ここ数日、毎日のように雷雨と集中豪雨がすごい。空がだんだん暗くなって暗雲が立ち込め、悪魔とか魔女が降り立ってきそうな雰囲気になったかと思うとダッと激しい雷雨になる。だいたい2時間もあればおさまるけど、グレムにゃんもそわそわする。暗くなった部屋で緑色の目がビカッと光るので迫力がある。でもニャンもやはり心細いのだろうか？昼間は「しょうがにゃい、ユウコしかおらん」っていう態度で、さりげなくこっちにやって来る。

3日前の夜はとくに激しくて、隣町で浸水や小さな竜巻があったらしい。中西部の自然は激しい。私達の住むアパートも警報サイレンがしばらくなっていた。一応、懐中電灯、蝋燭、ジュース、クッキー、ブランケットなどを用意して、待機していた。こういう場合、グレムにゃんをすばやく捕獲してキャリーに入れねばと思うけど、ギリギリまで待つことにした。3時間ぐらい続いたいつもより激しい雷雨は過ぎ去ってくれてよかった。かなり回復したとはいえ、まだ鎮痛剤を飲んでいるし、「こんな時に避難はやめたって～」って感じやった。

人生、なにが役に立つのかわからんけど、神戸に生まれ育った私には防災訓練的な事がある程度見に着いているというか、アメリカとは状況が違うとはいえ、非常食などは用意しておかねばと思った←ただ単に食い意地がはっているともいう？

これに対してパトちゃんは、何も持たずに地下に逃げようする・・・アカン、アカン！荷物が多すぎるのも身動きできんようになるけど、多少こまらないだけの非常食とか水とかブランケットを持っていくのは常識や～何もなしに逃げるっていうのは、ほんまに最終手段でないと、このあとどうすんの？と思った。そう滅多な事はないやろうけど、アメリカの自然は厳しいから、備えておかねばと改めて考えさせられるような、激しい雷雨やったわ。

ここ最近、28C～33Cぐらいの気温が続いているけど、風があるのでほとんどクーラーをつけずに過ごしている。

ふと気がつくと、グレムにゃんはゴザの上ですやすや寝ている・・・ほんまに、快適な場所をちゃっかり見つける天才やな。

毛皮が暑苦しそうやけど、そうかと言ってクーラーを効かせると寒いみたい。ややこしいやつ。わがままなやつ。でもなぜかニャンには弱い私であった。

６月９日に手術を受けてから、お陰様で順調に回復しております。励ましてくださった皆様、どうもありがとうございます。

いやあ～それにしても驚くほど大きな筋腫やった！大学病院やし、ほんの少しやけど悪性の可能性があったもんで、数人のドクターと学生が立ち会ってくれたらしい。術後にいろんなドクターやドクターの卵さん達が「気分はどう？」ってみにきてくれた。来る人来る人「あなたの筋腫ねえ、すっごい大きかったんよお～っ！babyみたい！！」って言うし、「（研究に）使えるわあ～っ！」ってエキサイトしてはった。こんな事でお役に立てるんやったら、いくらでもどーぞ～

後日、お腹を開いた時の写真を見せてもらったけど、ほんまにでっかくて、エイリアンみたいやった！林檎みたいなのが３つもあって一塊になっていたらしい。重さはなんと２１００グラム！「筋腫ダイエット」になるか！？その分を埋めるように、食べているので無理かなあ？～とりあえず良性でよかった。

筋腫がドクターの予想より大きかったために、切り込みも大きくて、２５ｃｍぐらいある。普通はおヘソから下へまっすぐ切るらしいけど、それではたりずにおヘソを避けてクエスチョンマーク「？」のようにおヘソの上も切られている。目覚めたときはホッチキスがいっぱいで、下手な紙工作とうか、なんとも言えない図工的なお腹になっていた。

それにしてもアメリカの医療、激しく厳しいっ！術後２０時間もたたないうちに、立って歩けと言われ、４日で退院。１週間後に電車に乗って、お腹のホッチキスをはずすために病院へ来いといわれた。アクション映画とうか、「ランボー」や「ターミネーター」みたいに、「負傷しても戦う！」みたいな激しい医療！すごすぎるっ！

同時に鎮痛剤の効き目のすごさにもびっくり！しかし～痛くないからと言って、無理しちゃあ、アカンよね。６時間おきにMotrin（イブプロフェン）と４時間おきに別な鎮痛剤Norcoを飲んでいる。はじめはダブルで飲んでいたけど、今はMotrinだけにしようとしている。だんだん減らしていかねばね。

病院では「痛みを１～１０の数字で表現してみて」と定期的に聞かれた。んなこと言っても、大げさに痛がる人の数字は高めやろうし、我慢強い人って低めなんちゃうん？鎮痛剤が必要な最低レベルは４の痛みになるそうやねんけど、これも大げさな人は６とか７って答えるのでは？よくわからんので、私はいつも４と答えててんけど、普通の言葉で「さっきより痛みがマシになりました」とか、「昨日より痛くなりました」みたいに言う方がわかりやすいんちゃう？って思うのは私だけやろうか？まあ、どうでもいけど。

グレムにゃんは、私の事など全くおかまいなしに、のんきに毛づくろいをする・・・・その自分の事しか考えない毛深い姿を見ていると、力がぬけてしまう。

夜中の2時ごろニャンニャン泣きまくるのは「お薬の時間ニャ！」と起こしてくれているの？なんて考える私は、やっぱり猫バカ。

まあとにかく、10ポンド以上のものは持ってはいけない等の制限はあるものの、ほとんど普通に歩けるようになったし、鎮痛剤の量が減ってきたので、だんだん頭もすっきりしてきた。あとは肺血栓予防の為に手術前に体に埋め込まれた下静脈フィルターをはずすだけ。これは多分1ヶ月後ぐらいで、30分ぐらいの処置ですむはず。

どうしようか迷ったけど、パトちゃんからもらった「のだめマングース」は病院に連れて行った。44歳ぶらさげて、ちと恥ずかしかったけど・・・ちなみにモーツアルト君にはお留守番してもらった。病室に置いていると、「のだめマングース」はドクターやナースにとっても人気。みんな「のだめ」を知らないけど、「めっちゃかわいいなあ！（関西弁風和訳）」とだっこしていった。

いくつになっても、こういうものって、患者の心を和ませるものなんやなあ～グレムにゃんも「生きたぬいぐるみ」みたいやし・・・

「病は気から」っていうから、ぼちぼち行こうと思う。

さっきトントントンとドアをたたく音がして、ドナさんが来た。

「ミツワに寄ったら、イベントやってたから買って来てん。ユウコ好きでしょ（関西弁風和訳）」

おお！なんと明石ダコ入りたこ焼きではないかっ♪

す、すばらしい～

タコがでっかい！

紙袋に「大阪いったらよらなあかん」って 書いてあるけど、今度、帰省したら、ほんまに「よらなあかん」と思ったわ♪

→たこ焼き「くくる」のホームページ

ドナさんは、とーってもいい人やねんけど、今日はまた一際いい人やと思った。

ああ～し・あ・わ・せ♪

夏みたいに暑くなったと思ったら、今週は涼しくて春のような過ごしやすい気温。激しい雷雨もあって、不思議な天気。でも冬と比べてなんて快適～

いよいよ9日が手術やけど、あんまり暑くなさそうでよかった。あとはドクターにお任せ～

グレムにゃんは、ソファベッドのはしっこを枕にして寝る。

そんな固いものを枕にして、首が凝らないのか？

夏になると、昼間はこのソファベッドで寝たがるのだが、なぜそんな端っこに寄る？

それにしても毛深くて暑そう～

夕方、別なベットで、ぴーん と手を伸ばして寝ていたので、つんつんつついてみた。

薄目で私をちろっと睨んだ。

その毛深くてまるい手を、思わず握り締めてしまった。

パトちゃんが歌いだした～

Oh Gremlin!

You are so fluffy~~

♪♪♪　meow meow meow meow meow~~

I wanna hold your paw~~

あのビートルズのI wanna hold your handの替え歌。

あいかわらず変な夫。猫もかなり変やし。　でも癒される～

夕方、アニメ「ワンピース」のDVDを見ていたときのこと。突然グレムにゃんが手・・・というか、前足を伸ばしてパトちゃんの足にピトッと乗せた。猫バカな私達、しばらくDVDを一時停止にして、ニャンの様子を観察。

ニャンよ、なぜパトちゃんの足を踏む？ 

「それは、そうしたかったからニャ、ユウコには関係なかろう」なんて言われそうな態度。

そんなに丸くて毛深い手で踏むから、パトちゃんはそのまま動かれへんやん。

羨ましい～

私も、そのプニプニの肉球に踏まれてみたい！ 

パトちゃんが「病院のお友達を連れてきてあげたで（関西弁風和訳）」と言い出した。

「なんのこっちゃ？？？英語を聞き間違えたっけな？」ってキョトンとしていると、モーツアルトのお人形をプレゼントしてくれた。アイネクライネナハトムジークのオルゴールがついている。

続いてもう一人は「のだめカンタービレ」のマングース。いったい、どこで手にいれたのやら？？

6月20日にシカゴシンフォニーで、ベートーベンの第九を聴きに行く予定になっていた。手術の為に、私のお誕生日プレゼントだったこのチケットを諦めねばならなかったので、不憫に思ってくれたのだろう。ありがとうパトちゃん・・・うーん、確かにそれはあったやろうけど、「のだめ」にはまってしまった、パトちゃんのオタク的趣味ではなかろうか？以前買ってもらっていたベートーベン君と、思わず「のだめ」な写真を撮ってしまった。「44歳ぶらさげて、入院にぬいぐるみもなかろう」と思うけど、いやまあ、素直にどうもありがとう、パトちゃん。お世話をおかけします～

先週末はカミカミがシカゴに来てくれた。遠いのに、わざわざ立ち寄ってくれたことに感謝。

オヘア空港に迎えに行くと、なんと飛行機が到着してからゲートに出てくるまで2時間以上かかっていた！入国審査が厳しくなっているとはいえ、いくらなんでもかかり過ぎでは？さすがに何かあったのかな？まさか別室に呼ばれて調べられてるとか？なんて心配してしまった。年々、アメリカへの入国って大変になるなあ。

私の家はダウンタウンから離れていて不便なので、一緒にホテルで3泊させてもらった。

和食、フレンチベトナム、ギリシャ料理、寿司と食べまくった。写真は朝ごはんに食べたOriginal Pancake Houseのパンケーキ。メイプルシロップとブルーベリーソースで朝からしあわせな気分。

一緒に頼んだソーセージ・・・やっぱり「甘いものの後には塩からいもの」「塩からいものの後には甘いもの」・・・こうやって食欲はエンドレスになるんや～

仕事の都合で休暇がとれなかったので、替わりにパトちゃんに休暇をとってもらい、カミカミと一緒に観光してもらった。パトちゃんのオタクぶりがすっかりバレてしまった！瞬く間の4日間やったけど、すっごい食べてしゃべって、楽しかった。カミカミ、どうもありがとう、また来てね～

 昨日の土曜日は、パトちゃんのお友達、ブライアンさんと3人でマイナーリーグの試合を見に行った。ひさびさの野球観戦、暑くも寒くもない気温で快適やった。

気温が適温やったら、つい食欲も出てきて、ホットドッグや綿飴を食べてしまった。

Windycity Thunderboltsのキャラクター、Boomerのぬいぐるみ君を見つけて思わず撮影！野球観戦はどこに？？？

まあ、別な楽しみ方があってもいいやんね～

ここのところ暖かくなってきたもので、グレムにゃんの毛が抜けまくっている。いやがられながらブラッシングするも、ヘアボールを吐いてしまう。床も毛まみれで、掃除してもきりがない。

今朝4:30ごろから、にゃんにゃん泣き喚くグレムにゃん。

土曜日やから静かにして～って思ってたら、ケポケポケポとヘアボールを吐いた～

体調が悪いと家族を巻き添えにするニャン

「しんどいんにゃああああーっ！！！」と叫びまくっていた。

しかし、一旦吐いてしまうと、あとはすっきりするみたいで、熟睡する。

カーペットを拭いている私を横目で見ながら「あと、よろしくニャ」って感じ。

フカフカのお腹を見ると、つい触らずにはいられない。

そして触ってみては嫌われる・・・ちゃんとお掃除してんから、ちょっとぐらいご褒美ちょうだい！

ついでに顔もうずめてみたけど、やっぱりやめられへんなあ。 

去年植えたミニチュアラベンダーが満開になった。パトちゃんが好きな花。でも40cmぐらいの高さやから、大好きな香を楽しむのは難しいな。来年はもっとずっと高く育っているといいな。

お陰様で手術の日が6月9日と決まり、やれやれ～

保険会社に連絡して事前承認も取れたし、費用の方も大丈夫。

何事もなかったように今はすっごい元気で不思議～

土曜日は前々からお会いしたいと思っていたユキコさんとダウンタウンで会った。フレンチマーケットでクレープを食べ、少し歩いてシュークリームを食べ．．．と食べながら色々お話できてよかった。なんでもない会話がめっちゃ楽しい！もっとお互いの家が近かったら頻繁に会えるのに、アメリカって何をするにも距離があって不便やな。

ユキコさんにお会いした後は、マサコさんのBaby Shower（これから赤ちゃんが産まれるお祝い会）へ参加させてもらった。噂には聞いていたけど、はじめて参加するイベントにわくわく～マサコさんの楽しいお友達ともお会いできて楽しかった。

Baby Showerでするゲームがおもしろかった。哺乳瓶で麦茶の早飲み競争、妊婦さんのお腹まわりの長さ当てクイズ、ベビーフードの食材当てクイズなど。ひときわ笑えたのが、5つの新生児用のパンパースに5種類のチョコレートをそれぞれつけておいて、それがどの銘柄かを当てるクイズ。なんかリアルに「赤ちゃんのう〇こ」みたいですごかった！

日本だと、出産祝いをして、その後お返しにまた「内祝」で何かを贈って・・・というふうになるが、ここでは参加者にプレゼントしてもらいたいものをリクエストするのが一般的。自分のお気に入りの店のＷｅｂにリクエストしたい商品を登録しておくと、プレゼントしたい人はそこから商品を選んでお祝いを贈る事ができる。なんとも合理的で、変な気遣いがなくていい。

幸せのお裾分けをしてもらったようで、ほんまに楽しかった♪

それにしても、一日中、よーけしゃべった！

来週はカミカミがシカゴに来てくれるので、またしゃべりまくる事になるやろう～ああ楽しみ～

ふと気がつくと、動物愛護団体から送られてきたブランケットの上で、グレムにゃんが寝ていた。

よくまあ、ブランケットと同じ顔で寝れることやな。

気持ち良さそうでうらやましいけど～ 

実は筋腫が思いのほか大きくなっている事がわかり、MRIの結果、またまた手術が必要という事になった。今度こそ子宮全部摘出。

「げっ、ほんなら、過去に受けた内視鏡の手術と放射線の手術が無駄というか、最初から全部摘出しときゃあよかったあ？」って少し残念。が、しかし、それだけやってみたので、「ここは潔く！」という気持ちにもなれた。術後、なんか痛そうやねんけど、しゃーないねえ。4日入院、6週～8週の自宅療養と、少々時間がかかる。5月後半～6月初めの手術になりそうやけど、今、ドクターにスケジュールを調整してもらっている。→ちなにに、前回の手術の様子はこちらから～

パトちゃんはいつもながら優しくて「手術後は買いものに行きにくいやろうから、今のうちにミツワで好きな食べ物買っておいで（関西弁風和訳）」

ありがとう！「食べ物」の心配してくれて～そうそう、私にとって、食べる事はすっごい大事。

ちょうどイベントコーナーで、ヨモギの柏餅と鶯もち を売っていたので、思わず買った！

ああ、ひさびさの「あんこ」♪

そういえば、わが家の毛深い長男も年寄りとはいえ、男の子であった。

鯉の置物があったので、記念撮影。食べられないので、にゃんは無関心。

まあ、こういうのって、親ばかやけど、私が満足すればいいねんよね。

菖蒲湯なんかにつかってみたいなあ～

アメリカにもゴールデンウイークがあればいいのに～

からっといい天気やったのに、２日前から雷雨になったり、じめじめしてきた。春の長雨といったところやろうか？桜に似た花は散ってきたけど、芝生が雨で元気になった。ミニチュア・ラベンダーもツボミが出てきたので、楽しみ～ 

健康にいいからと言って、パトちゃんがチェリージュースを取り寄せた。味は濃厚ですこしすっぱいけど、美味しい。ミシガン大学の心臓外科医と研究開発された製品なので、ずっと飲み続けると効果が出るんかな？

ビンがかわいかったので思わず撮影。

→Very Cherreへのリンク 

グレムにゃんは、寝ている時も猫背になって、気持ち良さそう。

早朝にニャンニャン騒ぎ、私とパトちゃんが起きたのを確認すると、自分はぐっすり。

休日は勘弁して～

それにしても今日も肉球を見ると力がぬける。

ぷにぷに～

運よく触らせてもらえた時は、その日一日心がウキウキ。

ええわあ～