堀田真由、島﨑信長、榎木淳弥が出演!大学航空部を描いた青春漫画がアニメ映画化『ブルーサーマル』特報&コメント到着

大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた青春漫画「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」のアニメーション映画化が決定。映画『ブルーサーマル』が2022年3月全国公開される。主演を務めるのは堀田真由、さらに声優の島﨑信長、榎木淳弥の出演が発表となり、特報映像も解禁された。

原作の小沢かな作「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」は、2015年4月から「月刊コミック@バンチ」(新潮社)にて連載を開始。“エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機・グライダー”で飛行スピードを競う部活・体育会航空部という新鮮なテーマで描きながらも、繊細な空の表現や青春のすべてを賭けるまっすぐなキャラクターたちの心理描写から、新たな青春漫画として瞬く間に注目を集め、「第2回次にくるマンガ大賞」、「NEXTブレイク漫画RANKING 2016」に上位ランクインした。

物語の主人公・都留たまき(通称・つるたま)は高校までスポーツ一筋で頑張ってきた女の子。そんな自分と別れを告げ、「恋をして、あこがれのキラキラのキャンパスライフを送る!」と意気込んで大学に入学した矢先、“グライダー”と運命的な出会いを果たし、体験搭乗で見た空の美しさに一目惚れ。体育会航空部に入部し、空の美しさ・飛ぶことの楽しさに魅了されていく。

本作の舵を取るのは、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズ(2002年)では演出を、「東京マグニチュード8.0」(2009年)、「ばらかもん」(2014年)では監督を務め、高いクオリティの映像と繊細なキャラクター表現に定評がある橘正紀監督

そんな橘監督とタッグを組むのは『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)を代表作に持つ、1975年設立の老舗アニメーションスタジオ「テレコム・アニメーションフィルム」。世界的ヒットを果たした配信TVアニメ「神之塔 -Tower of God-」(2020年)はじめTVアニメ「ルパン三世」シリーズ(2015年)、「orange」(2016年)、映画『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』(2019年)など幅広いヒット作品を世に送り出し、スタジオジブリ作品の作画協力でも知られている。そして、中でも評価が高いのが“美術”。近年では『天気の子』(2019年)、『閃光のハサウェイ』(2021年)、『竜とそばかすの姫』(2021年)などの作品へ主に背景美術で参加している。

主人公の“つるたま”こと都留たまきを演じるのは堀田真由。今回、堀田はオーディションで主人公たまき役を射止めたが、オーディションではその存在感ある演技と透明感ある声が、まっすぐで等身大なたまきのキャラクターと見事マッチし、「たまきを見つけた」とスタッフ間で思わず顔を見合わせてしまったというほど。

つるたまを青凪大学体育会航空部に勧誘し、航空部の主将かつ絶対的エースの倉持潤を演じるのは、「Free!」シリーズの七瀬遥役や「Fate/GrandOrder」藤丸立香役、「バキ」シリーズの範馬刃牙役、などで主演を務めるほか、「呪術廻戦」では真人役として出演する声優・島﨑信長

さらに、はじめはつるたまと反発し合うものの育成担当として面倒見の良い先輩・空知大介を演じるのは、TVアニメ「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁役はじめ「デジモンアドベンチャー tri.」高石タケル役や映画『機動戦士ガンダムNT』ヨナ・バシュタ役など数々の人気作に出演する声優・榎木淳弥

さらにこの度、本作のティザービジュアルと特報映像も解禁された。ティザービジュアルでは、澄み渡った青々とした空が印象的に描かれている。弾けんばかりの笑顔でこちらに向かって手を差し伸べる主人公・つるたまと、そんなつるたまを優しく見守るように立っている先輩の倉持と空知。そして3人の頭上高くを、まさに彼らが青春を燃やす「グライダー」が飛行。中央に添えられた「この空に恋をする。」というキャッチコピーにふさわしい美しい空が広がっており、思わず空を見上げたくなるような爽やかなビジュアルに仕上がっている。

特報映像冒頭では堀田のナレーションとともに、これから始まる大学生活に心躍らせるつるたまが描かれている。普通の大学生活を送りたかったはずなのに、倉持や空知といった航空部の仲間と出会い、キラキラした表情で空を見上げる様子は、空に恋したつるたまを表している。また映像中盤で雲を突き抜けた先に印象的に映る「空」は、まるで自分が飛んでいるような高揚感を味わえ、本作の映像美にますます期待が高まるものとなっている。

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