全米最新ヒットのSFサスペンス「レジデント・エイリアン～宇宙からの訪問者～」のDVDが明日7月6日(水)リリースとなるのを記念して、主演アラン・テュディックらの貴重なインタビュー映像が解禁された。
2012年から全米で刊行された人気コミックシリーズが原作である本作は、全米ケーブルTVチャンネルSyfyで2021年に放送されるや人気となり、早くもシーズン2が放送された話題作。人類抹殺の任務を負ったエイリアンが主人公で、SFサスペンスでありながら、ブラックユーモアや感動の要素もあり、その斬新さがクセになる作品だ。Rotten TomatoesのTOMATOMETERは94%、IMDbのRATINGは8.1といずれも高水準（2022年7月1日時点）を誇っている。
不時着した地球で人間になりすまし、町になじもうとするエイリアンのハリーに扮したのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』K-2SO役でおなじみ、多くのディズニーアニメで活躍する芸達者のアラン・テュディック。人間として苦闘する様子と、人類抹殺任務を遂行しようとする脅威の姿を見事に演じ切った。
さらに「クローザー」のコリー・レイノルズや、『ターミネーター』シリーズのリンダ・ハミルトンなど、実力派俳優陣が華を添える。
また、ハリーの吹替えを担当したのは「機動戦士ガンダム」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズら、超人気アニメシリーズなどでの活躍も目覚ましい子安武人。樋口あかり、乃村健次なども参加し、日本語吹替版もハイクオリティで楽しめる。
そして、全米人気コミックシリーズ「ダークホースコミックス」刊の同名コミックを実写化した本作には、スティーブン・スピルバーグ率いるアンブリン・テレビジョンが制作に携わっているので、その面白さはお墨付きだ。
そんな本作より解禁されたインタビュー映像で、「このドラマの見どころはアドリブだよ」と語るのは、保安官であるマイク役のコリー・レイノルズ。主役のハリー役を演じたアラン・テュディックも「みんな、非常にアドリブがうまいんだ。クリスの脚本に役者たちが最高の肉付けをしていく」と、アドリブの達人たちが集結していることをアピール。
プロデュース／脚本を担当したクリス・シェリダンは、「脚本家の立場からすると、毎回楽しみだよ。演技が加わることで、脚本を超えてくるんだから」と称賛する。また、アランは「脚本家も監督も全体を見渡す必要がある。でも役者はその役に集中し、体現するのが仕事」と独自の演技スタイルも明かしている。
一方、コリーは演じたマイクに珍しい特技を持たせたいとクリスに提案したそうで、その一つがビートボックス。「なんと、アメージング・グレース（讃美歌）のビートボックスを始めた。しかも、鼻歌入りのね」と脱帽するクリス。
加えて「そしたら、リズ（リヴ・ベイカー役エリザベス・ボーウェン）がまさかの口トランペット！」と最強のコンビネーションに驚きを隠せない様子だ。提案が見事採用されたコリーは「みんなで作り上げている感が高まる」と満足げ。
さらに、「演技のモチベーションが上がる」とアドリブ効果を説明するのはハリーの部下で看護師のアスタを演じたサラ・トムコ。「ドラマ全体の質も高め、役者としてやり甲斐を感じる」と感慨深く語るアラン。
SFサスペンスでありながら、ユーモア満載の本作。どのシーンがアドリブなのか想像しながら本編を楽しむのも良し。アドリブを巧みにこなす強者揃いの演技バトルは必見だ。