2017年にAmazonプライム・ビデオで配信され圧倒的な人気を博した「東京女子図鑑」((C)ワタナベエンターテインメント、原作:東京カレンダー「東京女子図鑑」)から2年。この度、「東京女子図鑑」の男子版とも呼べるドラマ「東京男子図鑑」を、日中共同プロジェクトで製作することが決定した。アジア地域(中国(台湾、香港、マカオ含む)・他)では2019年冬に先行配信予定、日本では2020年にカンテレで放送を予定している。
東京カレンダーの話題小説を実写化したドラマ「東京女子図鑑」は、野心家の主人公・綾が上京し、キャリアを重ね恋をして成長していく様子と内面をリアルに描いた作品で、配信されるや否や、アジア全土で共感の嵐を巻き起こした。中国では「北京女子図鑑」、「上海女子図鑑」としてリメークされ、両作品合わせ総再生数25億回を突破。その人気ぶりは中国(台湾、香港、マカオ含む)に留まらず、韓国からもリメイクのオファーが殺到したという。
今回、視聴者から「男子版も見たい!」といった声が多く上ったことを受け、「東京女子図鑑」のプロデュースチームが動き出した。また、その企画意図に共鳴した中国配信プラットフォーム(ビリビリ)と共同プロジェクトの形で「東京男子図鑑」の実写化が決定した。
本作は、大学入学とともに上京した主人公・翔太が、東京を舞台に、金と仕事と女に奮闘しながらサバイブしていく “東京男子”の成長と心理をリアルに描いた物語だ。
翔太を演じるのは、2018年に主演したドラマ「ポルノグラファー」(CX)をきっかけに、日本国内のみならず中国を始めアジアで大ブレイク中の竹財輝之助。東京という大都会に翻弄されつつ、東京にいる意味を探し続ける男性を大学生から40代までの20年間を一人で演じ切る。そして、職場の後輩で、やがて翔太と恋仲になり、人生のどん底に落ちた翔太を優しく支える女性・藤崎瑠璃子を演じるのは市川由衣。
監督は「デザイナー渋井直人の休日」(19/TX)で痛くて、でも愛らしい、中年おじさんのちょっぴり切ない日常と恋模様を繊細に描いた松本佳奈。
オープニング、エンディング曲を歌うのは、海外からも注目を集める女性アーティスト ・ ちゃんみな。
彼女の最新2ndアルバム「Never Grow Up」より、オープニング曲として「Call」 、エンディング曲として「アーカイブに保存した曲」 。この2曲が本ドラマを優しく包み込む。
<ストーリー>
あなたの目に映る東京は、どんな街ですか
これは、ある東京男子の20年間の物語。千葉県浦安の実家から都内の有名私立大学に通っていた翔太(竹財輝之助)は、恋人が年上の金持ち男と遊んでいることを知り、「女は結局、カネなんだ」と東京でのし上がることを誓う。一流商社に就職し、カネにも女にも不自由しない生活を手にした翔太。しかし、女遊びもせずに働く同期の小島(落合モトキ)との出世争いや、年収3000万以上の男との結婚を望むみなみ(田中シェン)との恋愛を通して、少しずつ価値観が変わっていく。ベンチャー企業のCEOになっていた同級生・一馬(森岡龍)との再会によって人生が大きく変わった翔太は、部下として出会った瑠璃子(市川由衣)との付き合いを経て、東京で生きることの意味を見つめ直すことになる。
金と仕事と女に奮闘しながら年齢を重ね、翔太が辿り着いた場所とは……。
コメント
竹財輝之助(佐東翔太 役) コメント
この物語は東京に惹かれ、東京に翻弄され、東京と生きていく”軽い”男の物語です。
翔太の第一印象は「何でも持ってるけど何にも持ってない男」でした。あくまで僕個人の意見ですが、東京というところに感じた印象と同じです。何でもあるけど何にもない。常に空虚というか虚無感を感じるというか。翔太にもそれを感じていて、彼の言葉は裏腹な事が多く、本心がなかなか見えませんが、深読みしてくださると嬉しいです(笑)
魅力的なキャスト・スタッフに助けられながら、毎日生きられてます。ぜひ、お楽しみに!
[プロフィール]
1980年4月7日生まれ。熊本県出身。2004年EX「仮面ライダー剣」で俳優デビュー。主な出演作品は、映画『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』『ママレード・ボーイ』『ハッピーメール』ほか。TVはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、EX「相棒 Eleven」、TBS「半沢直樹」、CX「天誅 ~闇の仕置人~」など。主演をつとめたFOD/CX「ポルノグラファー」は、国内で社会現象となるほど支持を集めた他、中国ほかアジアでも多くのファンを生んだ。
市川由衣(藤崎瑠璃子 役) コメント
私が演じた藤崎瑠璃子は自分の能力、可能性を信じている女性です。私は適当な人間なので…瑠璃子とは違いますね(笑)。
この物語は、登場人物やエピソード一つ一つがとてもリアルで、共感しやすく、台詞のやりとりも日常に溢れている会話なのでとても見やすい作品だと思います。実際脚本をあっという間に読み終わりました。私は東京で生まれ育っているので、東京は居心地の良い場所なのですが、以前結婚を機に東京に住みはじめた友人が、東京は【闘う場所だ】と語っていたのを、主人公の翔太を見て思い出しました。
竹財さんとは以前から何度か共演させていただいていますが、共演シーンが沢山あるのは初めてなので、楽しみにしていました。
常にフラットで紳士な方なのでコミュニケーションも取りやすく助かりました。女性たちの心にスッとはいってくる竹財さんの翔太は繊細で魅力的でとても説得力がありました。
[プロフィール]
1986年2月10日生まれ。東京都出身。2001年女優デビュー。映画「NANA1」「海を感じる時」などで主演を務める。主な出演作として〈TV〉NHK「桂ちづる診察日録」MBS「マッスルガール」主演、CX「恋仲」EX「越路吹雪物語」TX「ハラスメントゲーム」〈映画〉「罪とか罰とか」「愚行録」「月と雷」他多数。
ちゃんみな(OP/ED曲) コメント
この度、「東京男子図鑑」のオープニング曲・エンディング曲に私の楽曲を選んでいただきました。 攻めた歌詞の楽曲でもあるのですごく驚いている気持ちもあるのですが、とても嬉しく思っています。 是非私の楽曲とともに「東京男子図鑑」をお楽しみください!
松本佳奈(監督) コメント
東京はあなたにとってどんな街ですか?翔太は、東京にしがみつき、執着し、その時々の人生における波をどうにかやり過ごしながら、この街で生きていく。翔太は東京に何を求めているんだろう?ここで何者になりたいんだろう?そんなギモンを持ちながら撮影しているうちに、翔太の人生が人ごととは思えなくなっていました。東京が好きな人も、嫌いな人にも、ぜひ観てほしいと思います。
作品タイトル:「東京男子図鑑」
出演:竹財輝之助
市川由衣 落合モトキ 水間ロン 牧田哲也
花影香音 愛加あゆ 鎌滝えり 早織 田中シェン
瀧川英次 森岡龍 /山中崇
原作:東京カレンダー 「東京男子図鑑」(東京カレンダーWEBにて連載中)
監督:松本佳奈( 「デザイナー 渋井直人の休日」 ) 脚本:秋山竜平(「流れ星」)
オープニング/エンディング曲:ちゃんみな「Call」/「アーカイブに保存した曲」(ワーナーミュージック・ジャパン)
制作:カンテレ
制作協力:ワタナベエンターテインメント
製作著作:「東京男子図鑑」製作委員会
公式サイト:https://www.ktv.jp/danshi-zukan/
【ビリビリについて】
bilibili(ビリビリ)は、2009年6月26日に設立、中国で先頭に立つ若年層向けのカルチャーコミュニティである。2018年にアメリカのナズダックで上場した。2019年第2四半期の財務諸表によると、アクティブユーザーは1.1億人、18~35歳のユーザーが78%を占め、1日あたりの滞在時間は約78分間、1日あたりの動画再生数は5.9億回である。
2017年にドラマ「孤独のグルメ」を始め、日本ドラマの配信をスタートして以降、日本ドラマのラインアップを増やし続け、今や中国最大級の日本ドラマ配信プラットフォームであり、2019年10月時点、人気の日本ドラマ90作品以上を配信中。
また、「東京男子図鑑」を始め、日本ドラマの製作委員会にも参画している。
2019年冬 アジア地域(中国(台湾・香港・マカオ含む)・他)先行配信/2020年 日本放送・配信予定