阿佐ヶ谷のミニシアター・ユジク阿佐ヶ谷にて、4/27(土)から5/17(金)まで、ロシアアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテインのドキュメンタリー『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』の上映が決定した。さらにノルシュテイン監督特集として、名作『話の話』など代表作6作品も上映する。
上映期間中は、日本ではあまり買えないノルシュテイングッズも多数販売予定。
『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』
苦悩、情熱、そして創造 —
アニメーションの神様、ノルシュテインの深部に迫るドキュメンタリー
ロシアを代表するアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテイン。彼は30年以上の歳月をかけてゴーゴリ原作『外套』のアニメーションを制作しているが、しばらく撮影をしていない。
2016年6月、モスクワにあるノルシュテイン・スタジオ“アルテ”。
おびただしい数のスケッチ、キャラクターパーツ、誇りをかぶった撮影台・・・。
世界が待望する『外套』はいつ完成するのか、なぜ『外套』なのか、ノルシュテイン自らが語る。
ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる
4/27(土)~5/17(金)
上映日時
4/27(土)~5/3(金・祝) 18:30-
5/4(土)~5/10(金) 15:00-
5/11(土)~5/17(金) 12:05-
公式HP:http://making-overcoat.com/
(c) ふゅーじょんぷろだくと
『ユーリー・ノルシュテイン監督特集』
世界アニメーション史上の名作『話の話』など、代表作6作品を上映!
1941年9月15日、旧ソ連に生まれたロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン。切り絵を用いた緻密な作風で知られ、文字通り“アート・アニメーションの神様”として、日本の宮崎駿・高畑勲監督をはじめ、世界中のアニメーターからリスペクトされる存在。
6作品は、監督作を世界初となるHD画質のデジタルリマスター(2K修復版)で上映。オリジナルネガから2Kスキャニングされたデータをロシアから取り寄せ、レストレーション(修復)、グレーディング(色調整)をおこない、2K修復版を制作。また音声も大元の磁気テープからデジタル化、日本の誇る音響エンジニア、オノ セイゲン氏が修復・マスタリングを担当。映像、音声共にかつてない美しさで、世界アニメーション史に輝く傑作群が甦った。
ユーリー・ノルシュテイン監督特集
4/27(土)〜5/3(金・祝)、5/11(土)〜5/17(金)
※5/4(土)〜5/10(金)は休映
上映日時
4/27(土)〜5/3(金・祝) 17:00-
5/4(土)〜5/10(金) 休映
5/11(土)〜5/17(金) 14:10-
公式HP:http://www.imagica-bs.com/norshteyn/
ロシア・アヴァンギャルドアートに着想を得て、ロシア革命を鮮烈に描いた記念すべき監督デビュー作。静かな広場に民衆の怒りが打ち寄せ、資本家・貴族・ブルジョア・聖職者・憲兵らの支配者階級が打ち倒される様子が描かれる。
ロシア聖像画(フレスコ美術・細密画)の手法を使い、カラー・ワイドサイズで制作。鮮烈な色彩で戦争を描いた圧巻の第二作。
初めて動物キャラクターが登場する作品であり、初の子ども向け作品、初の単独監督作品。とぼけたユーモアと民衆美術を取り入れたセンスが素晴らしいロシア版「まんが日本昔ばなし」。
ロマンチックな幻想と幻滅とがせめぎあう悲喜劇。
日本の浮世絵・水墨画を参考に、初めて複数の背景を重ねる手法で制作された作品。
夕暮れの野原をハリネズミのヨージックが急ぎ足で歩いている。友だちの子グマの家でお茶を飲みながら星を数えるために。いつしか周囲には夕霧が立ちのぼり、ヨージックはそこで様々な体験をする…
ノルシュテイン自身が「もっとも心情に沿った内容で、私の友達に語った、手紙に綴るような作品」と話しているとおり、自伝的な要素を多く含む作品。
(c) 2016 F.S.U.E C&P SMF
ミニシアター「ユジク阿佐ヶ谷」
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-19-B1F
公式サイト:https://www.yujikuasagaya.com/
公式Twitter:yujiku_asagaya
公式Facebook:yujiku.asagaya
オンラインショップ:https://yujiku-asagaya.stores.jp/