【重要】アネモ会員システム全面リニューアルのお知らせ

【インタビュー】「メロが体質(原題)」イ・ビョンホン監督のインタビュー到着!ー※ホームドラマチャンネルで日本初放送

(C)Jcontentree corp. all rights reserved

2019年に韓国で公開されるや、空前の大ヒットで韓国歴代興行収入1位を記録。観客動員数1,600万という驚異の数字を叩き出した映画『エクストリーム・ジョブ』を手掛けたイ・ビョンホン監督の初連続TVドラマ作品「メロが体質(原題)」が、5月8日(金)よりホームドラマチャンネルで日本初放送される

本作は、30代を迎えた女性3人の仕事・恋・友情を綴った青春ドラマで、そのリアルかつ斬新な視点での描き方はまさに「韓国版 セックス・アンド・ザ・シティ」。

このたび、「エクストリーム・ジョブ」の大ヒットで、本作への関心が高まる中行われた制作発表記者会見から、イ・ビョンホン監督のインタビューを抜粋してお届けする

(C)Jcontentree corp. all rights reserved

質問:初めての連続ドラマ監督ですが、ドラマを制作しようと思ったきっかけ、そして映画とドラマを制作する際にどんな違いをつけて制作しているかお伺いしたいです。

イ監督:映画、ドラマ、演劇にかかわらず、どんなストーリーにするかが重要なので、媒体やプラットフォームは 私にとっては重要ではありません。実はこのドラマの準備はずっと前からしていたんです。台本は2年前くらいから書き始めていたのですが、私がやりたかった方向性や取り入れたいストーリーの量を考えたときに、ドラマの方が合っているなと思いました。映画とドラマの違いは、(ドラマは)長いです(笑)。それくらいだと思っていて、制作方法の違いは特にないです。(映画よりもドラマの方が)少し多く働くという感じですかね。(笑)

 

質問:「エクストリーム・ジョブ」の喜劇的要素には香港のコメディ監督・俳優であるチャウ・シンチーさんのコメディ表現を取り入れたとお伺いしましたが、今回のドラマでもそのコメディ要素を反映されましたか?

イ監督:チャウ・シンチーさんもそうですし、チャップリンやバスター・キートン、ジャック・ブラックなど、コメディが好きなので喜劇俳優はみなさん尊敬していますし大好きです。その中にアン・ジェホンさんも入っています(笑)ですが今回の作品は、アクションのあるコメディというよりは、口をたくさん動かす、スタンディングコメディに近いような作品になっています。「エクストリーム・ジョブ」とはまた違ったコメディになっていると思います。

(C)Jcontentree corp. all rights reserved
イ・ビョンホン監督

質問:先ほど作品作りにおいて、どんなストーリーなのかが重要、とおっしゃっていましたが、今回の作品で、30代女性3人を主人公にした理由をお聞かせください。

イ監督:企画は脚本家のキム・ヨンヨンさんと4年前の「二十歳」という映画が公開されてからゆっくり準備をしていました。たくさんの人の、恋愛が終わって、また新しい恋が始まるまでの人々の時間を描きたいと思っていました。実際に、このドラマにはたくさんの人が登場します。女性の話というよりは、「人々」の話になっています。たくさんの人の恋愛や日常、仕事の悩みが出てくる中で、価値観が新たに形成される時期がある人物像や年代を考えてみて、30代女性の主人公が一番自然で合っていると思いました。再始動する前の人々の感情を描いてみたくて、その時期の悩みについて、自然に友達とおしゃべりしているような、そんなドラマを作ってみたかったです。

(C)Jcontentree corp. all rights reserved
場面写真:「メロが体質」

質問:チョン・ウヒさんとは「サニー 永遠の仲間たち」を通してより深い縁になったと聞いていますが、チョン・ウヒさんの普段のどのような姿を見て、今回の主演にキャスティングされたのですか?

イ監督:実は「サニー」後で素の姿を見る機会はなかったのですが(笑)「サニー」での演技はとても強烈でしたよね。彼女は「サニー」で大衆から注目されましたが、実は公開前から、スタッフや俳優たちはみんな、彼女の演技力を認めていました。また、その後の彼女の歩みがとても良かったじゃないですか。監督としては起用したいと思うしかない女優ですし、彼女のコメディ作品というのは今まで見たことがなかったので、こんなに実力があるベテラン俳優が今回の役を演じたら、新鮮で楽しいだろうという自信が100%あり、僕自身もワクワクしました。チョン・ウヒという女優の新たな姿を見たいと思いキャスティングしました。

 

質問:チョン・ヨビンさん、ハン・ジウンさんとはこのドラマが初めてになりますよね。キャスティングの決め手はなんだったのでしょうか?

イ監督:すごく単純な条件です。30代付近で演技が上手い人。簡単に聞こえるかもしれませんが、この条件を満たしている人を見つけるのは難しいです。確固たる演技力を持つ俳優さんはたくさんいますが、今回は少し欲を出してより考えてキャスティングしました。求める台詞量も多いですし、ものすごく極端な感情を表現しているドラマではないですが、そういった演技の方がむしろ技術的に難しい台詞も多いので、コメディが上手い俳優というよりは基本的な演技力が備わっている俳優さんが良かったです。演技が上手い人は何でも上手くこなしてくれますから。チョン・ウヒさんの演技が上手いことは説明する必要もないと思うのですが、チョン・ヨビンさんやハン・ジウンさんの場合は私にとってその中でも大きな発見でした。2人の作品をまずはすべて見てみたんですが、二人とも俳優として惚れてしまったんです。この人たちは何でも上手くこなしてくれるな、という実感が湧きました。それで二人を起用しました。そんな単純な理由です。

(C)Jcontentree corp. all rights reserved

質問:最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。

イ監督:スタッフみんなで頑張って準備しました。真心を込めて作業しました。俳優たちのケミ(相性ピッタリな様)もそうですし、共感できるストーリーになっていると思うので、ぜひ楽しんで下さい。

 

目次

作品情報

ストーリー
ジンジュ(チョン・ウヒ)、ウンジョン(チョン・ヨビン)、ハンジュ(ハン・ジウン)の3人は、同じ家で暮らす親友の仲。破局と復縁を繰り返した末、7年来の恋人と分かれたジンジュ、恋人を亡くしたウンジョン、シングルマザーのハンジュと、それぞれ波乱万丈な人生を送りながら、互いの悲喜こもごもを共有し生活している。そんな中、ドラマ脚本家を目指すジンジュに大きな仕事のチャンスが。テレビ局の看板演出家ボムス(アン・ジェホン)がジンジュの脚本に興味を持ったのだ。しかしボムスの演出助手はジンジュの元カレで・・・。(全16話)

メロが体質(原題)(全16話)
[日本初放送][未DVD化]
・制作:2019年/韓国
・監督:イ・ビョンホン、キム・ヘヨン
・脚本:イ・ビョンホン、キム・ヨンヨン
・出演:チョン・ウヒ、ハン・ジウン、チョン・ヨビン、アン・ジェホン、コンミョン 他

放送情報

放送局:CSホームドラマチャンネル
作品名:メロが体質(原題)
放送日:5/8(金)後10:20~ ※特別一話先行放送<無料>
5/14(木)スタート!毎週(水)(木)後3:15~他
詳細:https://www.homedrama-ch.com/series?action=index&id=24891&category_id=2

 

 

関連記事:
■ 『エクストリーム・ジョブ』イ・ビョンホン監督最新作!韓国ドラマ「メロが体質(原題)」2020年5月より日本初放送決定!

目次