キム・ヘス、ユ・アインら共演!韓国ウォンが急下落した通貨危機の裏を描く『国家が破産する日』5/1からHuluで独占配信

国家が破産する日

1997年の韓国の通貨危機を赤裸々に描いた衝撃の社会派映画『国家が破産する日』が、5月1日(土)よりオンライン動画配信サービスHulu(フールー)で独占配信される。
(※定額制動画配信サービスにて)

主演のキム・ヘスはもちろん、ユ・アインホ・ジュノなど実力派が集結、さらにフランスの国民的俳優ヴァンサン・カッセルが共演したことでも大きな話題となった本作は、国家破綻までの残り1週間、危機を防ごうとする人と危機に賭ける人、そして会社と家族を守ろうとする人まで、1997年のIMF(国際通貨基金)通貨危機の中で互いに異なる選択をした人々のストーリーを、史実をもとに描いたフィクション。

1987年の民主化と共に急速な経済成長を遂げた韓国。しかし、90年代に入り韓宝鉄鋼や起亜自動車などの大企業が不渡りを出し続けたことによってウォンが急下落し、国家破産まであと7日という未曾有の状況に陥る。

この非常事態にいち早く気づいたのが物語の軸になる人物、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン(キム・ヘス)。彼女はこの危機的状況を国民に知らせるべきだと主張し、IMFの介入を推し進める財政局次官のパク・デヨン(チョ・ウジン)と対立する。そしてもう1人、この事態を察していた金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は早々に会社を辞め、2人の顧客からの資金をもとにウォンの大暴落に投資して大儲け。

一方、小さな町工場を営むガプス(ホ・ジュノ)は大量発注を受けた大手デパートが経営不振に陥り、紙切れ同然となった手形を握りしめ呆然と立ちつくす……。果たして、国家は、そして国民は生き残ることができるのか―!?

韓国では、公開から7日連続で観客動員数1位に輝き、累計300万人を超える大ヒットを記録。日本でも「危機感あふれる素晴らしい作品だった」「学生ながらにすごく勉強になった」「当時のことを知ることができて興味深い」「コロナ禍の不況をどう乗り切るか考えさせられた。絶対に観るべき作品!」といった声が多く、SNSで話題を集めた。異なる視点から通貨危機を描いた、緊迫感に満ちた経済サスペンスをぜひ楽しんでみては。

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