WOWOWの連続ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」が10月6日(日)放送スタートとなる。主演の古川雄輝、ヒロインのSUMIREに加え、この度、池田鉄洋、深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.)、平埜生成をはじめとする出演者が決定した。池田、深澤、平埜からのコメントも届いている。
「殺人分析班」シリーズは麻見和史著の原作をもとに木村文乃主演で2015年「石の繭」、2016年「水晶の鼓動」として放送された警視庁の犯罪捜査を描くWOWOWオリジナルドラマ。シリーズ2作で鮮烈な印象を残した殺人犯トレミーこと八木沼雅人(本作では野木直哉と名乗る)が、いかにして冷徹無比な殺人鬼になったのかが描かれる。本作は、希代の猟奇殺人犯トレミーの前日譚を描いた原作の「石の繭 警視庁殺人分析班」のキャラクター“トレミー”からインスパイアされたドラマオリジナルのストーリーとなっている。
池田、深澤は本作の本筋となる川崎で起きた“首くくり殺人”事件の捜査をする刑事を演じる。“首くくり殺人”事件の捜査本部が発足し、池田演じる神奈川県警捜査一課刑事の井口智一が現場に配属される。井口は、刑事として確固たる信念を持っている現場主義者で、捜査線上に浮上した野木(古川雄輝)の存在を不審に思う。井口の部下・相棒として動くのが、深澤扮する川崎南署の所轄刑事・矢島啓介。深澤は本作で刑事役に初挑戦する。矢島は、井口の言動は正しいという信念があり、井口の前では本音が出てしまう。本作で池田と深澤は初タッグとなるが、息ぴったりのコンビネーションをみせている。
一方で、平埜が演じるのは、先日出演情報が解禁されたSUMIRE演じる浅田吉佳の兄・浅田剛志。剛志と吉佳は母親違いの兄妹。妹に金をせびり、自分の思い通りにならなければ暴力を振るうこともいとわない無慈悲な男を怪演する。剛志と野木はお互いに睨みをきかせており、剛志による吉佳への暴力を、野木が止めようとしたことで、野木の抱える闇があらわになっていく。
この他にも、千葉哲也、阿南健治、二階堂 智、鶴見辰吾ら実力派俳優が脇を固める。
1人の青年が殺人鬼となるきっかけを描く本作。冷徹無比な殺人鬼誕生へと、彼を突き動かした事件とはなんだったのか?そこで彼が見たものは?驚愕の真実が待ち受ける、衝撃のクライムサスペンスだ。なお、本作はTSUTAYAプレミアムで同日より配信開始されることが決定している。
コメント一覧
池田鉄洋さん(井口智一 役)
■本作のオファーを受けた時の印象
自分で言うのもなんなんですが、大抜擢だと思いました。捜査一課の刑事なんて立派な役(笑)をいただけて恐縮しました。プロデューサーの皆様と内片監督の心意気にお応えしなくてはと身が引き締まりました。
■最初に脚本を読んだ時の感想
「してやられた」という感想です。予想外の結末に、驚き、戦慄しました。『石の繭』のスピンオフとして最高のストーリーだと思いました。
■視聴者へのメッセージ
殺人分析班シリーズのファンの皆様の期待を最高の形で裏切る面白さだと思います。スピンオフですが、見応えは本編に負けないと思います、って、ちょっと言い過ぎですかね(笑)
深澤辰哉さん(矢島啓介 役)
■本作のオファーを受けた時の印象
Snow Manのメンバーとして初めて僕がWOWOWのドラマに出演するのですが、彼らの気持ちも背負って挑ませて頂きました。
最初に出演のお話を頂いた時、刑事役は初めてだったので「ドッキリなのかな」と思っていました(笑)。台本を渡されて、そこで「本当だったのか」とようやく実感できたのです。刑事という普段とはかけ離れた役柄を演じられるということで、とても楽しみにしておりました。緊張はしましたが、とても楽しく、充実した撮影期間にできたと思います。それがこの作品に反映できていたらいいなと思います。
■最初に脚本を読んだ時の感想
脚本を読んだとき、内容がとても面白いので、その作品に自分が関わることに対して不安や戸惑いがありました。ですが、「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」を拝見して、とても楽しみな気持ちにかわりました。とにかく見て頂ければ、どれだけの愛を注ぎ込んで作った作品かが分かるかと思います。
■視聴者へのメッセージ
この作品に参加できて、自分だけの力で良い作品は作れないのだな、と改めて実感しました。スタッフ、共演者の皆様に恵まれて、本当に素晴らしい作品になると思うので、皆さんとこの作品を盛り上げていけたらと思います。応援のほど宜しくお願い致します!
平埜生成さん(浅田剛志 役)
■本作のオファーを受けた時の印象
殺人分析班という人気シリーズのスピンオフ作品に、SUMIREさん演じる妹の吉佳に猛烈な暴力をふるってしまう兄という、一筋縄ではいかない、重く難しい役をいただけた事を光栄に思いました。最後まで怪我なく、無事に撮影を終えられることを祈りました(笑)。
■最初に脚本を読んだ時の感想
とても緻密で、また衝撃的なシーンが多く、どこまで映像化するのだろうかとドキドキしながら読み進めました。そして、剛志はその多くを担う役所。脂汗が止まりませんでした。
■視聴者へのメッセージ
殺人分析班シリーズを見たことがない方でも、楽しめる、見応えある作品です。是非、よろしくお願いいたします。
あ、剛志を演じる僕が言うのは変かもしれませんが、お酒、ストレス、いかなる理由があっても、暴力はダメです!
〈トレミーとは〉
本名は八木沼雅人。6歳の時に、母親と一緒に誘拐される。
身代金の受け渡しに失敗したことが原因で、誘拐犯に殴られて母親は死亡。雅人は、足を骨折し、身動きできない状態で廃屋から発見される。母親は行方不明のままだった。数年後、酔った父の口から、誘拐は父が身代金目当てで仕組んだということを知る。12歳の時、父親をマンションの屋上から突き落として殺害。
父親の遺品の手帳に書かれていた名前から、共犯の2名を特定する。高校卒業後に上京し、仕事のかたわら、共犯者と、母親を探す。やがて母親の遺骨を誘拐当時に監禁された廃工場から発見する。母親は、トレミー工法という手段で、コンクリートで固められていたことから、自分を“トレミー”と名乗って復讐を開始。共犯の2名を、一人はコンクリートで窒息死させ、もう一人は両足を叩き折って殺す。さらに、身代金受け渡し失敗の原因を作った如月功刑事の娘である塔子と、母親も監禁し殺そうとするが、あと一歩のところで塔子と母親の反撃にあい失敗。逮捕され、死刑判決を受ける。(「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」(15))
拘置所で、塔子と面会を重ねるうちに、雅人の内面で如月功刑事と塔子に対する憎しみに変化が起こる。そして、塔子が過激派の仕掛けた時限爆弾で絶体絶命の危機に陥ったときに、その解除方法を電話で指示して助ける。その顔は、かってないほど優しいものだった・・・。(「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」(16))
ストーリー
2014年。川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者は皆、首を吊られていたぶり殺されており、世間では“首くくり殺人”などと呼ばれていた。犯人の手掛かりが掴めず、警察の捜査は難航していたが、捜査一課の刑事・井口は、この快楽殺人犯の容疑者としてある男をマークしていた。その男の名は、野木直哉(古川雄輝)。身元を詐称し、人前から気配を消して、息を潜めて生活する暮らしぶり。彼こそ、世間を騒がせた“昭島母子誘拐事件”の被害者・八木沼雅人だった。野木は、隣人・吉佳(SUMIRE)を巻き込みながら、捜査網から逃れようとするが、その中である事実に気付き…。果たして野木は、どんな事実に辿り着いたのか?野木の真の目的とは!?
作品タイトル:WOWOWオリジナルドラマ『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』
出演:古川雄輝 SUMIRE 深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.) 平埜生成 千葉哲也 阿南健治 二階堂 智 鶴見辰吾 池田鉄洋 ほか
原作:麻見和史「石の繭 警視庁殺人分析班」(講談社文庫刊)
脚本:清水 匡
音楽:諸橋邦行
監督:内片輝 山本大輔
チーフプロデューサー:松永綾
プロデューサー:植田春菜 北川雅一
製作:WOWOW TBSスパークル
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/hadou/
(C)「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」パートナーズ
10月6日(日)よりスタート(全5話)[第1話無料放送]
毎週日曜 夜10時30分よりWOWOWプライムにて放送
WOWOWメンバーズオンデマンドでは、各話終了後 見逃し配信
TSUTAYAプレミアムでも10月6日(日)配信スタート
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