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『余命10年』リリース記念!4時間を超える映像特典に含まれる“撮りおろしスペシャル・トーク”の一部が初解禁

余命10年

『余命10年』が6月24日(金)より先行ダウンロード販売、7月22日(金)よりデジタルレンタルとブルーレイ・DVD発売、レンタル開始となる。

このリリースを記念して、プレミアム・エディションに収録される4時間を超える映像特典のうち、監督・藤井道人とW主演の小松菜奈&坂口健太郎による撮りおろしスペシャル・トークの一部が初解禁された。

本作はSNSを中心に話題を呼んだ小坂流加原作の小説「余命10年」の実写映画作品。『新聞記者』で『第43回日本アカデミー賞』優秀賞を受賞した藤井道人がメガホンを取り、二十歳で難病を発症し、余命10年であることを知った茉莉に小松菜奈、そして茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を坂口健太郎が演じた。日本中を感動の渦に包み込んだ、“涙より切ない”ラブストーリーは大きな話題を呼び、今年一番の感動作(※)として大ヒットを記録している。
(※)累計興行収入(3/4~5/2)

余命10年

小松菜奈と坂口健太郎が初共演となった本作。最初の共演シーンは、和人の住んでいるマンションの屋上で手持ち花火をするシーンだったという。今回解禁された映像で、そのシーンについて藤井監督「初々しかった。台詞のないシーンで2人がどんな温度感か探りながら、時間をかけて撮れたから、ここからで良かったなって」と語る。

一方の坂口は、「藤井組という現場も初めてだったので、現場がどういう風に流れていくのかとか、スピード感とかを探っていたかもしれないですね」と台詞なしで撮影する中で、距離感を探っていたという。ただ、そんな中でも花火のシーンについて「台詞が無い、ほぼ目線だけでのやり取りが凄く美しく見えました」と坂口。というのも、そのシーンの時点で和人は茉莉のことを好きになっており、台詞がなく目線だけで演じることが、坂口としては和人の繊細な感情表現をうまく演出できたと振り返った。

余命10年

続いて話題は茉莉のビデオカメラへ。茉莉のビデオカメラは全編にわたり登場し、茉莉役の小松自身がそのカメラで撮影を行っていた。その映像は実際に本編でも使用され、茉莉目線のリアルな世界観を醸成している。ビデオカメラでの撮影について、「茉莉が肌身離さず持っていた大切なものだったので、撮影に入る前に実際に使うカメラをお借りして、ズームはどうやってやるのかとか、まずは慣れようと思いました」小松

最初は”慣れること”からの始まりだったが、現場で手持ちカメラのシーンを撮ることになった際、小松「本当に私のビデオカメラしか回さないんですよ(笑)」と当時の驚きを語る。手持ちカメラのシーンを撮影する際は、ムービーカメラは基本的に使用せず、小松が撮影したもののみだったようで「これ私に懸っているやつじゃん!どうしよう!」と、大きなプレッシャーを感じていた様子。だが、小松「茉莉の中の世界なので、自由にあまり固くならず、”向けたい!”と思うところに素直に向けてみようと思ってやりました」と切り替え、本番に臨んだことを明かしてくれた。

最終的にビデオカメラでの撮影について「面白かったですね」と語る小松「映画を観ていても、お客さんが実際に茉莉としてビデオを撮っているみたいに、茉莉にしか見えない目線が見え、茉莉に対して近い距離を感じるようになったと思います。お姉ちゃん(桔梗/黒木華)が茉莉に見せる顔もよりリアルに感じられたと思うので、ビデオがあってよかったです」と振り返った。

余命10年

実は、本番以外でもビデオカメラをまわしていたようで、「休憩中にスタッフさんを撮ったりとか、結構色々と撮影していたんですよね。(撮影のために)髪の毛を切ったんですけど、”ここから大変なシーンが始まる!”と断髪式のような感じでビデオカメラを回しておいたりとか、そういうのも全部入っているので、すごいメモリーですよね」と貴重なエピソードも披露。

“茉莉のビデオカメラ”には茉莉だけでなく、小松や坂口をはじめとするキャスト、製作スタッフの思い出が詰まった貴重な映像が収められている。その映像は、一部プレミアム・エディションに映像特典として収録されている。

『余命10年』は6月24日(金)より先行ダウンロード販売、7月22日(金)よりデジタルレンタルとブルーレイ・DVD発売、レンタル開始となる。ぜひ本編を楽しみつつ、映像特典とあわせて本作の魅力、そして制作スタッフ、キャストの想いを感じてみては。

余命10年

【STORY】
数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに――もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。――「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?

【CAST】
小松 菜奈 坂口 健太郎
山田 裕貴 奈緒 井口 理 / 黒木 華
田中 哲司 原 日出子 リリー・フランキー / 松重 豊

【STAFF】
原作:小坂 流加「余命10年」(文芸社文庫 NEO 刊)
監督:藤井 道人
脚本:岡田 惠和 渡邉 真子
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)

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