『神々の山嶺』観るものを震わせる本予告・場面写真解禁!東野幸治、松本大洋、小島秀夫ら豪華著名人からコメントも到着

第47回セザール賞アニメーション映画賞を受賞し、フランスで大ヒットを記録した日本原作のアニメーション映画『神々の山嶺』が7月8日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。

この度、本作の本予告場面写真が解禁され、併せて東野幸治松本大洋小島秀夫石塚真一久住昌之ら豪華各界著名人から本作への熱いコメントが到着した。

解禁された本予告は、「高く、さらに高く、登り続ける。だが、なんのために?」という堀内賢雄演じる深町誠の問いかけから始まり、孤高のクライマー羽生とカメラマン深町が繰り広げる冒険ドラマの幕開けを予感させる。大塚明夫演じる羽生丈二の「一度、山を覚えたら取り憑かれる」というセリフを証明するかのように、羽生は暴風、雪崩、雷の過酷な状況の中、地上8848mにそびえ立つエベレストに果敢に挑む。圧倒的かつ壮大なスケールで描かれるエベレスト登山の様子は、臨場感溢れる描写で、氷点下50度を感じさせるかのような没入感を与え、観るものも羽生や深町と一緒にエベレスト登頂に挑んでいるかのように体感させる。

また、併せて解禁された場面写真では、羽生の挑戦を記録しようとカメラで追う深町の様子や、岩間を飛び越え、雪崩から必死に逃げるなど、本予告さながら雪山の過酷さが伝わってくる様子が描かれている。

目次

コメント一覧(五十音順、敬称略)

石塚真一(漫画家)
谷口ジロー、夢枕獏両氏の「神々の山嶺」は、フランスでこんなにも愛されているのだなあ、と感じる圧倒の映像でした。
何度も歯を食いしばった。そして、孤高の美しさにグッときた。ありがとうフランス!!

久住昌之(漫画家・音楽家)
驚いた。谷口さんの絵の「神々の山嶺」は、絶対に映像化できないと思っていました。しかし、漫画からも独立した、素晴らしいアニメ作品に仕上がっていた。静かで、険しく、美しい。音楽の豊かさにも、嫉妬心さえ覚えました。

小島秀夫(ゲームクリエイター)
人は何故、山に登り続けるのか?何故、物創りを続けるのか?本作はその答えを暗示するだけでなく、映画界における挑戦でもある。雪山登攀の過酷さ、危うさ、美しさの再現は、小説や漫画とは違い、実写映画では難しいからだ。そんな中、フランス映画界のクリエーター達が“アニメーション”という新たな登攀ルートで、「神々の山嶺」という北壁の登頂に成功した!これは快挙だ!原作ファンとしても感無量!

坂本眞一(漫画家)
小説によって言語化され、漫画によって可視化された8000メートル峰の凍りつくような死の恐怖を、アニメーションならではの手法で否が応にも「体感」させられてしまう映画。生命の存在すら許さない神々の領域への挑戦はあまりに絶望的だ。この世の全てを擲ち、雪煙舞う山頂を目指す挑戦者達の鋭い眼光が僕を睨みつける。「お前は何の為に生きているのか」と。

夏目房之介(フリーライター、マンガ批評家)
夢枕獏、谷口ジローの傑作『神々の山嶺』のアニメーション化である。が、それを意識しないでいいと思う。圧倒的な雪山描写と淡々と刻まれる手や足の演出。私は飽きずに惹きこまれた。高所恐怖にも少しなったぞ。

東野幸治(芸人)
名作「神々の山嶺」がなんとアニメ映画化!
そこには山に取り憑かれた漢たちがしっかりと描かれていました!映画の終盤からは漢たちの息遣いに耳を傾け無事を祈りましょう!皆さんも私と同じ選ばれし目撃者になりましょう!

松本大洋(漫画家)
獏さんと谷口さんという
大きな二つの頂きに挑んだスタッフの心意気を、ひしひしと感じました。
エベレストと東京を描く色彩がとても美しく、クライマーたちは物悲しく格好良かった。

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