6月23日(土)より、映画『ガザの美容室』がアップリンク渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次公開となった。公開にあわせて、アップリンク渋谷の併設カフェTabelaにて、コラボレーションメニューが登場。本作の舞台となるパレスチナのお菓子「ハリーサ」や、セージのお茶「マラミーヤ」とのセットメニュー、また、 パレスチナの修道院で作られているナチュラルワインを期間限定で提供。7月には、パレスチナ産のビールが入荷予定だ。
映画『ガザの美容室』× Tabela
パレスチナのお菓子 Palestinian Sweets
ハリーサとマラミーヤ Harisa with Maramiya
「ハリーサ」は、セモリナ粉を使ったアラブの伝統的なお菓子。甘い生地に香るレモンが爽やか。セージのお茶はアラビア語で「マラミーヤ」と呼ばれ、 “聖母マリアの草”を意味する。
ハリーサ単品¥700
ハリーサ&マラミーヤのセット¥1000
パレスチナのナチュラルワイン Palestinian Natural Wine
エルサレム西方、ラトゥルンの丘に建つトラピスト会 ・ラトゥルン修道院で作られているナチュラルワイン。ラトゥルン修道院は、パレスチナ自治区内でワインを造っている2つある修道院のうちの1つ。19世紀からワイン造りをはじめ、利益は修道院や併設の学校・孤児院の運営、ガザ地区の教会の支援などに使われている。
カナ・オブ・ガリレー(赤)Cana of Galilee (Red)
ボトル bottle ¥3,100
ガリラヤ地方の町、カナで婚礼に招かれたイエス・キリストが水を上等のワインに変えたというエピソード「カナの婚礼」にちなんで、カナワインと呼ばれている。中口タイプで飲みやすいワイン。
品種:メルロー/カヴェルネ・ソーヴィニヨン | alc. 12%
サンタ・メッサ(白) Santa Messa (White)
ボトル bottle ¥3,000
修道院の畑で収穫された遅摘みのブドウを用いた教会法の定めによる純粋なワイン。やや甘口のためデザートワインにも向いている。
品種:マスカット/シャルドネ/ソーヴィニヨンブラン | alc. 12.5%
カフェレストラン Tabela
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階
tel. 03-6825-5501
店舗サイト:http://www.uplink.co.jp/tabela/
期間:6月23日(土)~終了日未定
提供時間:終日
オシャレする。メイクする。たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。
それが、私たちの抵抗。
ストーリー
パレスチナ自治区、ガザ。クリスティンが経営する美容院は、女性客でにぎわっている。離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦。皆それぞれ四方山話に興じ、午後の時間を過ごしていた。しかし通りの向こうで銃が発砲され、美容室は戦火の中に取り残される――。
極限状態の中、女性たちは平静を装うも、マニキュアを塗る手が震え、小さな美容室の中で諍いが始まる。すると 1人の女性が言う。「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」――いつでも戦争をするのは男たちで、オシャレをする、メイクをする。たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。それこそが、彼女たちの抵抗なのだ。
作品タイトル:『ガザの美容室』
出演:ヒアム・アッバス、マイサ・アブドゥ・エルハディ、マナル・アワド、ダイナ・シバー、ミルナ・サカラ、ヴィクトリア・バリツカほか
監督・脚本:タルザン&アラブ・ナサール
(2015/パレスチナ、フランス、カタール/84 分/アラビア語/1:2.35/5.1ch/DCP)
字幕翻訳:松岡葉子
提供:アップリンク、シネ・ゴドー
配給・宣伝:アップリンク
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/gaza/
2018年6月23日(土)より、アップリンク渋谷、シネマカリテ新宿ほか全国順次公開