Netflixシリーズ「ONI:神々山のオナリ」の初映像と新場面写真が解禁された。
2015年アカデミー賞(R)にノミネートされた短編アニメーション『ダム・キーパー』を手掛けた堤大介が監督・制作、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがっているんだ。』の岡田麿里が脚本、元ピクサーのロバート・コンドウと堤が設立したアメリカのアニメーションスタジオのトンコハウスが制作を手掛ける全4話のオリジナルCGアニメーション。
舞台は、日本神話に登場する変わり者の神さまや妖怪たちが暮らす世界――。そこで自由奔放に生きる、風変わりな主人公のおてんば娘、おなり。古くから伝説として語り継がれている“偉大な英雄”に憧れていて、次の英雄になるため毎日せっせと稽古に励むおなりだが、父のなりどんはヘンテコな神様で、なぜか何も教えてくれない…。そんな中、古来から山の神々が恐れてきた「ONI」の脅威が迫り来る。果たして、おなりは平和な山を守ることができるのか?そして、憧れの英雄になることはできるのか。
この度解禁された初映像では、謎に包まれた「ONI」との“遭遇”が描かれる。冒頭から、堤が創造した壮大な世界が映し出され、一目で本作特有の幻想的な物語の魅力が伝わってくる。神秘的な山々を天狗や河童、ダルマたちが不穏な気配に気づいて駆け巡っていると、そこに現れたのは、「ONI」だった。
併せて解禁となった場面写真では、天狗たちと相まみえる「ONI」の姿を捉えている。もふもふの髪の毛で丸みを帯びた体つきをしており、可愛らしさも感じさせる「ONI」だが、果たしてその素顔とは―。
2007年からピクサーでアート・ディレクターとして活動した経験を持つ堤。ピクサーといえば、『インサイド・ヘッド』『リメンバー・ミー』『私ときどきレッサーパンダ』等でも、監督や製作陣の経験や思いが作品に取り入れられ、誰しもが共感できる感動を生み出してきた。さまざまな場で活躍してきた堤の最新作として注目を集める本作は、堤の個人的な過去の体験に迫った物語になっている。
堤は、「この2つの世界の狭間に生きる少女の物語は、僕自身の人生のストーリーに紐付くお話としてスタートしました。でも制作が進み、関わってくれた多くのメンバーが、このストーリーにそれぞれのパーソナル・ストーリーとして共感し、情熱を注いでくれました。」と、本作に込めた想いを丁寧に打ち明けた。
そんな物語を彩るボイスキャストには、Netflixの青春ドラマ「ベビーシッターズ・クラブ」で主演を務めるモモナ・タマダをはじめとし、アーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナル、ブリタニー・イシバシ、オマー・ミラー、アンナ・アカナ、シャーレット・タカハシ・チュンらが参加。さらに「HUNTER×HUNTER」のクラピカ、「鬼滅の刃」の堕姫などで知られる沢城みゆきが英語版キャストとして参加する。
実力派揃いかつ多彩な魅力を持つボイスキャスト陣について、堤は「英語版の声優として参加してくれた役者さんたちは、僕がダメで元々リクエストだったドリームキャスト。まさかその一人一人が受けてくださるとは夢にも思ってませんでした。彼らもまた、同じようにこの作品に対して情熱を持って向きあってくれ、このユニークなキャラクター達に命を吹き込んでくれました。」と信頼と自信を語っている。
作品タイトル:Netflixシリーズ「ONI:神々山のオナリ」
声の出演:モモナ・タマダ、アーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナル、ブリタニー・イシバシ、オマー・ミラー、アンナ・アカナ、シャーレット・タカハシ・チュン、沢城みゆき、松崎 悠希、ロバート・コンドウ、ジョージ・タケイ
監督・制作:堤大介
脚本:岡田麿里
エグゼクティブ・プロデューサー:ロバート・コンドウ、ケーン・リー
プロデュース:サラ・K・サンプソン
共同エグゼクティブ・プロデューサー:サラ・K・サンプソン、ミーガン・バーテル
アニメーション制作:トンコハウス
Netflixシリーズ「ONI:神々山のオナリ」全世界独占配信