1993年に始まり、日本での開催は今年で29回目となったフランス映画祭が11月11日(木)から14日(日)の4日間、横浜・みなとみらい21地区内のパシフィコ横浜、赤レンガ倉庫、そしてイオンシネマみなとみらいにて開催され、無事閉幕した。
今年も、フランスからのゲストは不在という状況での開催となったが、フェスティバル・ミューズに就任した杏が、10月14日のフランス大使館公邸内で実施された記者会見以降、大きくプロモーションに貢献。映画祭初日には、高らかに開会宣言を行うなど、華やかに映画祭の色を発信した。
また、今年2年目の試みとして、本映画祭の特別協賛である日産自動車が企画・運営に全面協力し、電気自動車(EV)を集めたEV限定のドライブインシアターを横浜のランドマークの一つである赤レンガ倉庫で実施、『フランス映画祭2021 横浜:EVで星空上映』と題して、上映前にはレッドカーペットイベントも実施、好評を博した。
なお、会期中は合計11作品のフランス新作映画が上映され、昨年よりも1作品多く、合計の作品来場者数も昨年比約37%増となった。
11月12日(土)には、別所哲也が代表を務める米国アカデミー賞公認国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」とのコラボレーションによる「特別マスタークラス」も開催され、横浜市立大学の学生もオンラインで同時視聴参加し、日仏における短編映画の制作過程の違いなどが語られた。
本年度の映画祭実績
・上映作品数:11作品(うち日本未配給作品:5作品)
・本年度の来場者数(上映作品のみの集計):2010人(※昨年:1469人/10作品)
・マスタークラス視聴者:累計230ビュー
・マスタークラス関連短編:3作品
・ドライブインシアター参加台数:26台
昨年(2020)からの動員数比:約37%増
フランス映画祭2021 横浜 Festival du film francais au Japon 2021 開催概要
■ 名称
(日)フランス映画祭2021 横浜
(仏)Festival du film francais au Japon 2021
■ 期間・会場
2021年11月11日(木)~11月14日(日) 全4日間
みなとみらい21地区を中心に開催
■ プログラム
【1】11月12日(金)~14(日) フランス映画最新作の上映
【2】11月11日(木) オープニング・セレモニー、ドライブインシアター
【3】マスタークラスなど
主催:ユニフランス
共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、横浜市
特別協賛:日産自動車株式会社
公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2021/
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