ラブアクション時代劇「祈今朝＜ききんちょう＞～失われた記憶、共鳴する愛～」がU-NEXTにて独占先行配信中、DVDリリース中。
この度、本作で越今朝（えつきんちょう）と扁絡桓（へんらっかん）というタイプの違う2つのキャラクターを演じ分け、1人2役に挑戦したシュー・カイ（許凱）からのオフィシャルインタビューが到着した。
※以下、オフィシャルインタビュー原稿を掲載。
──「祈今朝＜ききんちょう＞～失われた記憶、共鳴する愛～」で演じた越今朝（えつきんちょう） と扁絡桓（へんらっかん）の紹介をお願いします。
シュー・カイ：越今朝というのは過去のない人間で人生の先行きも見えない。普段はお茶目でやんちゃだけど、それは自分を守る鎧で扁絡桓とは真逆。つまり2人は両極端な性格ですね。扁絡桓は未来がなく、とても悲惨です。自分の死期が近いと知っている。だからこそ未練が生じます。祈（き）と会うたびに最後の別れに近づくからです。
──2つの役は全く違いますか？
シュー・カイ：そうですね。最初は新鮮で面白いと思いましたが、いざ撮影が始まったら頭を抱えました。撮影しながら、皆で作品を洗練させていきました。
──｢仙剣｣の生みの親（※）も扁絡桓役に＜いいね＞をつけていましたね。
シュー・カイ：僕と兄は昔から｢仙剣｣のファンです。僕はそのキャプチャを兄に送りました。まさに“念願成就”です。兄は『すげえ』って。子供の頃はまだネットがなくてソフトを買って遊びました。まずは｢仙剣98柔情編｣。それからシリーズ2～5。この話題ならいつ振られても大丈夫です。ストーリーも覚えています。これは僕にとってとても大切な思い出です。
※ゲーム「仙剣奇侠伝」シリーズのプロデューサー
──｢仙剣｣の古参ファンとしてこの役を受けた時の気持ちはいかがでしたか？
シュー・カイ：すごい重圧でした。これは偽らざる本音です。子供時代に夢見た思い入れのある1作です。どれほど難しくても全力で演じてみんなが納得する作品を目指しました。
──｢千古の愛、天上の詩｣では3役を演じていましたね。
シュー・カイ：｢千古の愛｣では何度も転生するから、3役は別人とも言えます。でも今朝と扁絡桓は苦痛を感じました。メンタル崩壊です。例えば1日のうち3シーンは今朝役でふざけたり、卵を奪ったり、嫉妬したりします。そのあとメイクを変えて扁絡桓を演じます。ケガしたり、心を痛めたり、エモくなったり。超つらいんです。気分の浮き沈みが激しいので。つまり喜んだあと泣く。また喜んで泣く。ずっとこんな調子でした。まず今朝役で空間に向かって演じる。それから扁絡桓になり、今朝がいると想像して演じていました。
──演じがいのあったシーンはありますか？
シュー・カイ：前半の今朝は気楽に演じられました。騒いだり卵を奪ったり。扁絡桓は内向的で、演じがいがあります。よりリアルに演じられたと思います。
──こういった役柄は、役者冥利に尽きると感じますか？
シュー・カイ：そうですね。僕の性格は比較的扁絡桓に似ていると思います。
──ファンから見ると今朝に似ている印象ですが、本人としては扁絡桓に似ていると思われますか？
シュー・カイ：そうですね、僕は内に秘めるタイプです。
──祈の顔をつねるシーンの中で一番印象的なのはどこですか？
シュー・カイ：多すぎて忘れました。毎回思い切りやりましたので。お遊びですからね。僕はつねられた時、「よくも力を入れたな、次のシーンでやり返す」と言いました。自分でも、これこそまさに仲よし兄妹のじゃれ合いだと思いました。2人は記憶がなく支え合ってきたのです。
──越祈のどんな点が一番好きですか？
シュー・カイ：越祈には過去の記憶がなく、心は子供のままです。無邪気でかわいいと思います。
──日頃、どうやって彼女をからかいますか？
シュー・カイ：彼女は僕に「あなたのこのシーンは太って見える」と言っていました。2人とも大食いの役だったので。
──自分の恋敵を演じた感想はいかがですか？
シュー・カイ：撮影の時はさほど意識しませんでした。2役を演じ分けることに必死だったからだと思います。もう一度機会があれば、嫉妬バトルを掘り下げたいです。あとで自分が自分の恋敵だと気づいて、本当に滑稽だと思いました。視聴者いわく、シュー･カイが自分をにらんでると。撮影の時は考えもしませんでした。
──1人複数役を選びがちだとファンに言われていますが…？
シュー・カイ：いろんな役に挑みたいと思っています。だから1人2役を演じられて幸運です。今回は2人の感情のギャップが大きかったです。これは役者の醍醐味だと思います。
──今回は醍醐味に浸れましたか？
シュー・カイ：つらいけど楽しいですね。
──視聴者からの面白いコメントはありましたか？
シュー・カイ：「三兄はエモい」や、扁絡桓が登場した時「彼は丸顔だから、扁先生じゃなくて丸先生だ」とかがありました。超ウケましたね。
──最後に、本作の紹介をお願いします。
シュー・カイ：｢祈今朝｣をお見逃しなく。越今朝と扁絡桓と祈を応援してください。視聴者の皆さんに満足してほしいです。
※以上、オフィシャルインタビュー原稿を掲載。
「祈今朝＜ききんちょう＞～失われた記憶、共鳴する愛～」
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(C) Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd
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