに金色がある。なんていうか、NARUTOにでてくる「写輪眼」みたいに、見つめられると、すーっとすいこまれてしまうような怪しい輝きがあるねん（笑）

一見「コワモテ」なこの仔は、シェルターではScarface（傷のある顔）と呼ばれとった。

昔、アルパチーノの映画でそんなんあったし、バットマンにもそんなキャラクターおったっけ？

かっこいい系で行くならその名前もいいと思うけど、どうも性格がそうじゃあないらしいので改名する事にした。

「猫に人間の名前ってなんかイヤやねん（関西弁風和訳）」とパトちゃん。確かにグレムリンも人の名前ちゃうかったけど、じゃあどんなんがあるんよ？

「ターディス（TARDIS)ってどない？」と、パトちゃんらしいオタクな提案。お気に入りのイギリスBBC制作ドラマ「ドクター・フー」に出てくるタイムマシンやな（笑）

「とーきーを～かけるニャンコ♪あーいーは～輝くふね～♪」なんて「時をかける少女」の歌が頭を流れた←ああ、年がバレる（隠してへんけど）

グレムにゃんとの「時」がつながりそうな感じもして、いいなあと思った。

→　ターディス　Wikipedia 

→時をかける少女　Youtube  

パトちゃんの同僚の人で「ファントム」という名前を提案してくれた人がおった。「オペラ座の怪人（The Phantom of the Opera）」って、そのまんまやん！（笑）

もしこの仔が黒猫やったら「ファントム」ってつけたかもしれへんけど、この「ニャン相」をもっとポジティブにしたかったので、やっぱり「ターディス」に。

シェルターではなかなかの人気者やったターディス、パサパサ音が好きなので、レジ袋でかこんであげた。

 これからいろんな発見があるやろうけど、猫ベッドからこぼれる変な猫や。

パトちゃんも私も、暗黙のうちにグレムにゃんとは違うルックスの猫を探していたと思う。

グレムにゃんには、長男としてこれからも私達を見守っててほしいと思うし、ターディスには別な「ニャン生」を生きてほしいと願う。

グレムにゃん～、ターディス～楽しく過ごせるように、私達に力を貸してね～

ここ数日、１２Cぐらいの気温が続き、さすがに何かはおってなければ寒い。散歩にはいい季節で心地いい感じではあるんやけど、ここから急に冬になるのがこわい。

で、本格的に寒くなる前にカーペット・クリーングに来てもらうことにした。グレムにゃんが闘病中に吐いたりしてんけど、洗剤を使うのをひかえてたのでシミがいっぱい、ほこりもいっぱい（苦笑）ニャンの痕跡が消えてしまうような寂しさはあるものの、掃除は掃除やしね～

 でっかい業務用の掃除機を持ってきはるんやろうなあって思ってたら、掃除機っていうよりは装置をを持ってきてくれはった。

ミニバンから直接ホースを引いてるねんけど、このホースが直径８ｃｍぐらいで、またでっかい。

ホースが、なんか大蛇みたいやから、他の住民の迷惑にならんかとちょっと気になったんやけど、考えてみれば、他の人もこうやってクリーニングするんやから、まあいいかあ～

しかしまあ狭いアパートに大げさなんじゃあ？

実家はフローリングやから頼んだ事なかったけど、日本もこんなんなんやろうか？

息のあったエンジニアさんが2人で手際よく家具を運んでくれたりして、1時間ぐらいでクリーニング完了。144ドルだったので値段もいい感じ。自分でお湯を使いながら掃除しても隅々までは掃除できへんし（・・・とイイワケしてみる）スチームでホコリが洗われて気持ちいい。

が、しかし、乾燥するのに24時間ほどかかると言われ、覚悟はしてたけど、それは少し面倒やった。一夜明けて、毛足が復活したカーペットを見て満足。もう古いので綺麗になったといっても限界はあるものの、よかった、よかった～

シカゴには珍しく、まだ30C近い気温が続いている。朝晩は寒くなってきたのでそのうちぐぐっと秋が深まると思うけど。

上階のルーシーおばあちゃんのお花、暑さでダメになりかけてたけど、みごと復活！

付近の芝生も息を吹き返してきてよかった。それでなくても冬は風景の色が少なくなるのに、夏まで緑がなくなるのは寂しすぎる。

近所を歩いていると、鳥が好きそうな赤い実がいっぱい。

春には桜に似た花をつける木からの収穫。

サクランボとは違って、めっちゃ硬い。

すんごい食べてみたい気がするけど、 恐いのでしない（笑）

一枝もらって「いけばな」の修行をしたいところやな。 

枝の手入れをする時にもらえるように管理人さんに頼みに行こうかなあ～ 

暑くもなく寒くもない、いい感じの季節。秋の気配が感じられて、ちょっと物悲しい時期やけど、なんかいいなあ～

連日30C超の暑さでふーふー言っててんけど、今週末はすっかり秋の雰囲気。今日は半袖では室内でも寒い。これから急に秋が深まるのかも？

パトちゃんと一緒にグレムにゃんの写真集を作ろうとしている。パトちゃんがどうしてもニャンが拾われたところの写真も入れたいというので、祝日の月曜に撮影に～

 オレンジラインとバス停が繋がった場所。パトママはここでグレムにゃんがニャーニャー鳴いているのをみつけたらしい。

でもこんなところに野良の子猫っていうのも不自然やから、実は脱走してきたのかも？なんて思う。

ニャンは多分メイン・クーンで、メイン・クーンのブリーダーがこの付近にある。そっから逃げた？

日本の電車と比べると、「いつの時代？」って思うようなのどかな電車が走る。 

通勤には不便やけど、休日に乗るにはガタゴト揺れるのも懐かしい感じ。

ホームからはウイリス・タワー（旧名シアーズ・タワー）が見える。街の中心地が近い。

このほか、以前住んでいたアパート付近にも行って写真をとった。

撮りながらニャンと会えた不思議な「ご縁」に感謝。

帰り道、近所のパンケーキハウスに立ち寄った。

パトちゃんはブルーベリー・パンケーキ、私はクレープを食べた。

 もちろんソーセージもたのんだので、甘い物の後には塩辛いもの、塩辛いものの後には甘いもの・・・・・と、危険なエンドレス状態のはじまり（汗）

いやしかし、美味しいものを食べると元気が出るもんやね。

体重は気になりつつ、まずは気持ちが元気でないとっ！なんてイイワケしてみる（笑）

ここ2日ほど、ハリケーン・アイザックの影響でずーっと曇り空が続いている。たまに大雨になったりするけど思ったよりひどくはない。なんか日本の梅雨みたいで、ちょっと懐かしい。

今日は、結婚記念日、お陰様で7年経った。いつも見守って下さっている人達に感謝。グレムにゃんにも感謝。はじめてグレムにゃんがいない結婚記念日やけど、メタリック・グレムにゃんと一緒のはじめての結婚記念日。

そんなふうで外出するよりは、家で「ドクターWHO」を2人で見ながら過ごしてる。オンデマンドで見てるねんけど、パトちゃんはすっかりはまってる。火曜日に「記念日ご飯」に行く予定やけど、晴れるといいなあ～

日本に帰省していた友達から「みなしごハッチもどき」の靴下をもらった！

なつかしいくて、なんかなごむ～

再放送してくれたら、きっと見ると思う（笑）

これを見てパトちゃんは意味がわかってへんから、私が機嫌よくしているのを不思議そうに見てる。

それがなんかおかしくて、なごむ。

優しいお悔やみの言葉で励まして下さったみなさん、どうもありがとうございます。毎日グレムにゃんの姿を探すのが習慣になっていたので、いろんなところにニャンの姿が浮かんできます。悲しみを乗り越えるには、まだまだ時間がかかりそうですが、一週間たって、だいぶ落ち着いてきました。

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水曜日、会社から帰宅すると「Say　OKAERINASAI（おかえりなさい）to Gremlin」とパトちゃんが言った。月曜日に動物葬儀場へ連れて行ったので、グレムにゃんが灰になって帰ってきたのだ。

このメカ・ゴジラみたいな入れ物にグレムにゃんが収まっている。　

メタリック・グレムにゃんとして蘇り「ただいまニャ～」なんて言いそう。思わず、ニャンのお気に入りやった窓辺に連れて行ってみる。

それまでは闇雲にニャンの姿を探してしまってたんやけど、話しかける対象ができた事で、私達の気持ちも少し落ち着いた。

先週日曜の午後、なごりをおしみつつ、夏場なので早めにニャンを引き取ってもらわねばと葬儀場へ電話するも、なぜかつながらず、お迎えの車は断念した。

これは私達に連れていてほしいっていうニャンの遺志かなあ？と思いつつ、月曜日の朝連れて行った。

葬儀ミサをする人もいるけど、私達はミサではなく、最後にニャンの頭をなで、肉球プニプニしてお別れした。

灰をクリスタルに混ぜてペーパーウエイトにしたり、ペンダントにする事も考えたんやけど、なんかニャンのイメージとは違うような気がしたので、この入れ物だけを選んだ。 

ニャンの遺影を飾るフレームも届いた。今はパトちゃんと2人で写真集をつくろうと、どこのフォト・ブックがいいかなど検討中。

毎日のようにニャンの写真を撮っていたので、選ぶのも時間がかかるけど、こういう作業をしつつ、すこしずつ心が癒さされていく感じ。

フカフカと毛深い感じはなくなっても、あの偉そうな雰囲気は「メタリック・グレムにゃん」 の中にも感じられて嬉しい。

亡くなってからも、笑えるニャンである（笑）

これからはメタリック・グレムにゃんと一緒に楽しく過ごすように努力しよう。