『漁港の肉子ちゃん』エンディングテーマのGReeeeN「たけてん」映画版MV解禁!本ポスター×文部科学省タイアップも決定

漁港の肉子ちゃん

明石家さんまが、直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(6月11日(金)公開)より、GReeeeNが歌うエンディングテーマ「たけてん」のミュージックビデオと、本ポスターが解禁された。

「この光をとても懐かしく感じるのはなぜだろう。あの時の光、ささやかな希望、そして…」というキクコ(声:Cocomi)の台詞とともに輝かしい光が一面に溢れ、漁港町でのキクコの日常が映し出されていく本映像。底抜けに明るくて、いつも元気にキクコに愛を注ぐ肉子ちゃん(声・大竹しのぶ)と漁船で暮らしながら、漁港町に引っ越してきて一番最初にキクコに声をかけた優しい親友のマリア(声・石井いづみ)をはじめ、たくさんの出会いを重ねていくキクコは、ある日、物静かな同級生の少年・二宮(声・花江夏樹)の変わった行動に気付く。それから二宮を目で追うようになり、不思議な想いを抱きはじめるキクコだが、その感情に答えは出ないまま、2人はゆっくりと距離を縮め、友情を育んでいく。

何気ない日々や小さな悩みや不安を明るく照らすキクコと二宮のかけがえのない時間が、ひと夏の出来事となって瑞々しさいっぱいに映し出されるとともに、STUDIO4℃による圧倒的なクオリティで描かれたスローな漁港町の風景の美しさも際立つミュージックビデオに仕上がっている。

エンディングテーマを手掛けたGReeeeNは、プロデューサーである明石家さんまの本や過去の映像をもとにしたリサーチを重ねたうえで本楽曲を書き下ろしたそうで「笑わせたい誰かが居る、笑って欲しい誰かが居る。そして幸せになって欲しい⼈が居る。そんな気持ちを込めました!」と常にお茶の間に笑顔を届けてきたさんまを彷彿とさせるようなメッセージを込めたことを明かしている。本映像でも無邪気な笑いが溢れているキクコと二宮の友情、そして、本作で笑顔といえば”肉子ちゃん”とキクコの親子の物語にも注目したい。

キクコを演じるにあたり何度も小説を読み返しながらイメージを作り上げていったというCocomiは「キクコを演じるときは“思春期まっさかりの女の子”というイメージを常に頭の中に入れて、思春期だからこそ感じる気持ちや、キラキラした瞬間を表現することを心がけました」とコメントしており、二宮を演じた花江は「(二宮は)友達と一緒にいるから、そんなに人付き合いが苦手っていうわけでもなさそうだし、自分の言いたいことや意思はハッキリしている。それでいて、自分だけの世界にこもってしまいがちな部分もある。その絶妙な雰囲気を出していければいいのかなと思いました」と、それぞれ役に寄り添いながら演じた様子。2人は同じブースで収録しており、本編では新鮮味の溢れる掛け合いが披露されている。

あわせて解禁された本ポスターには、温かなタッチで描かれた漁港町をバックに、船の上で穏やかに暮らす肉子ちゃんとキクコ、舌をペロっと出している少年・二宮や、キクコの親友・マリアをはじめとする同級生、漁港に住む2人を温かく見守る焼き肉屋「うをがし」の店主・サッサンら、母娘の日常に欠かせないキャラクターたちがとびっきりの笑顔で集い、「みんな、望まれて生まれてきたんやで。」というコピーが添えられている。

また、「地域学校協働活動」をはじめとする学校・家庭・地域の連携・協働に関する施策について国民に広く理解・普及を図ることを目的として、文部科学省と本作のタイアップが決定。このタイアップのために制作されたポスターは、都道府県や市区町村の各施設に掲示される予定だ。

漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が巻き起こす感動のハートフルコメディ『漁港の肉子ちゃん』は、6月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

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