【インタビュー】「初恋王宮~お妃さまと呼ばないで~」チェン・ジンコーのオフィシャルインタビュー到着!

NBCユニバーサル・エンターテイメントより、初恋シンデレラ・ラブコメ時代劇「初恋王宮~お妃さまと呼ばないで~」が好評リリース中だ。
このたび、ハリウッドで演技を学んた後、本作でドラマ初出演にして初主演という鮮烈な俳優デビューを飾った期待の新星チェン・ジンコーのインタビューが到着した。

目次

「初恋王宮~お妃さまと呼ばないで~」チェン・ジンコー インタビュー

最初に「初恋王宮お妃さまと呼ばないで」の脚本を読んだ時、どんなところに魅力を感じましたか?

チェン・ジンコー:脚本を読んでまず惹きつけられたのは人間関係ですね。蕭煜、蕭祁、太妃をめぐる兄弟関係や母子関係、臣下たちの関係など、複雑な愛憎関係に魅力を感じました。

あなたが演じる蕭煜は見た目はクールでも心は温かい王ですが、
そんな役を演じるにあたって意識したこと、工夫したことはありますか?

チェン・ジンコー:初めて演じる時代劇のキャラクターでしたし、“王”の役を演じるのも初めてでしたので、自分の動作、仕草、体全体の姿が立派に見えるように意識しました。やはり王様らしく見えないといけませんから。

蕭煜の魅力は何だと思いますか? 自分と似ているところ、共感できるところはありますか?

チェン・ジンコー:蕭煜の魅力は強さだと思います。兄に裏切られたり母から疑われたりする時も、彼は自分1人でそれを背負います。自分と似ているところは、困難に直面した時にそれを他の人に打ち明けたり困っていることを訴えたりしないところですね。僕自身、1人で黙ってなんでも消化するタイプです。共感したところは、蕭煜が侍衛の鍾離のことを誤解して、とても腹を立て辛い気持ちになるエピソードがあるのですが、自分はこの時の蕭煜の気持ちがすごく理解できました。信頼している人が理解できないことをした時に感じるこの気持ちは、非常に共感できましたね。

蕭煜と聞素錦は反発しあっていましたが愛し合うようになり、互いに困難を乗り越えていきます。
そんな2人のエピソードの中で、一番胸キュンしたシーン、好きなエピソードは何ですか?

チェン・ジンコー:一番胸キュンしたのは、蕭煜が聞素錦の前で本当の身分を明かすことになる宴のシーンです。蕭煜が無実の罪を着せられそうになった聞素錦を助けようと高座から降りてくるシーンです。自分の本当の身分を明かし、自分の権力と能力を駆使して彼女を守ろうとするシーンに、心を動かされました。

劇中のキスシーンで一番印象に残っているのはどこですか? 撮影の裏話がありましたら教えてください。

チェン・ジンコー:印象に残っているのは、聞素錦の夢のシーンで、2人が桃の木の下でキスするところですね。このシーンはCG合成をするためのグリーンバックでの撮影で、何度もキスすることになりました。結果、とても美しいシーンに仕上がっています。空中にたくさんの桃の花びらが舞っていたのが、とても印象に残っています。

聞素錦を演じたカービィ・ホイさんとの共演はいかがでしたか? 彼女の素顔はどんな人なのでしょうか?
2人でどのように演技の息を合わせていきましたか?

チェン・ジンコー:彼女との共演は楽しかったですね。プライベートでも仲良くなれました。彼女の素顔はおおらかで可愛らしいタイプです。遊んでいても気が合うので、演技でも息を合わせることができました。

蕭煜と蕭祁は互いに愛する女性と天下の覇権を争う兄弟です。
この2人のエピソードの中で、一番印象に残っているエピソードは何ですか?

チェン・ジンコー:一番印象に残っているエピソードは、蕭祁が出征する前に朝臣たちや太妃の前で、聞素錦との婚姻を賜りたいと訴えるところです。

蕭祁を演じたチャン・ホーさんとの共演はいかがでしたか? 彼の素顔はどんな人なのでしょうか?
2人でどのように演技の息を合わせていきましたか?

チェン・ジンコー:彼はとても面倒見のいい“兄貴”のような存在です。僕らの演技の息はとても合っていたと思います。それほど話し合わなくても、お互い相手の考えを理解し演技することができました。

このドラマはあなたにとって初めての時代劇ドラマでしたが、
時代劇を演じて楽しかったこと、大変だったことは何ですか?

チェン・ジンコー:楽しかったことは新鮮な体験ができたことですね。僕にとってさまざまな新しい経験、新しい知識を吸収できたことは楽しいことでした。大変だったことといえば毎日の衣装ですね。着付けやメイクにけっこうな時間がかかったことです。その上、撮影が暑い時期だったので、体力をかなり消耗しました。

撮影中に何かハプニングや忘れられない出来事はありましたか?
撮影現場での面白いエピソードがありましたら教えてください。

チェン・ジンコー:忘れられない出来事といえば、白馬に乗るシーンでハプニングがありました。馬の中でも気性が荒いという白馬が突然暴れだして人を蹴り始めたんです。これは現場のみんなにとっても忘れられない出来事だったと思います。クランクアップした後でも思い出すと怖くなる体験でした。撮影現場の様子は公開されているメイキング映像で見られます。僕がカービィや鍾離役のジョウ・イーランと、わいわいやっている普段の撮影の様子が見られるはずです。

日本の視聴者に注目してもらいたい見どころはどこですか?

チェン・ジンコー:蕭煜と聞素錦とのラブストーリー、蕭煜と鍾離とのブロマンス、それから蕭煜、蕭祁、太妃をめぐる断ち切ることのできない一筋縄ではいかない複雑な親子のドラマに注目してもらいたいです。

普段オフの時間には何をしていますか? どんな趣味がありますか?

チェン・ジンコー:オフの時にはいつも漫画を読んだりアニメを見たりしています。「ONE PIECE」「NARUTO -ナルト-」「進撃の巨人」はどれも見ています。趣味は釣り、登山、縄跳びなどです。

今後どんなタイプの作品やキャラクターを演じてみたいですか?

チェン・ジンコー:もっと現実的なテーマの作品も演じてみたいです。また、超能力のあるキャラクターや悪役にも挑戦してみたいです。

俳優としての目標は何ですか? 演技のほかにも何か挑戦してみたいことはありますか?

チェン・ジンコー:目標は自分が満足できる演技ができるようになること、キャラクターをしっかりと理解して自分のものにすることです。演技のほかに挑戦してみるなら、料理が好きなのでシェフとか、デザイナーの仕事とかをやってみたいですね。

最後に、日本のみなさんにメッセージをお願いします。

チェン・ジンコー:「初恋王宮~お妃さまと呼ばないで~」を楽しんでもらえれば嬉しいです。ありがとうございました。

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