劇場アニメ『ジョゼと虎と魚たち』の公開が延期となることが決定。新ビジュアルが解禁された。
芥川賞作家・田辺聖子の代表作「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)。2003年には妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化され、高評価を得て話題を集めた。さらに海外でも注目を集める本作は、時代が変わっても色褪せることなく愛され続けている。
そんな名作として今も根強い人気を誇る『ジョゼと虎と魚たち』が劇場アニメ化。
『おおかみこどもの雨と雪』助監督や、『ノラガミ』シリーズの監督を務めたタムラコータローが満を持してアニメ映画初監督を務める。
『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が脚本を、『妖狐×僕SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛け、そしてアニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当。
現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって“新たなジョゼ”が紡がれる。
以前のビジュアルが幻想的な部屋の中で殻に閉じこもった表情のジョゼ一人の画だったのに対し、今回解禁となった新ビジュアルは、作品舞台となる大阪の街をイメージして描かれた外の世界で恒夫とジョゼ、二人が笑顔で前へ歩いていく姿を描いたビジュアルとなっている。
新型コロナウイルスの感染拡大により公開延期となったが、夢に向かってひたむきにまっすぐ進んでいく恒夫と、夢見ていた新たな世界へ飛び出そうとするジョゼの希望に溢れた姿が印象的なビジュアルとなっている。二人の物語に、是非ご期待頂きたい。
ストーリー
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。
海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。
そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。
作品タイトル:アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』
原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香
キャラクター原案:絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子
コンセプトデザイン:loundraw(FLAT STUDIO)
音楽:Evan Call
アニメーション制作:ボンズ
製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
配給:松竹/KADOKAWA
公式サイト:http://joseetora.jp
公式Twitter:https://twitter.com/joseetora_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/joseetora_movie/
ハッシュタグ:#ジョゼ虎
コピーライト:(C)2020 Seiko Tanabe/KADOKAWA/Josee Project
2020年 夏 ロードショー
関連記事:
■ 『ジョゼと虎と魚たち』幻想的な空と海、劇中カット初公開!さらに、主人公・恒夫&ジョゼのキャラクターイラストも到着
■ 『ジョゼと虎と魚たち』プロジェクト始動―!2020年劇場アニメ化決定&ティザービジュアル、メインスタッフ情報も発表!