本木雅弘出演、ニッポン放送開局65周年記念オーディオドラマ「小澤征爾 ・ボクの音楽武者修行」4/4放送決定!

小澤征爾・ボクの音楽武者修行

ニッポン放送では、開局65周年記念特別番組として、オーディオドラマ「小澤征爾・ボクの音楽武者修行」を放送する。これは、株式会社オトバンクとの共同制作によるもので、audiobook.jpより配信も開始される。

小澤征爾・ボクの音楽武者修行「ボクの音楽武者修行」は、当時23歳の小澤征爾が「外国の音楽をやるためには、その音楽の生まれた土地、そこに住んでいる人間をじかに知りたい」と一念発起、船にスクーターを積み込んでヨーロッパへ単身修行の旅に向かい、日本人初のブザンソン国際指揮者コンクール優勝、そして、巨匠カラヤンやバーンスタインに認められてニューヨーク・フィル副指揮者に就任するまでの研鑽の日々を、生き生きと綴った自伝的エッセイ。

1962年に音楽之友社から発刊、その後、新潮文庫から再発された本作は、瑞々しい文章や溢れるユーモアがクラシックファンのみならず幅広い読者層の心をつかみ、青春の書として50回弱の重版を重ねる大ベストセラーとなっている。

オーディオドラマでは俳優の本木雅弘が音楽への情熱に満ちた若き日の小澤征爾を溌剌と演じている。

目次

小澤征爾 Seiji Ozawa

小澤征爾・ボクの音楽武者修行

1935年、中国瀋陽市(旧満州国奉天市)生まれ。
幼い頃よりピアノを学び、桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を師事。
1959年、ブザンソン指揮者コンクールで第1位を獲得。
カラヤン、バーンスタインに師事し、1973年にボストン交響楽団第13代音楽監督に就任。
異例の29年という長きにわたり務めた。
2002~10年春までウィーン国立歌劇場の音楽監督を務め、日本人初の名誉団員となる。
日本においては、サイトウ・キネン・オーケストラを、恩師齋藤秀雄をしのんで1984年に組織。
1992年より、国際的音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)」へと発展させ、総監督に就任(~継続中)。
2020年夏には29回目の開催を迎える。
若手音楽家の教育にも力を注ぎ、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾などを通じて、将来の音楽界を担う有望な演奏家の教育を続けている。
水戸室内管弦楽団の総監督を務めると共に、2013年からは水戸芸術館館長も務める。

 

コメント一覧

■本木雅弘
世界がもっと遠かった時代に、こんな若者がいたんだと驚きました。
自ら体験していくこと、感じ入ること、人の心に触れること、是非ラジオを通して、小澤さんが放つ普遍的な瑞々しさを受け取ってください。本当は丸ごと一冊を皆さんにプレゼントしたい作品です。

■小澤征爾
面白かった!ぜひみなさんにも楽しんで頂きたいです。

 

ニッポン放送開局65周年記念
オーディオドラマ「小澤征爾・ボクの音楽武者修行」 放送概要

2020年4月4日(土)午後8時10分〜9時10分
出演:本木雅弘
原作:小澤征爾(新潮文庫)「ボクの音楽武者修行」より抜粋

舞台は1959年、パリ。日の丸をつけたスクーターでヨーロッパに単身乗り込んできた若き音楽家には好奇の目が集まった。「何しにやってきたんですか」「ボクは日本にいた時から指揮者の勉強をしていたのでこっちへ来てもっと勉強したいと思ったんです」「これからどんなふうに勉強されるんですか」「行き当たりばったりです」「お金は十分持ってきたんですか」「あまり持ってきていないんです」
…のちに世界的指揮者となるマエストロの武者修行の旅が始まる。

小澤征爾・ボクの音楽武者修行

齋藤秀雄先生と小澤征爾
(C) ヴェローザジャパン

 

ニューヨーク・フィル リハーサル カーネギーホールにて
(C)ヴェローザジャパン

 

小澤征爾・ボクの音楽武者修行

ニューヨーク・フィル来日の際 バーンスタインと初めて羽田空港に帰国
(C)ヴェローザジャパン

 

オーディオブック「小澤征爾・ボクの音楽武者修行」 商品情報

価格:800円+消費税
配信開始日:2020年4月10日
再生時間:約1時間
出演:本木雅弘
著者:小澤征爾
出版社:新潮社
製作元:ニッポン放送/オトバンク
配信:オーディオブック
配信サービス「audiobook.jp」特設サイト:https://audiobook.jp/product/247507
※4月10日オープン

小澤征爾・ボクの音楽武者修行

■オーディオブックとは
ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめる。

■「audiobook.jp」は㈱オトバンクが運営する、日本最大のオーディオブック配信サービス。
2007年より配信を開始した「FeBe」から2018年3月にリニューアル。現在約27,000 本のコンテンツを配信しオーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指す
https://audiobook.jp/

■株式会社オトバンクは「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指す日本最大の配信数を誇るオーディオブックカンパニー。500社以上の出版社と提携し「audiobook.jp」の他に、オンラインブックガイド「新刊JP」http://sinkan.jp/で書籍のプロモーション事業も行う。http://www.otobank.co.jp/

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