日本時間1月6日に発表となった第82回ゴールデングローブ賞において、映画『教皇選挙』が脚本賞(ピーター・ストローハン)を受賞した。ピーター・ストローハンは、初ノミネートで初受賞となる。
本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>の内幕を描くミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞(R)にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガー監督が映画化。さらに『ハリー・ポッター』『007』シリーズのレイフ・ファインズのほか、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといったベテラン俳優たちが結集した。
第96回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞やアメリカ映画協会(AFI)が発表する今年の映画トップ10、バラク・オバマ元アメリカ大統領の2024年お気に入り映画トップ10にも選出された本作。第30回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)では最多11部門にノミネートされているほか、本年度の映画賞レースでは200以上ものノミネート(1月6日時点)を重ねている。
『教皇選挙』は3月20日(木・祝)公開。
ストーリー
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった――。
『教皇選挙』
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
監督:エドワード・ベルガー
脚本:ピーター・ストローハン
原作:ロバート・ハリス著「CONCLAVE」
2024年|アメリカ・イギリス|英語・ラテン語・イタリア語|カラー|スコープサイズ|120分|原題:CONCLAVE|字幕翻訳:渡邉貴子|G
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
(C) 2024 Conclave Distribution, LLC.
公式サイト:https://cclv-movie.jp
公式X:@CCLV_movie
3月20日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
関連記事
■ ゴールデングローブ賞6部門ノミネート『教皇選挙』予告編、ティザービジュアル、場面写真が一挙解禁
■ 誰も見たことがない教皇選挙の舞台裏とは エドワード・ベルガー監督×レイフ・ファインズ主演『教皇選挙』3月公開決定