明石家さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』が6月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーとなる。
本作は、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディ。原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部を超えるベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。
この度、本作の主人公・肉子ちゃんの声を大竹しのぶが担当することが発表となり、特報も初公開された。
本作で、いつも全力で底抜けに明るくパワフルな主人公・肉子ちゃんの声を担当するのは、『風立ちぬ』(13)、『インサイド・ヘッド』(15)、『メアリと魔女の花』(17)などでもボイスキャストを務めた大竹しのぶ。
恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきのポジティブな性格で、周囲をハッピーにする才能にあふれる“肉子ちゃん”は、原作の冒頭でも「池乃めだかとトム・クルーズと同じ7月3日生まれ」と説明があり、肉子ちゃんと大竹は“蟹座のA型”というまさかの共通点も。
初公開となった本作の特報映像には、カモメの鳴き声が聞こえる漁港に浮かぶ船で娘のキクコが「私と肉子ちゃんは、ちょっと訳ありで漁港の船で暮らしている」と語るシーンからはじまり、大竹しのぶが演じる母・肉子ちゃんが「朝やで、キクリン!学校食べて、ゴハン行かなっ!」と言い間違えをしながら慌てて着替えるシーンや、嬉しそうにチョココロネをもつ食いしん坊な肉子ちゃんの姿が映し出される。
さらに特報映像のラストには、明石家さんまが声をあてた、バス停の看板に張りつくヤモリから「みてや!」と特報限定のスペシャルな“おまけ”付きとなっている。
今回の情報解禁を受け、本作の企画・プロデュースの明石家さんま、肉子ちゃん役の大竹しのぶからコメントが到着した。
コメント
企画・プロデュース:明石家さんま
(大竹しのぶさん起用の理由について)
共同プロデューサーたちが大竹しのぶさんを肉子ちゃん役で推薦してきたので、それならオファーしてみてくださいと。そしたら大竹さんから「(さんまさんが)どうしても私に演ってほしいって言ったんでしょ」と言われたけど、それは言ってない(笑)。仕事としてお願いするからには正式なルートで依頼してねと伝えたんです。
渡辺監督も肉子ちゃんと大竹さんがパチンときたとおしゃっていて、肉子ちゃん役が一番最初に決まった。
(今回オファーを)受けてくれてありがたい。頼りにしております。
肉子ちゃん(声の出演):大竹しのぶ
原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、また更に笑って、泣けて。
大変なときも、大変なことも「ガハハ」と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します。
プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。
そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります。
『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)、『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、『かぐや姫の物語』(13)で作画監督を務めたスタジオジブリ1期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を担当し、脚本は「凪のお暇」などの大島里美が担当。アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つ『映画 えんとつ町のプペル』(20)などのSTUDIO4℃が手がける。
ストーリー
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!
“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが贈る感動のハートフルコメディ。
作品タイトル:劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
製作:吉本興業株式会社
配給:アスミック・エース
公式サイト:29kochanmovie.com
公式twitter:@29kochanmovie
コピーライト:(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
6月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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