【インタビュー】「私がいちばん綺麗だった時」ハ・ソクジンのオフィシャルインタビュー到着

NBCユニバーサル・エンターテイメントより、「私のIDはカンナム美人」イム・スヒャン×「愛の不時着」ハ・ソクジン×「初恋は初めてなので」ジスの実力派スター共演「私がいちばん綺麗だった時」のDVDが好評リリース中だ。

逆境の中を強く生きる女性と2人の男性、それぞれに複雑な過去と拭いきれない傷を負った3人の想いを描く珠玉のラブストーリーが描かれる本作。
この度、ヒロインへの恋心を隠さず積極的にアプローチしていくカーレーサーを演じたハ・ソクジンのオフィシャルインタビューが到着。以下にて、紹介する。

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「私がいちばん綺麗だった時」 ハ・ソクジン インタビュー

演じたソ・ジンはどんな男性ですか?

ハ・ソクジン:ソ・ジンは何事もためらいなく実行する人物ですね。自分の欲しいものを手に入れるために真っ直ぐ突き進むタイプです。豊かな家庭で何不自由なく育ちました。人生で初めて一目惚れを経験し、その女性を巡って弟と争うという波乱にみちた運命の渦に投げ込まれます。

カーレーサーという役を演じるために、準備したことはありますか?

ハ・ソクジン:レーサーの知り合いはいなかったので、人づてに現役のレーサーを紹介してもらい、彼らに話を聞きました。レーサーになった動機、レーサーに必要な素質、選手生命はどのくらいかなど、いろいろ細かく話が聞けました。僕はレース用の車に乗った経験はなかったので、どんな気分になるか知ろうと、バーチャルでレーシング体験をできる施設に行ったりもしました。サーキットにも行きましたが運転はしていません。運転席に座っただけです。訓練していないので運転はさせてもらえませんからね。車内は快適とは言えませんでした。走るために必要な最低限の装備だけで、車内はとても暑かったです。撮影が終わると大きな扇風機で体を冷やすほどの熱気でした。

ジスさんの第一印象をお聞かせください。

ハ・ソクジン:ジスさんは人見知りで、演じたファンと似ています。とってもシャイ。男同士は酒を飲めばすぐに親しくなれるものですが、彼はあまり飲みません(笑)。でも幸いなことに最初の撮影が兄弟でじゃれ合うシーンだったので、そのあとは仲よくなれました。

イム・スヒャンさんとの共演はいかがでしたか? 一緒に演じたシーンの中で特に印象に残っているのは?

ハ・ソクジン:共演できてとてもうれしかったです。彼女は集中力があるので、僕も集中しで演技できました。彼女は大変なシーンを共にやり抜いた同志です。お互いに達成感を感じました。一番印象的なシーンは海のシーンです。少し寒い時期に一緒に海辺に入ったことを覚えています。一番楽しく撮影できたのは新婚旅行のシーンですね。放送された時間は長くありませんでしたが、美しい景色の中で楽しく撮影できました。

キャリー・チョン(ファン・スンウォン)のような元彼女がいたら、どうしますか?

ハ・ソクジン:ジンは彼女との関係をうまく清算することができませんでした。僕なら関係を明確にしますし、彼女のような女性には深入りしないでしょう。ソ・ジンというのは人間関係の整理が苦手な人なんです。女性関係もうまく整理できず残念だなと思いました。それが彼を巡る葛藤の元凶ですから。

前半と後半のキャラクターの演じ分けについて、どんな部分に気を遣いましたか?

ハ・ソクジン:それこそ、僕が最も力を注いだ点です。前半は自信満々で直球型、健康なのはもちろん自分の欲望に正直な人間を演じようとしました。でも後半は全く違います。前半のジンの要素をどれくらい残し、どれくらい消すか悩みました。その間は誰にも会わずひたすら自宅で役作りに励みました。ドキュメンタリーや映画などをたくさん観て準備しましたね。

ジンを演じたことで成長できた点は?

ハ・ソクジン:ジンという人物が見る人の共感を得られるよう努力しました。そのために、自分の日常まで変えて取り組みました。この経験は今後の俳優人生に大きな影響を与えると思います。「努力した分だけ演技に反映される」。それが分かったということが、俳優としての成長につながると思います。

自然豊かな場所や地方ロケのシーンも多かったですが、どんな場所が印象に残っていますか?

ハ・ソクジン:まずは新婚旅行先の済州島(チェジュド)の美しい風景ですね。アメリカに出国する前に行ったハス池も思い出深いです。楊平(ヤンピョン)の自宅の庭の池のある光景も印象的でした。これは失踪前にも出てきますし家に戻ってきた時にも出てきます。渡米前と帰国後では同じ景色を見ていても、ジンの心情は大きく変わっているでしょうし、僕もそれを表現しようと努力しました。

陶芸家の息子という役柄でしたが、器へのこだわりはありますか? どんな食器が好きですか?

ハ・ソクジン:料理は時々しますが、器には特に興味はありません。陶芸家の息子なんて、そんなものじゃないでしょうか(笑)。

撮影現場のムードメーカーはどなたでしたか?

ハ・ソクジン:ムードメーカーという方は特にいなかったと思います。コメディーのような笑いのある作品ではないので、雰囲気を盛り上げるより、互いに感情移入できるよう助け合う戦友のような関係でした。楽しく盛り上がるような現場ではありません。監督やスタッフは撮影の雰囲気を盛り上げるのが仕事ですが、僕は俳優としてその中でただ演技に没頭していました。

本作を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。

ハ・ソクジン:「私がいちばん綺麗だった時」でソ・ジンを演じたハ・ソクジンです。僕らのドラマがDVDになると聞いて楽しみにしています。たくさんの方々に楽しんでもらいたいです。お知り合いにもいいドラマだと宣伝してください。皆さんの心に響いてほしいです。寒い時期、このドラマで心を温めてください。健康に気をつけてお過ごしください。ありがとうございました。


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