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2009年6月22日(月) | アメリカ生活 | 猫な話

はあ~い!マジで~!!(本気で~!!)

去年の夏に放送されていた時に、「ん?なんや、なんや?この怪しくも面白すぎる番組は?」と、はまっていった番組が、またやってきた!

「I Survived a Japanese game show」というその番組、パワーアップしてさらにアホみたいでおもしろい。アメリカ人が東京にやってきて「着ぐるみ」なんかを着てする体力消耗系ゲーム。年齢のせいか、私は「おれたち、ひょうきん族」を思い出してしまう。大阪出身のコメディアン、神田ロムの司会がハイテンションでアメリカ人にもうけている。CMに入るまえにするポーズ「は~い!マジで~!!」というのをパトちゃんが気に入って、たびたびやってみせる・・・あいかわらず「お子ちゃま」が入った夫やな。しばらくは毎週水曜日が楽しみ~毎年やってほしいなあ。

→I survived a Japanese Game Show 

シカゴはあいかわらず暑くなったり寒いぐらい気温が下がったりしている。蒸し暑いのでウチワを使っていると、グレムにゃんに奪われてしまった。

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もしもし~

「使い方間違ってるで!」と言いたいところやけど、すっごい気に入ってるみたい。

わざわざウチワの上にお腹を置く・・・痛くないん? 

 

 

 

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激しい風雨ですぐに傘が壊れてしまうので、新しいのを買った・・・と、これもグレムにゃんに奪われてしまった。

「一度でいいから傘をさしてみたいにゃ~」なんて思っているのだろうか?なんかビーチ・パラソルみたいやけど・・・

2009年6月14日(日) | アメリカ生活 | 猫な話

Rose Show

今日、家の前のシニア・マンション&戸建・・・というか、高齢者の医療ケア付高級住宅エリアで毎年恒例のROSE SHOWをやっていた。

IMG_1918.JPG住民のおじいちゃん、おばあちゃん達が丹精込めて育てた薔薇は、いつも優雅。展覧会場ではおじいちゃんがピアノを演奏してくれているし、ワインのテイスティングもある。「老後、こんな所で暮らせるなんて、なんて素敵~」と思う。 

概観は「アードレー家のお屋敷か?」って思うぐらい大きい・・・んな事を書いても、マンガ「キャンディ・キャンディ」の事を話題にしてるって、すぐわかる人はアラフォー世代だけやな。

 

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選挙会場にもなる講堂やホールもあるこの施設、マンションタイプの場合、どうも月額$4000ぐらいで朝食、昼食又は夕食付というプランらしい・・・戸建タイプやったら、もっとかかるなあ~

定年後、それだけのお金を出せる人って、このご時勢では難しいらしく、空家がいっぱいとか。

でも、これからベビーブーマー達の高齢化に伴い、この類の高齢者向き施設は必要みたい。

→Plymouth Placeへのリンク

だらだら~っとしていて、 レニー・ゼルウィガーの新作映画「New In Town」のDVDを見た。「ブリジットジョーンズの日記」とは違った役柄やけど、この女優さんが、おちゃめでかわいくて好きやな。日本でも公開するのかな?念のためあらすじは書かずにおこう。不況なこの頃、「そんなうまくいきますかいな~」という気はするけど、元気が出る映画やと思う。ただ、個人的には映画館まで行くかというと、DVDで十分という気はした(偉そうに書いてしまったけど、お許し下され!)・・・でもでも、個人的にかなり好みな映画。なんか心があったまる。

→ New In Town予告 YouTUBE

グレムにゃんは、パトちゃんのパンツのパサパサした布がイマイチ気に入らないみたいで、毛深い自慢のしっぽをパタパタしていた。

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「このパトちゃんのパンツ、手を置くと滑ってしまうにゃ~」

と感じているのか?

 

アイスホッケーを見てるのかなあと思っていたら・・・

 

 

 

 

 

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「フニャ、何見てるんにゃ?やっぱりオレに気があったんにゃあ?」

とでも言わんばかりに、思いっきり流し目で見られた~

 

確かに私はグレムにゃんに気がある!はい、そうよ~ズバリ見透かされてしまった~

 

2009年6月 8日(月) | アメリカ生活 | 猫な話

6月6日、D-Dayって?

ここ3日ほど、シカゴはまたまた寒さがもどり、軽いコートやフリースを着ている。いつもは春は一瞬で過ぎ去ってしまうのに、「夏って来るんかな?」と思うぐらい長い。

6月6日についてパトちゃんが、「今日はD-Dayやなあ(関西弁風和訳)」っていうので・・・「おお!さすが同世代の夫!そうやな、6月6日はあの恐怖映画「オーメン」のダミアンが生まれた日やな」と思出だした。

「ふう~ん、ダミアンのD?へえ~」って勘違いは続いた。だんだん話がずれていき、「ダミアンって頭に数字の6が3つあって、恐かったよね」って言うと「オーメンちゃうで!D-Dayって、第二次世界大戦中にナチスがヨーロッパに侵攻した日の事やねんけど。ノルマンディー上陸作戦やで(関西弁風和訳)」と言われた・・・・・げっ、ここでまた私の世界史的、世界地理的無知が露見してしまったあ~っ!

そうか、そういう日やってんなあ。注意してみると、いつも食料を買いにいくスーパーのレジ付近でもD-Day特集の雑誌なんかが置いてある。そおかあ~

→ D-Dayに関するWikipedia

グレムにゃんはあいかわらず外へ出たがり、ちょっと油断したすきに勝手口から外へ脱走した!

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「放してにゃあ~っ!」っとにゃあにゃあいいつつ、丸くて毛深い手をパトちゃんの首につっぱりながらも、なぜかカメラ目線のにゃんであった。

 

 

 

 

 

 

IMG_1911.JPG「パトちゃんのスリーピング・パンツ のそばは安心して眠れるにゃ~」と、ぐっすり眠るニャン。

甥っ子が幼児だったころ、寝る時は必ずベビー毛布がないと寝れなかった事を思い出した。

パトちゃんのにおいと、スリーピング・パンツの感触がニャンを癒すのだろうか?

寝ている隙に、ピンクの肉球をプニプニ触ってしまう私であった・・・「永久プチプチ」よりも気持ちよくてやめられへんっ!

 

ザ・ベストテン

ここ数日のシカゴは、朝15Cぐらいやったと思ったら、昼間は30Cという気温差。春のなごりのような、初夏のような、そして雷雨になったりと不思議なお天気。風はとても強い日が多いけど爽やか~

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自ずと外へ出たい気分が高まるのだが、それはグレムにゃんも同じ。体が毛深いので見た目が暑そうになってきたけど、ふわふわと風に吹かれるのが好きらしい。

「ひさしぶりのお外はお日様が眩しいにゃ。風に毛がなびくのが気持ちいいにゃ~」っていう感じ?

 

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 風を味わうように、ふにゃ~んとたたずむグレムにゃんについ見とれる私であった。

 

 

 

 

いつも定期的に買い出しに行く和食スーパーには、三省堂書店が入っている。そこは全く日本の本屋と同じような状態。筆ペンみたいなちょっとした和文具も買えるし、食料を買いにいったついでに色々見るだけでも楽しい・・・筆ペンみたいなもんで、「おお日本や!」って懐かしくなるねんよね~

先日はそこのCDコーナーで「ザ・ベストテン1980-81」をつい買ってしまった。 

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80年代といえば私の高校時代!たまらない懐かしさやった~

「ザ・ベストテン」のテーマから始まり、異邦人、蒼いさんご礁、お嫁サンバ・・・

聞きながら気分は高校生の頃へ~「ハイスクール・ララバイ」を聴いていた時のこと・・・パトちゃんがリズムにのって踊りだした!さすが細野晴臣の音楽やな。

「こんなに好きやのに、つれないな、なーっ!」っていうあの台詞を聞いて一人で笑いが止まらなくなった。

→ YouTube イモ欽トリオ「ハイスクール・ララバイ」

このCDはシリーズやから、買い揃えようかなあ。これのDVDが出たら、もっといいのになあ~

2009年5月25日(月) | アメリカ生活 | シカゴ紀行

マイナーリーグ

25日(月)はメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)。日本と違って全国的な祝日が少ないアメリカでは、22日(金)を午前中までや15:00までで終わる企業も多い←祝日増やしてえ~

昨日23日(土)は、パトちゃんのスポーツ友達、ブライアンさんのお誘いで、マイナーリーグ観戦に行ってきた。

Windy City Thunderbolts 対 Rockford Riverhawksの試合は、郊外のちっちゃい球場で行われた。「え?高校の運動場?」って思うようなかわいい球場で、試合前のアメリカ国歌も、日本の中学生の年齢(7th、8th、9th grade)のブラスバンドが一生懸命に演奏してくれた。

メジャーリーグの洗練されたかっこよさとは違って、なんかのんびりほのぼの、観客も小さな子供が多く、「晩ご飯のついで」という感じでホットドッグなんかを食べながら観戦していた。

シカゴの別名はWindy City、私達もWindy City Thundersを応援していた。キャッチャーのすぐ後ろの席なので、ボールがビュンビュン飛んでくるのがはっきり見えた。特に野球が好きなわけでもない私でも、わくわく、どきどき~

試合は、Riverhawksが一点取ったらThundersboltsが奪い返すというような展開で、最後はThandersが負けてしまった。 結果は負けても、偉大すぎて遠くに感じる大リーグとはなにか違う「身近な人達の野球」という気がして興味深かった。私がもっと野球がわかれば、もっと楽しいんやろうなあ~

試合の後の花火、最初は「ふ~ん綺麗」ぐらいしか思わんかったけど・・・だんだん「これって爆撃か?」と思うぐらい激しくなって、しかもBGMがヘビメタやったりして、「は、派手やなあ!」と感心していたら、フィナーレで目が眩むようなのがパンパン上がって、すう~っと終わった。

後には火薬のにおいと白い煙が立ち込めていた。こんな鼓膜が破けそうな距離で花火見たのは初めてやな・・・激しい!なんと派手な!!・・・っていうか、それだけ球場が小さかったとも言うな(?)

マイナーリーグやし・・・ってあんまり期待してなかったけど、人混みにもまれる事もなく、楽しめてよかった。気をつけて見ると、身近なところに楽しみって転がってるもんやなあ~ 

→ Windycity Thunderboltsのリンク 

2009年5月18日(月) | アメリカ生活 | 猫な話

NAMA-UDON

新型インフルがものすごい勢いで神戸・大阪周辺を襲っている様子。遠くて何もできない自分がもどかしい。菌は弱いようなので大丈夫やと思うけど、免疫力が落ちないように皆さんご注意下さい。 

今日のシカゴはとてもよい天気。日光に当たると気が晴れる。もう少し風が弱ければなあと思うけど、あの冬を思えば十分に幸せ。人間、苦境にたってみて、気づかなかった有難さが身に染みるというもんやな・・・なーんてガラにもない事を思ったりする、お~っほほほ・・・

いつも食料を買いに行くスーパーに、3週間前ぐらいから突然 現れた「NAMA-UDON 生うどん」めっちゃ嬉しい!以前、マルちゃんのラーメンを見つけ、すっごい期待を裏切られた経験から、今度もかなり警戒していた・・・が、日本で売っている生うどんとほぼ同じ味ではないかっ!感激~  IMG_1890.JPG 

どうもカリフォルニアの会社がプロデュースしているらしいこの生うどん、「姫生うどん」って書いてるし、中国語表記もある。裏面には日本語英語の両方で作り方が書いている・・・怪しい・・・が、ここでは贅沢は言っておれんので今後も買うだろう。なにせ和食スーパーにそうそう頻繁に行く事はできへんのだあ~

好き嫌いの多いパトちゃんには乾麺しか試した事がないけど、今度食べてもらうとしよう。「うどんは毎日でもええで(関西弁風和訳)」とお気に入りやし。

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グレムにゃんは、わざわざ人のジーンズの上に座り込むのが好き。

それなら・・・とほとんど履かなくなったジーンズをわざと 置いた。

「フニャ!ユウコもたまには気がきくニャ。なかなか寝心地がいいニャ。」と思っているのか?

気に入ってくれたのなら私も嬉しい。

2009年5月11日(月) | アメリカ生活 | 猫な話

続 げっ!新型インフルや・・・

恐るべし新型インフル・・・ついにシカゴで日本人の感染者が出た~

「大丈夫?」メールを下さった方々、どうもありがとうございました。今のところなんとか無事です。

母の日なのでパトママのお墓に行こうとしていたのだけど、風が強いのでドナさんとパトちゃんとランチを食べただけでおとなしくしていた。用心、用心! 

日本領事館からのメルマガも、いつもは領事館の休日とかイベント案内やけど、最近はわりと頻繁に新型インフルへの注意メールが届く。わが家でも、パトちゃんがマスクと手袋(手術用のゴム製)と缶フードとキャットフードを備蓄。ニュースはまめに見たり聞いたりしている。

・・・・・が、しかしっ!あいかわらず、あの「鳥のくちばしみたいなマスク」をつけて歩いている人は一人もみかけない・・・ええのか?ちょっと緊張感薄い?

ヒスパニック系の子供達に英語を教えているドナさん(パト妹)も緊張しているけど、特に学校閉鎖になる様子はなし・・・これも単純に喜んでええのか?

よくわからんけど、とにかく手洗いし、気をつけている。これから夏に向かうのでひとまずいいのかもしれないけど、秋からはちょっと心配。 

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 グレムにゃんはあいかわらずで、「アンタ何様?」って聞きそうになる。

言葉が通じたら、きっと「グレムリン様ニャ~」と応えるかな?

「DVDを見る時はやっぱりパトちゃんの太股が最高のソファーにゃ。」という感じで偉そうにボンド映画を見ている。

ニャンのこの偉そうな姿を見ていると、イヤな事もみんな忘れて癒される。

幸せなキャラやな。 

2009年5月 3日(日) | アメリカ生活 | 猫な話

げっ!新型インフルや・・・

IMG_1878.JPG新型インフルの疑いのある人がイリノイ州にもチラホラ現れた。シカゴのオヘア空港はユナイテッド航空のハブやし、感染者が侵入して広がっても不思議はない。

ドラッグストアでは感染予防用の、あの鳥のクチバシみたいなマスクが売り切れになったり、みんな危機感を募らせている・・・というわりには、実際にそのマスクをつけて歩いている人を、いまだに一人も見た事がないねんけど~これはいい事なのか?

パトちゃんはすごくはりきって、マスクをネットで購入し、「感染エリア」になって店が閉鎖された場合の為に缶詰めの食料と、グレムにゃんのキャットフードを買い溜めした・・・使う事がないのを祈る。

幸い、今のところ平和なので、一応準備して「手洗い&ウガイ」に勤める日々。 そしてインフルの心配をよそに、一年で最も美しい季節がやったきた~今年も桜に似た花が満開!

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 青空をバックにこの花を見ていると、とても爽やかな気分になれる。

心が洗われていくよう~

 

 

 

 

 

 

IMG_1880.JPG毎年この花を青空と一緒に見上げると、あの長く厳しい冬からやっと開放され、背筋が伸びる気がする。

そして「厳しい冬は必ず終わり、まちがいなく春はやってくる」という事を再確認できる。

 

 

 

 

人生いろいろあっても、「辛い事の後には絶対いい事が待っている」という事を信じることが出来る季節やな・・・なんてね~ 

IMG_1882.JPGパトちゃんはライラックーとヒヤシンスの香が大好きで、立ち止まって匂いをかいだりしている。

私が神戸に帰省する前日に届いたミニライラックの苗、ドタバタ植えて行ったのだか、しっかり咲いた!

 

 

 

 

まだ高さが20cmぐらいなので、さすがにパトちゃんが香をかぐのは難しいけど、花が咲いた事が嬉しい。

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グレムにゃんも、気温が上がってきたので猫背を伸ばし気味にでろ~んとなって寝ている。

そしてときどき「フニャ」と寝言をいい、私を驚かせる。

どんな夢を見ているのだろう?

 

2009年4月27日(月) | アメリカ生活 | シカゴ紀行

北国の春

楽しかった神戸の余韻をまだひきずっていて、ほんわか気分~

シカゴを出発する前は土色だった芝生が青々としていたり、花々でいっぱいになっている事もあり、「タイムスリップ」をしたような不思議感覚がまだぬけない。ああ、ほんまに「どこでもドア」をドラエモンに出してほしい~

これって現実?IMG_1868.JPGおや?と思うのは、いきなりJURY DUTY(陪審員)の召集が届いていた事。ランダムにピックアップされるので、たまに赤ちゃんにも召集が来てしまうとか。

早速電話をかけて「私はアメリカ市民じゃないので・・・」と言うと「あっ、そう~」みたいに簡単に処理された。

日本やったらこういう手間を省く為に最初から対象外の人を除いて召集をかけるのだろうけど、アメリカでは「えいっ!やっ!!」ってどどっと召集してみて、「行かれへん理由がある人は申告してね」という感じかな(?)

それにしても変な気候・・・朝夕で5C~20Cぐらに変化し、「あっ、UVケアしないと・・・」と気になるほど晴れたかと思うと、急に真っ暗になって雷雨。「よくこんなところを開拓しようと思ったもんやなあ~」とアメリカ人に対する驚きを新たにする。とにかく雪の季節は終わったので嬉しいけど、今度は嵐の季節やな・・・

IMG_1864.JPG 帰省する前は、ほんの小さなツボミやったマグノリア(木蓮)が満開を通り越して散りかけている。

コブシは木蓮科の一種なので、毎年このマグノリアの花を見ると

「しらかばあ~あおぞーら、みーなあみいか~ぜえ~♪(白樺、青空、南風)」とあの”北国の春”が頭にかかる♪

ど演歌や!なんかこの歌を連想してしまう自分が不思議~

 

 

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自然は厳しいけど、シカゴの春、夏、秋は好きやな。

日本とはまた違った豪快な(?)風景が楽しめる。

メタボ解消もかねて、近所を散歩するのも楽しい季節になってきた。 

 

 

冬の間、午後4時ぐらいになると日が暮れてきて、それだけでもブルーになる毎日やったけど、これで気分も晴れる~

ほんっまに待ってたんよ!春♪ 

グレムにゃんは、「春眠暁を覚えずニャ~」という感じで、気持ちよさそうに、寝る寝る~

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毎朝、グレムにゃんに

「ダディーは仕事に行かねばならんねん。大変やと思うけど、今日も留守を守ってな、頼むで!(関西弁風和訳)」

と、いつもほとんどねてばかりのニャンに一言言わねば出勤できないパトちゃん、

「ニャンがいない~」って探し回っていたら、クローゼットの中におった! 

 

衣替えの途中で、盛り上がっていた服をさらにぐちゃぐちゃにして「毛深い服」となって寝ていた。

朝から脱力~

 

2009年4月23日(木)

時をかけるアラフォー女

4月8日から神戸に帰省していた。朝、気温マイナス2Cのシカゴ、オヘア空港からパトちゃんに見送られて旅立ち、9日に25Cの成田に到着。ラッキー!散ったと思っていた桜が満開や~ここで既に時空を超えたような不思議な感覚。12時間の飛行機は長旅やったのに、そんな事もすっかり忘れて魔法にかかったような気分。PM7:30頃に実家に着いて母の顔を見て、「ただいま~」と心から感じた。ああ、やっぱり神戸は最高~

翌日から嵐のように可能な限り会えるだけの人に会う。

友人Mちゃんに会って、彼女と一緒に行った海外旅行や神戸の数々の美味しい食べ物屋さんでの思い出が走馬灯のように蘇った。

シカゴで知り合って大変お世話になったKさんご夫婦、大阪でお会いするとまたもや不思議な感覚。大阪にいるのに一瞬シカゴに戻った気分。

神戸外国語大学時代の友人Kちゃんと、T姉さん、時を超えて夜間で通った大学時代に戻って行く・・・ああ、あの頃はハードな生活やったし、翻訳を訳本さがしでごまかしたりはしたけど、とにかくがんばったなあ。いろいろ助けてくれた事、今も忘れないわあ~

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E社時代に大変お世話になったI さんご夫妻とKさんとの食事会も落ち着いたひとときやった。

Kさんとは明石の「うおんたな」で「明石焼き」を食べ、魚介類を物色中に左の写真を撮った。

計らずも通行人の笑いをとってしまったけど、その通行人の人達も私達に続いて写真を撮っていた←ちょっとした地元への貢献か?

後日、E社の友人とプチ同窓会、苦楽園口の素敵なアイリッシュパブへ~

このプチ同窓会の前に時間をさいてくださったOさんには本当に感謝!

自宅に来て下さったエリドンありがとう~

E社での仕事は心身共にハードで苦しい事もあったけど、ここでの経験や出会った人達は、その後の私にとって、表現しようのないぐらい大きかった~ 

→ 苦楽園口のアイリッシュバー The Wexford Tavern をよろしく! 

 アネモのオフィスにも伺う事ができてよかった。編集長さんにお会いするのは10年以上ぶり。ここでもまた時間がもどっていく。

従姉妹のIさんと叔母にも会った。Iさんは2度ほどシカゴに来てくれていたので、この時も一瞬シカゴに戻ったような不思議な感覚。

夙川学院短大美術科時代のDさんに会ったときは、これもまた短大で美術の課題に明け暮れていた頃に戻った。

小学校からの友人Sちゃんに会ったときは、小中学校の思い出もさる事ながら、大人になった時の思い出も交錯して感激がいろいろ~

そして、ほんっまにすっごい「時間をかけぬけた」と思ったのは高校のミニ同窓会。26年ぶりに会う同級生もいて、楽しみにしていた。

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写真は旧兵庫県立鈴蘭台高校の校訓

「勤勉であれ」

「健全であれ」

「優雅であれ」

今は統合されて神戸鈴蘭台高校となり、制服も変わっていたけれど、この校訓の石碑は中庭に残っていた。

懐かしすぎる~

夜は居酒屋へ移動。外見は変わってしまった人、ほとんど変わらない人と色々やったけど、話始めれば卒業当時18歳の頃へと戻っていく~なんて不思議な感覚!なんて素晴らしい仲間達!

 

今回の帰省で無理やりスケジュールを調整して下さった人達に感謝感激。会えなかった人達は残念やったけど、またの機会にぜひお会いしたい~

私の周りの素晴らしい人達、この人達がいたからこそ今の私がある。心からそう思う。

 

21日早朝、母に見送られながら伊丹空港を出発。後ろ髪を引かれながら帰途につく、せつなさ~母と妹、妹の家族にも感謝でいっぱい、胸いっぱい。

シカゴ時間8:40頃オヘア空港に着くと、5Cの世界・・・ああ寒む~以前より増して厳しい入国審査。グリーンカード取得者の私も、今回はアメリカ市民の列ではなくてVISA取得者と同じ列に並ばねばならなかった。

順番を待っていると小型警察犬がワンワン吼えた。列に並んでいる人の袋を警察官が開けているっ!げっ、げげげっ、まさか!?袋の中からはマンゴーが出てきた「検疫を通してね」と言われていた・・・ああ、白い粉でなくてよかった。ホッ・・・

税関をくぐって外へ出ると満面の笑みでパトちゃんが出迎えてくれた~「ただいまあ~」ほんまに時空を超えた気分。

家へ帰る途中でパトちゃんが、私の為にどんなに掃除や洗濯の家事をがんばったかを熱く語る。「今回も私が神戸から戻ってこないと不安やったん?」と聞くと「今回は前とは違って信じとったけど、帰ってくるのが嬉しくて掃除をがんばったよ。冬服と春服も衣替えしてん(関西弁風和訳)」我が夫ながらおちゃめである!こういうちょっとした思いやりでいつも心が溶けそうになる~ありがとう

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家のドアを開けると、グレムにゃんが「おお、ユウコか、久しぶりニャ」という感じ(?)でフカフカした毛をなびかせながら迎えてくれた。

嬉しくなってムギュっと抱きしめて頬ずりしたら「調子に乗るニャ~」とイヤがられた(笑)

そしていつものように、お気に入りの場所、パトちゃんの足の間に挟まりながら「オレはユウコより前からパトちゃんと一緒に暮らしているんニャ、それを忘れたらダメなんニャ~」というような目で私を見ていた(?)

今回の帰省は、ほんまに時空を超えたようやった。「時をかける少女」と言ってしまうと厚かましすぎるような気がするし、「熟女」じゃないし「老女」では自分がかわいそうやから「時をかけるアラフォー女」が妥当な線か!?

みなさんに感謝でいっぱい。心に染入る事がいっぱい、涙うるうるやった。すっごいありがとう、みなさん!これでまた厳しいシカゴの冬も越えられる~

明日から、仕事でさらに現実に戻っていくけど、これを励みにできるわあ~

 

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