Netflixアニメ「バイオハザード」監督に羽住英一郎、音楽担当に菅野祐悟が決定!レオンとクレアの新キャラクターPVも解禁

全世界でシリーズ累計出荷本数1億本以上を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」が、この度、シリーズ初の連続CGドラマバイオハザード:インフィニット ダークネス」として、2021年7月にNetflixにて全世界独占配信される。

1996年にゲーム第1作が発売され、今年25周年を迎える「バイオハザード」シリーズ。本作は、「バイオハザード」シリーズの人気キャラクターレオン・S・ケネディと、クレア・レッドフィールドの2人を軸に物語が展開するホラーアクション作品。数々の死線をくぐり抜けてきたレオンとクレアが、ホワイトハウスで偶然の再会を果たし、新たな脅威に立ち向かう姿が描かれている。

製作・原作監修には、数々の「バイオハザード」シリーズを世に送り出してきたカプコンの小林裕幸プロデューサーが参加。制作プロデュースには、様々なアニメ作品を生み出しているトムス・エンタテインメント、『バイオハザード:ヴェンデッタ』で制作プロデューサーを務めた、宮本佳率いるQuebicoがフル3DCGアニメーション制作を担当。日本語吹き替えキャストには、レオン役を森川智之、クレア役を甲斐田裕子が演じ、歴代「バイオハザード」ファンに支持されてきた二人の共演にも注目が集まる。

「バイオハザード」シリーズの25周年を彩るCGアニメ最新作で、初の連続CGドラマを手がけるのは、『海猿』シリーズ、『MOZU』シリーズ、『太陽は動かない』などの羽住英一郎監督。壮大な物語を盛り上げる音楽を担当するのは、ジャンルにとらわれず幅広い分野で活躍している菅野祐悟が決定。これまでも多くのヒット作品でタッグを組んできたこともある2人からコメントが到着した。

羽住英一郎監督 コメント

Q.これまで数多くの人気のアクション作品など、実写作品で確固たるキャリアを築かれていますが、今回は、初のアニメ作品であり、また世界中で人気のIPである「バイオハザード」の3DCGシリーズを監督されるにあたっての意気込みをお願いいたします。

長い歴史と多くのファンがいる作品に関われる事に、プレッシャーよりも素直に喜びの方が勝っています。自身初となるフルCGアニメへの挑戦は、素晴らしいスタッフ達に助けられて何とか完成まで連れていって貰った感覚で、本当に感謝の気持ちで一杯です。
フルCGアニメですが、普段自分がやっている実写の撮影に近いキャメラワークやライティングの雰囲気に極力寄せる事により、よりライブ感が出る様に意識しました。キャラクター達も多くの人に愛されているので、そのファン達を裏切らない様に描いていく上で、モーションキャプチャーの俳優達そしてボイスアクター達が、レオンやクレアを演じているキャスト達であるというのも心強かったです。

Q.世界中のファンに愛されている「バイオハザード」シリーズの大人気キャラクター、レオンとクレアですが、今作ではどのような点を引き出したいと思いましたか?

エグゼクティブプロデューサーの小林さんからヒントをいただき、正義感の強い若いレオンと果てしない闘いに少し疲弊してきた感のある『バイオハザード:ヴェンデッタ』の2014年時代のレオンとの中間に位置する2006年を描く事により、白か黒ではないややビターな立ち位置に彼を立たせ、スクエアなクレアとの対比も描く事にしました。スーツ姿のレオンはその象徴として重要なキービジュアルですが、スーツ姿もカッコよく着こなしてくれたので、流石はレオンだなと思いました。

Q.本作はNetflixにて190カ国に配信されますが、世界中のどんな方にご覧頂きたいでしょうか?また世界配信に当たって何か意識されることがありましたらお願いします。

英語圏への台詞の英訳には文化や風習を含めてADRディレクターのアレックスが、モーションキャプチャーの時から長い期間尽力してくれたので、非常にありがたかったです。プロデューサーの篠原さんからオファーを頂いた時に、サスペンス色を打ち出したいとのオーダーがあったので、「6年前のペナムスタンの戦地で何があったのか?」という謎をきっかけに、時間軸をシャッフルさせつつ裏向きに置かれていたカードが徐々に捲られていく様な構成にしました。
バイオのファンは勿論ですが、そうでない方たちにも、そのあたりを楽しみながら一気に観ていただけたら幸いです。

菅野祐悟 コメント

Q.これまで、様々なジャンルの作品の音楽を手掛けていらっしゃいますが、今回、本作の音楽を制作するにあたり意識したこと、また「バイオハザード」らしさを出すための工夫など何かありますでしょうか?

世界的な人気シリーズ作品なので、これまでの「バイオハザード」を見させて頂き、たくさんの精神を継承しつつ、新しい世界観を構築しようと試行錯誤しながらチャレンジさせていただきました。また、Netflixで配信されることを意識し、海外の方々に観てもらった時にも楽しめるよう、ハリウッド映画のスケール感を意識しました。

Q.羽住監督と一緒に手がけてきた過去の実写映画・ドラマ作品の現場ではなかった<新しい気付き>やアニメ作品現場だからこその発見、より気を配った点などがありましたら、お聞かせください。

実写映画やドラマの時と特に変わらずに、アニメーションを見ながら羽住監督から、いつもと同じ、細かい印象や映像をこう見せたいというような詳細なオーダーを頂きましたので、とくにアニメーションとして意識して制作したような感覚はありませんでした。むしろ、今、「あっそういえばそうでしたね」という感じです(笑)

Q.本作の楽曲制作にあたり、羽住監督と共有したテーマやイメージなどはどのようなものでしたでしょうか?また監督とコミュニケーションする過程で印象に残った話がありましたらお聞かせください。

ゾンビ作品ですが、音楽で怖がらせすぎてしまうとバイオハザードにならないということが、羽住監督との最初のトレーラーのデモ音源のやり取りでわかりました。しかし、怖くなくてもダメなので、そのあたりのバランスをデモ音源で羽住監督と共有し、試行錯誤しながら作曲しました。

さらに解禁となったのは、レオンとクレアにフォーカスされたキャラクターPV。ハッキング事件の捜査のためホワイトハウスに召集されたレオンは、福祉施設建設の陳情に訪れたクレアと偶然の再会を果たす。クレアは、難民支援のために訪れた国で手に入れたた奇妙な<少年の絵>を差し出すが、何かを悟ったのか、レオンは「危ないことだけはするなよ」と言い残して去っていく。そんなレオンにクレアが「スーツ似合ってないわよ」と声をかける。突如停電したホワイトハウスに出現した正体不明のゾンビと闘うレオンと、奇妙な少年の絵の真相を探るクレア。二人がこの先立ち向かうことになる<真の恐怖>が、ここから始まる―。

ホラー、アクション、サスペンスが織り成す「バイオハザード」の世界、羽住監督による壮大な演出、映像表現の限界に挑んだ美しくもリアルな最先端の3DCG、そして菅野祐悟によるダイナミックな音楽によって、かつてない壮大なスケールで送る、Netflixオリジナルアニメシリーズ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」は、2021年7月、Netflixにて全世界独占配信。

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