大倉崇裕の原作小説を主演・田中圭×メイン監督・堤幸彦でドラマ化したHuluオリジナル「死神さん」が、2021年9月17日(金)からHuluで独占配信スタート、毎週金曜新エピソード配信される(全6話)。この度、本作のメインビジュアルが解禁され、全話を通して前田敦子がレギュラー出演することも明らかになった。
「逃げ得は許しませんよ」―― 警視庁内にある謎の部署で、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん/田中圭)。本作は、警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため「死神」と呼ばれる儀藤が、相棒を毎回変えながら、さまざまな事件の“闇”に葬られた真相”をあぶり出し、事件の全貌を180度転換していく。
今年2月、田中が《誰からも愛されない破天荒ダークヒーロー》を演じると発表されるや、続々と期待の声があがった本作。誰とも群れない嫌われ者刑事である半面、徹底的かつ真摯に事件の真相を探求する姿が、おのずと毎回バディを組む相棒の意識や生き方を変えていく―― そんな、何とも不思議で強力な魅力を兼ね備えた主人公・儀藤を、田中がどう演じるのかに注目が集まっている。
今回解禁されたメインビジュアル中央の怪しげな男の姿こそ、田中演じる儀藤。自身の風貌を完全封印し、かつて類を見ないキャラクターを徹底的に創り上げている。
肌の大半を覆う黒ずくめのファッションに加え、やけに目立つ鼻のホクロ…。ひと目見たら絶対に忘れられない、この風貌は堤監督の発案だといい、「僕はいつも衣装合わせの時、違うな…と思ったら意見を言うようにしているんですけど、今回は『あ~なるほど!』と。自分でもワクワク楽しみながら、このスタイルになりました」と語る田中。中でも、トレードマークのホクロはお気に入りのようで「ホクロは衣装合わせの時より大きくなってるのですが、自分でも、この姿がちょっと視界に入ると、面白い(笑)!!」と、手応えはバッチリのようだ。
そんな儀藤とバディになることを熱望するが、断られ続ける連絡係、広報課所属の巡査長・南川メイを演じるのは、前田敦子。儀藤に「パシリ」と呼ばれるメイは雑用をはじめ、かゆいところに手が届く後方支援で、全編を通して儀藤を“自分なりに”バックアップする。
メイは原作にはないドラマオリジナルの一風変わったキャラクター。そんなメイを演じるにあたり、前田はボブだった髪をさらに短く切り、すっきりとしたメッシュ入りのショートカットに。さらに今回、ストーリーテラーの役割も初めて担当する前田は、「これまでとは違う出方もするので、いつもとは違う撮影の仕方なのか、堤監督だから現場でもいろいろ求められるんだろうなぁ…と、身構える部分もあるんですよ(笑)」と、素直な胸の内を明かすと同時に、「すごく面白いドラマが出来上がるんじゃないかと、とても期待しています」と、笑顔ものぞかせた。
そんな前田にとって、何よりも心強い存在となるのが田中。田中とは「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(2015年)、「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」(2017年)に続き、3度目の共演となる。
前田は「田中さんは作品を見る人がすごく安心できる存在。また一緒にガッツリお芝居をさせてもらえるということで、私も強い安心感を覚えています。しかも、今回は今までにない田中さん!『どう来るんだろう!?』って、もう楽しみだらけです」と明かし、対する田中も「一緒にお芝居をして体感する“俳優同士にしか分からない感覚”が、僕は好き。あっちゃんには全信頼を置いていますし、今回はどんな感覚が味わえるのか楽しみです!」と、心を躍らせているようだ。
「死神さん」ならではの大きな見どころのひとつは《主人公の儀藤が事件ごとに相棒を変えて再捜査する》というスタイル。毎回、個性豊かな相棒が登場する。果たして、誰がどんなキャラクターの相棒で登場するのか、気になる各話ゲストは今後、順次発表される予定だ。
コメント
■田中圭
原作の儀藤も不気味~なおじさんですけど、今回はドラマ版ならではの風貌。すべては堤監督のアイデア!衣装はこの1着だけで、キャラも濃いめです(笑)。僕はいつも衣装合わせの時、違うな…と思ったら意見を言うようにしているんですけど、今回は「あ~なるほど!」と。自分でもワクワク楽しみながら、このスタイルになりました。ホクロは衣装合わせの時より大きくなっているのですが、自分でも、この姿がちょっと視界に入ると、面白いです(笑)!!
前田敦子さんと共演するのは3回目ですけど、ちゃんと一緒に芝居をするのは「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(2015年)以来。どの作品でも、一緒にお芝居をして体感する“俳優同士にしか分からない感覚”が、僕は好き。あっちゃんには全信頼を置いてますし、今回はどんな感覚が味わえるのか楽しみです!全6話、一緒に駆け抜けていきたいです。
このドラマを楽しみにしてくださっている方はもちろん、楽しみにしてない方も、皆さん!まず主人公の風貌がおかしいし、堤監督がメイン監督なので、面白いはずです(笑)。監督もめちゃくちゃ肩を回してますし、僕もヤル気満々です。毎話毎話、事件はもちろん、キャラクター同士の関係性も楽しく見られるエンターテインメントにするので、「もうちょっとで面白いドラマが見られるな」と期待して待っていてください!
■前田敦子
田中さんが演じられる儀藤さんが全編を通して黒一色のビジュアルなので、衣装合わせの時に「メイはメッシュを入れて、明るいヘアスタイルにしたい」と言われて。メッシュが映えるように髪を切ってもらったんです。メインビジュアルでは警察官の制服を着たので、真面目な警察官の役だと思われるかもしれませんが、実はそうでもなく…(笑)。劇中では儀藤さんとの対比で、ある程度色を付けられる立ち位置なので、柄と柄の組み合わせの衣装を着ることが多いんです。だから、メインビジュアルの制服姿はレアショットなんです(笑)。
今回はビジュアルも含め、私としても目新しさが詰まった役です。実は物語の案内役もするため、これまでとは違う出方もするので、堤監督だから現場でもいろいろ求められるんだろうなぁ…と、身構える部分もあるんですよ(笑)。セリフなど“覚える作業”に対して苦手意識があって、いつも早めに準備するタイプなので、ドキドキする部分も多いですが、すごく面白いドラマが出来上がるんじゃないかと、とても期待しています。
田中さんは作品を見る人がすごく安心できる存在。また一緒にガッツリお芝居をさせてもらえるということで、私も強い安心感を覚えています。しかも、今回は今までにない田中さん!「どう来るんだろう!?」って、もう楽しみだらけです。田中さんはテレビで見ない日はないほど、いろんな作品に出演されて、いろんな顔を見せてくださっていますけど、今回は風貌からしてまさに“見たことのない田中さん”。本当に楽しみです!
今回は台本を読んでいる時点から、「ハッ、こういうふうに!ハッ、ここに伏線があったのか!」と、私も毎話楽しませていただきました。堤監督の演出が入ることで、より面白いドラマになるんじゃないかな、と期待しています。皆さんも、ぜひ楽しみにしていてください!
作品タイトル:Huluオリジナル「死神さん」
出演:田中圭 前田敦子 ほか
原作:大倉崇裕「死神さん」(幻冬舎文庫)
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話)、藤原知之(第3話・第4話)、稲留武(第5話)
脚本:渡辺雄介
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:大野哲哉 中沢晋
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作著作:HJホールディングス
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/shinigamisan/
公式Twitter:https://twitter.com/shinigami_Hulu
2021年9月17日(金)からHuluで毎週金曜、1エピソードずつ配信(全6話)
関連記事:
■ 田中圭が孤高のクセモノ刑事に?! 堤幸彦監督とHuluオリジナル「死神さん」で14年ぶりタッグ ―2021年秋配信スタート