【インタビュー】ドラマ「番外捜査」チャ・テヒョンのインタビュー到着!”機会があれば日本の映画やドラマにも出演したい”

チャ・テヒョン主演の痛快アクション・エンターテイメント「番外捜査」のDVDがTSUTAYA先行で好評レンタル中だ。
このたび、本作で破天荒刑事を演じたチャ・テヒョンのオフィシャルインタビューが到着。以下にて紹介する。

目次

ドラマ「番外捜査」 チャ・テヒョン オフィシャルインタビュー

「番外捜査」の第一印象はいかがでしたか?

チャ・テヒョン:今まで刑事役をやったことがなかったので、刑事役のオファーをいただいた時は新鮮な感覚でしたし、新しい経験になると思いました。一番いいと思ったところはスカッとする部分ですね。そこに一番惹かれました。

チン・ガンホという人物について紹介してください。

チャ・テヒョン:最初にもらった台本では典型的な刑事の役だったんです。でも僕のキャスティングが決まって、今までの刑事とは違う感じにしたいと監督が考えたようです。前にも熱血刑事はいたし手段を問わず事件に立ち向かう刑事はいましたが、彼らは自分の足で事件を解決していました。でもこの役はできないことはカネで解決するんです。それがスカッとして新しいタイプだと思いました。

今回、役を演じる上で参考にした人物やキャラクターなどはありますか?

チャ・テヒョン:今まで刑事ドラマや映画を見る機会が多かったので、それを無意識にでもマネるような演技をしたらいけないと思ったんです。なので誰かをモデルにするというより台本に忠実に演じました。それから監督が僕に合わせて台本を変えてくれたんです。だから今まで演じてきた役と大きく外れることなく気楽に演じることができました。実際の演技では体を使うアクションシーンが多かったので撮影時には少し大変でした。アクションシーンのための準備はしましたね。

チン・ガンホの一番の魅力は?

チャ・テヒョン:刑事ドラマというのは、犯人が誰か分かっているのに捕まえられないことが多いでしょう。法律などの制限があるからです。でも、チン・ガンホは法に触れることなどお構いなしに事件を解決していくんです。そこが見ていて痛快で魅力的な部分だと思います。

チン・ガンホと似ている部分はありますか?

チャ・テヒョン:チン・ガンホは規律などを無視するタイプで僕もあれほどじゃありませんが、黙っていられず言うべきことは言うほうです。だからって毎回うるさくは言いませんが必要だなと思った時には言いますね。仕事というのはある意味人間関係ですし、組織に属していれば問題が起こることもあるので、指摘せざるを得ないこともあります。そういう部分が自分と似ていると思いましたね。他の部分はそこまで…。カネで何かを解決したりはしませんよ。最も違う部分はケンカの強さです。僕はチン・ガンホのように強くありません。なので、アクションシーンはスタントマンの人たちにサポートしてもらいながら撮ったんです。チン・ガンホを演じながら一番スカッとしたのは、体力的には大変でしたが、僕がアクションをして相手を倒すシーンです。実際には無理ですけどね。

アクションシーンで大変だった点はありますか?

チャ・テヒョン:アクション向きの体ではないので、今まであまりしてきませんでした。前にアクションした時はワイヤーにつられて武術をするとかでした。実際に殴り合うようなアクションは多分初めてだと思います。でも「番外捜査」では刑事役なのでそういったアクションシーンが多かったですね。それから最初に監督に言われたのが、後ろからスタントマンたちがきてサポートしてくれるから、僕はただ前にいるだけであとは彼らが戦ってくれると。でもいざ撮影が始まってみたら実際にアクションしないといけないシーンがたくさんあったんです。ケンカが苦手な刑事かと思ったらそんなことはなく、しかも柔道の技術が必要なアクションが多くてすごく大変でした。
ただ殴り合うだけなら、こちらが手を出して相手が倒れて終わりだけど、背負い投げをしないといけないシーンもあったんです。もちろん、スタントマンの方も投げやすいようにしてくれますが、皆さん体格のいい人たちなのである程度は力が必要でしょう。大変でしたね。僕も力も入れて少しは持ち上げないと…。アクションシーンの後は全身が痛みました。手を出して殴り合うだけなら楽だろうけど柔道は大変でしたね。監督もアクション監督も柔道の方が楽だと思ったんでしょうが実際は大変でした。

日本のファンの方に絶対見て欲しい!というシーンはどんなシーンですか?

チャ・テヒョン:ドラマの最初にあるアクションシーンがこのドラマを代表するシーンだと思います。撮影する時もあのシーンに力を入れたんです。夜の撮影が必要だったので2泊して撮りましたが、すごく寒いところでした。あのシーンがオープニングを飾るこのドラマの代表的なシーンです。それから最終話ですね。どんでん返しが楽しめると思います。そういったシーンを日本のファンの皆さんが見るとびっくりするし面白いと思ってくれるでしょう。それから事件を解決するときには後ろからテディー・チョンが現れて子分の2人も一緒にアクションするんですよ。僕らは彼らが出てくるシーンが好きです。痛快でアクションもかっこいいですからね。そういうシーンを楽しんでもらえるのかなと思います。

監督のディレクションとチームゴリラの感想は?

チャ・テヒョン:監督はとても楽しい方でコメディーが好きでよくご存知なんです。だから撮影中にも僕たちが何かアドリブをすると監督がそこに手を加えて新しくするんです。融通を利かせてくれました。監督は映画でもこういう風にされているようで楽しく撮影ができました。チームゴリラの企画だからマ・ドンソクさんも特別出演してくれたらよかったんですけど、他の作品と撮影が重なり写真のみの出演でした。まさか僕の父親役だとは…。無理のある設定にびっくりしたんですが、あれが1番のコメディーでしたね。それでもドンソクさんが出てくれて嬉しかったです。ドンソクさんもアメリカかイギリスかよくわかりませんが、いつも連絡を取り合って応援してくれました。撮影したものをモニタリングしてくれたし…。楽しかったですね。

今回の作品はチャ・テヒョンさんにとってどんな作品になりましたか?

チャ・テヒョン:僕にとってはチャレンジでしたね。似ている部分もあるとはいえ今までにしたことにない役で、新しい姿を見せるいい機会になりました。だから僕に合わせて台本を変えてくださったことに本当に感謝してます。僕ができる刑事としては最適の役柄だったと思うんです。今まで先輩たちが演じてきた刑事の役を僕が演じても似合わないでしょう。でもこのドラマの刑事役は別でした。チャ・テヒョンという俳優が演じられる刑事役にぴったりだったと思います。だから最初からやりたいと思ったんです。僕にとっても意味深い作品になりました。

これから挑戦してみたいジャンルや役は?

チャ・テヒョン:今まで多くの作品に出演しましたがものすごく違う姿を見せているわけではありません。みんなの期待はどうかな…。あとは悪役しか残ってないんですが、いつも考えてはいます。僕が悪役を演じるとしたらどうなるか。自分に合うかとか…。若いときはそれが悩みであり課題でしたが、今はそこまで悩んでいません。観客や視聴者の皆さんの反応を見ると僕に合わない役を演じるのを望んでないようです。だから僕ができる役を僕らしく演じて、その中で若干の変化を見せられるような役がやりたいですね。ジャンルに関して言えばスリラー映画やドラマをやったことがないので、それがどんな役であれ、そういった新しいジャンルに挑戦するのもいいと思います。どんな役をやりたいかよりも段々と歳を重ねているので、歳にあったどんなオファーが来るかが楽しみです。

最後に日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

チャ・テヒョン:日本のファンの皆さんに楽しく面白い作品でお会いしたいと思います。日本に行ってプロモーション活動を行ないたいと思ってはいますが、今はそれができず残念です。皆さんと直接お会いできる日が早くきてくれる事を願います。今回は映像でのご挨拶になりますが、機会があれば日本の映画やドラマにも出演したいです。そして皆さんにお会いできればと思っています。お体に気をつけて、僕が出演するドラマや映画をたくさん見てください。ありがとうございました。

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