三部作構成となる『劇場版モノノ怪』シリーズの第三章のタイトルが『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』であることが明らかとなった。2026年春に公開される。

第一弾ムビチケカード型前売り券デザイン
本シリーズは、謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮める物語で、和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観や薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美が国内外から高く評価されている。
“個人にとっての正解と集団全体の利益は必ずしも合致しない”という意味を持つ「合成の誤謬」を全章通してのテーマとしている『劇場版モノノ怪』。第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』では新人女中のアサとカメを中心に、個を殺し集団に染まることを強いられる生き辛さを描いた。公開中の第二章『劇場版モノノ怪第二章 火鼠』では大奥の花形である御中臈のフキとボタンを主人公に据え、権力の支配から抜け出し自身の信念を貫こうとする女性たちの物語が紡がれている。第三章の舞台は、第一章・第二章に引き続き、大奥。果たしてどの人物に焦点が当たり、どのような真実が待ち受けているのか――。劇場版三部作の集大成として期待が高まる。
また、『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』の第一弾ムビチケカード型前売り券が3月14日より発売開始となった。第一章・第二章共通で登場し、劇中では多くを語られることなく謎の空間として強いインパクトを残している地下祭壇。そんな地下祭壇の“祠”の前で退魔の剣を構える薬売りの姿が描かれた1枚となっている。独創的な色遣いは言わずもがな、美しい花々に集まる虫の模様も、唯一無二の世界観を感じさせるデザインだ。なお、購入特典として、第一弾ムビチケカードと同様の絵柄がデザインされたA4ビジュアルカードがついてくる。(ムビチケカード、購入特典は数量限定。なくなり次第終了となる)
2026年春全国公開