ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナと伝説の海2』の日本版声優として、小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニンの参加が新たに発表された。併せて本作のオープニングを飾る楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」を歌うスペシャル歌唱映像とキャラクターポスターも解禁された。
前作の壮大な冒険から3年、少し大人へと成長したモアナは愛する家族や島の仲間たちとともに幸せに暮らしながら、今はまだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していたが、他の島で暮らす人はいっこうに見つけられていなかった。
そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナ。美しい海とこの世界に危機が訪れている事を知った彼女は《すべての海をつなぐ1000年にひとりの”導く者”》として、広い海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため“生きては帰れないかもしれない”ほど危険に満ちた海の果てへ向かう冒険に旅立つのだった。
本作でモアナと一緒に冒険に出るのは、前作にも登場した風と海をつかさどる半神半人の英雄でモアナの相棒マウイ、元気いっぱいだけどちょっと怖がりなブタのプアやいつも神出鬼没で予測不可能なニワトリのヘイヘイだけではない。モアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという新たな仲間が加わり、冒険を支える仲間たちとの友情や絆を通してさらに成長していくモアナにとって重要なキャラクターたちだ。
小関が担当するのは、英雄として語られるマウイとモアナのことを“推し”のように大好きな青年で、島の歴史や神話にくわしく鋭い観察眼を持っており、モアナにとって頼もしい存在となる青年モニ。
モニ役に決まった時の心境について小関は「信じられなかったです。オーディションを受けた時、キャラクターを掴むのが難しく、うまくできたのか不安でしたが、合格の連絡をもらったときはすごく嬉しかったです!歌うキャラクターの声優に憧れがあって、いつかと思っていた夢が一つ叶いました」と喜びを語り、「モニはマウイとモアナにすごく憧れを持っていて、未知なものに出会ってみたい、という興味が広く深いです。元気で前向きで明るく、小さな悩みがあっても見ていると元気をもらえるキャラクターです」と演じたモニの魅力を語る。
さらに、収録を振り返り「キャラクターとして歌ってみて、収録がとても楽しかったです。耳に残って歌いたくなる、参加したくなる曲が『モアナと伝説の海2』にも登場していますし、その中でも特に明るくて、『旅って楽しいね』という気持ちを歌う楽曲に僕は参加しているので、とにかく楽しんでレコーディングを終えました」と明かした。
鈴木が演じるのは、エネルギーに満ち溢れ、カヌーの最高傑作を作るため日々勤しんでいる、天才肌の頼れる船大工の女の子ロト。モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応するモアナの右腕的存在となる存在だ。
オーディション合格の知らせを聞いた鈴木は「純粋にすごく嬉しかったです。ロトは普段の自分とは違うところが多い子なので、最初はちょっと不安な気持ちがありましたが、どういう風にロトを演じようか考えているうちに一緒に冒険しているようなワクワクした気持ちになり、早くアフレコに臨みたいなと思いました」と、出演決定への喜びを明かした。
ロトの魅力については「自分が決めたものを信じて揺るがない気持ちを真っすぐ貫く女の子です。挑戦してみるしかない!というロトのひたむきな姿に胸を打たれました。モアナのことを一緒に引っ張っていく新しい仲間として心強い存在であれるように、自分なりにロトを演じましたので、見てくださる方に少しでも届いたらいいなと思います」と語った。
山路が演じる老人ケレは、頑固で口数が少なく一風変わっているが、実は農作物や植物のことなら何でも知っていて頼りになる人物。歌が嫌いなケレは明るく前向きなモアナと初めは相容れないが、危険が待ち受ける冒険の中で、ケレの知識と経験によりモアナたちを支えるキャラクターだ。
本作への出演について山路は「お話をいただいたときは、世界中で愛されている『モアナと伝説の海』の続編に参加することが決まってワクワクすると同時に、『ついにこういう“じいさん”の役が来るようになったか!』と感慨深かったです(笑)」と語り、「ケレは、島に住みながらも水が苦手で泳げない、植物を愛する頑固者のじいさんです。最初はちょっといや~な奴ですが、モアナたちに魅了されて、だんだんと前向きになっていく。お話が進むにつれてひょうきんな一面も見えてきたりして、とても可愛らしいキャラクターです。頑固者のケレがどんな変化を遂げていくか、楽しみにしていてください」と、見どころを語っている。
そしてソニンが演じるマタンギは、モアナたちが冒険の中で出会う、漆黒の見た目でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるキャラクター。モアナが使命を背負い大きな困難を乗り越えていく上で重要なカギを握る存在となる。
ソニンはマタンギ役に決定した時を振り返り「電話で合格を聞いて、道端で叫びました!全力で臨んだけど楽曲がすごく難しかったので、『まさか…!』と思って驚きと嬉しさがありました」と、思わず叫んでしまうほど嬉しかったことを明かしている。
ミステリアスなマタンギのキャラクターについて、ソニンは「ちょっと妖艶でパワフルです。歌っているときもパワフルで、歌にもセリフにも前向きなエネルギーをくれるところがあります。マタンギは性格もフィジカルも軽やかなので、隣にいたと思ったら次の瞬間にはすごく離れたところにいたり、右にいたと思ったら左にいたりして、どこから現れるか分からない。だけど、プレッシャーをかけすぎず、さらっとモアナの背中を押すところがマタンギの魅力だと思います」と熱く語る。
また、「勇気を出していろんな道を迷いながら行くからこそ、信念が見つかることをマタンギが教えてくれます。危険な道に進む勇気を与えてくれる存在なんです。この物語とマタンギのキャラクターを通していろんな人に届くといいなと思います」と、モアナが冒険に進む上で道しるべにもなるキャラクターであることを語った。
そして、解禁された映像は、モアナ役の屋比久知奈やマウイ役の尾上松也ら日本版声優陣が「帰ってきた、本当のわたしに」を歌唱したもの。物語の冒頭を飾る本楽曲は、モアナがはるかかなたの海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを表現している。そんなモアナが歌う楽曲を、今回は特別に日本版声優全員でハモリやコーラスも担当し歌い上げる映像となっている。
本作には物語を彩る新たな楽曲たちがほかにもたくさん登場するが、屋比久や松也はもちろん、本作で新たに参加する小関、鈴木、山路、そしてソニンが劇中で披露する楽曲にも注目だ。
『モアナと伝説の海2』は12月6日(金)より公開。
『モアナと伝説の海2』
日本版声優:屋比久知奈(モアナ)、尾上松也(マウイ)、小関裕太(モニ)、鈴木梨央(ロト)、山路和弘(ケレ)、ソニン(マタンギ)
監督:デイブ・デリック・ジュニア
音楽:アビゲイル・バーロウ、エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
原題:Moana2
全米公開日:11月27日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c) 2024 Disney. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/moana2
12月6日(金)全国劇場公開
関連記事
■ 『モアナと伝説の海2』モアナとマウイの絆が垣間見える、劇中歌入り最新映像が公開
■ 『モアナと伝説の海2』日本版本予告公開 モアナの歌う楽曲「ビヨンド(原題)」が初解禁
■ 『モアナと伝説の海2』劇中歌「We’re Back(原題)」が初お披露目 日本版特報が解禁
■ 『モアナと伝説の海2』前作から3年、大人へ成長したモアナの表情をとらえた日本限定のティザーポスター解禁
■ 『モアナと伝説の海2』屋比久知奈、尾上松也の日本版声優続投が決定 吹替版特別映像も解禁
■ 『モアナと伝説の海2』12月6日(金)公開決定 モアナが再び伝説の海へと旅立つティザーポスターが解禁
■ 『モアナと伝説の海』の続編『モアナ2(原題)』11月に全米公開決定!US版超特報とファーストルック解禁