「スター・トレック:ディスカバリー シーズン4」12月7日(水)ブルーレイ&DVDリリース記念!特典映像の一部解禁

スター・トレック:ディスカバリー シーズン4

シリーズ史上初の黒人女性船長マイケル・バーナムとクルーの活躍を描いたSFアクション超大作「スター・トレック:ディスカバリー シーズン4」ブルーレイ&DVDが12月7日(水)リリースとなるのを記念して、映像特典の一部が特別に解禁された。

マイケル(ソネクア・マーティン=グリーン)が晴れてディスカバリー号の船長となり、新たな危機と対峙する今シーズン。ブック(デヴィッド・アヤラ)の故郷が巨大な重力異常(DMA)によって破壊され、他の惑星にも波及する恐れが…。ディスカバリー号はDMAを発生させている未知の存在を追って危険な探索に飛び出す。故郷を失ったブックは復讐を果たすためだけに行動し、マイケルたちと反目する一方、船を出て新たな生活に踏み出していたサルー(ダグ・ジョーンズ)は再び副長として戻り、マイケルを支えつつも意外な展開に!? また苦楽を共にしてきたティリー(メアリー・ワイズマン)に人生の転機が訪れる…。

「スター・トレック ユニバース」の世界観の中でディスカバリーは色々なシリーズとの接点を見せてきたが、今シーズンも見どころ多数。第1話にはファンならずともなじみ深い「コバヤシマル」のタイトルが。また、Q連続体やシンスなど、「ピカード」にも通じる内容、そしてかつての偉大な艦長の名を付けた宇宙船の登場など、ファンには堪らないネタも満載。

さらに銀河バリアや並行宇宙といったシチュエーション、次世代胞子ドライブといった新技術もしっかり用意されている。惑星崩壊、復活した連邦に危機が迫る…銀河を救うためマイケル達の決死のミッションが今、始まる。

今回解禁された映像で、「船長を演じ始めた時期には、物理的な問題もあった。コロナへの対策で撮影は困難を極めた」と振り返るのは、ディスカバリー号の女性船長マイケルを演じたソネクア・マーティン=グリーン

シーズン4から製作にも携わっていた彼女は、「船長役と製作の2つの役割を担うため、自分がどうあるべきか模索した。難しい試練もたくさんあったが、1つ1つ成し遂げたことで、自分も大きく成長できた」と達成感に満ち溢れていた。

加えて「仲間やクルー、他の役者との関係にも変化があり、船長役を演じたことで今までと違う関係性が生まれた」とし、2つのリーダーになったことで、有意義で新たな経験をしたようだ。

そして、「もともと(キャストやスタッフに)強い絆があったことに感謝している。この絆が何より大切だった。信頼があり団結して、ここまで来られた」と感慨深く語るマーティンだったが、「撮影中に両親が亡くなり、大変だった。2人を失った悲しみに、今やっと向き合い始めた」と激白。

「悲しみには十分明け暮れ、傷は癒えたと思っていたが、実際は違った。悲しみを克服できると自分を説得していた。今になって当時の自分の本心に気がついた」としみじみと語るマーティンは、一度に両親を失ったことで心を閉ざしてしまったそうだ。

そうした理由を「仕事に戻るため、そうするしかなかった。役者として、製作者として、2児の母として、背負う荷が多すぎて自分の殻にこもった」と当時の悲痛な心の叫びが聞こえてくるようだ。そして「周囲は温かく接してくれて、寄り添ってくれた。私の力になってくれた仲間に、恩返しがしたいといつも思っていた。独りになって悲しみにフタをしないと心が砕けて、撮影に戻れないと感じた」と赤裸々に語った…。

やがて迎えたクランクアップ当日。「ここにいるみんなと互いの愛に感謝している。作品のファンと自分たちのために、全力を出し切った。つらかった時期に、支えてくれて本当にありがとう!大丈夫なフリをさせてくれて、ありがたかった。大好きよ!ついにやったわ!」と涙声から歓喜へと仲間たちへ感謝し、拍手の中で喜びに浸るマーティンの姿が。

「(マイケル・)バーナムを演じるのは葛藤の連続だった。コロナ流行下での撮影、産後のストレス…そんな苦悩を経て、心を開いたら神様がこう言った。“両親の死に向き合う時”と」と、清々しい様子のマーティン。様々な困難を仲間と共に乗り越えた彼女と、演じたマイケルの成長物語はどこか合わせ鏡のようで、特典映像を鑑賞しながら本編を楽しむと、より感慨深さが増しそうだ。

また、その他にも製作の舞台裏などファン垂涎の特典映像が収録され、日本限定オリジナルブックも封入されている。

スター・トレック:ディスカバリー シーズン4
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