「第10回下北沢映画祭」コンペティションノミネート作品発表!ゲスト審査員は『勝手にふるえてろ』の大九明子監督に決定

第10回下北沢映画祭

ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、音楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩るさまざまなカルチャーを切り口にしたプログラムを行う下北沢映画祭。記念すべき第10回目となる今年は、北沢タウンホールほか全3会場で10月26日(金)~28日(日)の3日間開催される。この度、コンペティションのノミネート作品10作品、ゲスト審査員に『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が決定した。今回の決定に併せて大九明子監督よりコメントが到着している。

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目次

大九明子監督 コメント

下北沢映画祭の審査員とはなんと光栄なことでしょう。
私と下北沢…映画監督になる人が自主映画をいっぱい作っているであろう大学時代、私はまだ撮ることなど考えもせず下北沢の小さな舞台でコントしたりしていました。身を守る武器のようにカメラを携え、撮り始めた時は既に30歳目前。年齢不詳のこの街で、年齢不詳の映画に出会えるのをたのしみにしております。

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第10回下北沢映画祭ノミネート作品 ※エントリー順

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『最期の星』

(監督:小川紗良/27分17秒)
高校に入ったばかりの琴子は、毎日を退屈に過ごしている。そんな琴子の後ろは、闘病中の瀬戸幸さんの席。みんな、まだ誰も会ったことのない彼女のことを”さっちゃん”と呼んでいる。ある日、琴子の目の前に謎の少女が現れて、退屈だった日々を変えていく。あなたは、だれ?

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『くゆるひ』

(監督:宮原周平/22分30秒)
30歳を過ぎ売れない俳優を続けていた笹原は、昔鬼才と呼ばれていた、喜多村監督の新作に抜擢される。倉庫内に1ヶ月近く軟禁されながらの理不尽で横暴な喜多村の指導にやがて身も心も崩壊していく笹原。それでも、なんとか食らいついて徐々に“ナカムラ”という役をものにしていったかに見えたが…。

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『はりこみ』

(監督:板垣雄亮/28分10秒)
住宅街で重要参考人を張り込む刑事たちの雑談を中心に人間関係を描く会話劇。年代・役職を異にする刑事たちが繰り広げる様々な会話のなか、期待を裏切る結末は新たな事件の予感を誘う。

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『声』

(監督:串田壮史/10分00秒)
寂しい男の部屋の壁に、ある日、女の影が浮かび上がる。
男は光と影に心を奪われてゆく。

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『チョンティチャ』

(監督:福田芽衣/40分)
ミャンマー人とタイ人のハーフとして日本に生まれたチョンティチャは、自らの生い立ち、居場所、名前、生活に違和感を覚えながらも、心に無駄な波風を立てぬよう、日々をやり過ごしていたのだが…。いつもより少し煩い、16度目の夏。

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『モフモフィクション』

(監督:今津良樹/6分40秒)
最近、ますます日常で目にすることも多くなってきた、愛くるしくて体はふわふわ、不思議な魅力を持つ、もふもふ動物たちを紹介します。

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『ある日本の絵描き少年』

(監督:川尻将由/20分16秒)
ある日本の漫画家を目指す少年の半生を、少年の絵柄の成長とともに映像表現を変えて語るアニメーション作品。

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『ウーマンウーマン』

(監督:近藤啓介/29分)
世界中をリアカーを引きながら歩き続ける冒険家の女が、可愛いが命の女子大生に出会う。そして、冒険家の中の女子大生に対するいら立ちが募っていく。

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『すみっこのこ』

(監督:浅野陽子/04分06秒)
みんな飛んでいってしまえばいいのに―。
学校嫌いの少女は、教室の隅で想像世界を膨らませていく。

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『からっぽ』

(監督:野村奈央/52分30秒)
一週間365日朝昼晩と、数十個ものアルバイトをローテーションする超フリーター、渡良瀬まち(23)は、自分をモデルに絵を描きたいという引きこもりがちの画家、岡崎由人(19)との出会いをきっかけに、ほんとうの自分のようなものを見つけたはずだった。

青山シアターでノミネート作品をオンライン上映!

映画配給会社ギャガが運営する動画配信サイト「青山シアター」にて9/28(金)より、「2014-2017年 下北沢映画祭セレクション配信」、10/28(金)より「2018年コンペティション作品セット」がオンライン上映される。

詳しくはこちら:https://aoyama-theater.jp

第10回下北沢映画祭 概要

日程:10月26日(金)~28日(日)
会場:
北沢タウンホール(世田谷区北沢2-8-18)
下北沢ReG(世田谷区代沢5-30-10)
下北沢トリウッド(世田谷区代沢5-32-5-2F)
タイムスケジュール・チケット:公式サイトにて9月上旬発表予定

公式サイト:http://shimokitafilm.com

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