早稲田大学の学生らが製作し、コロナウイルスの影響で公開が延期されていたインディーズ映画『色の街』がAmazonプライムビデオにて配信されることが決定した。
本作品はラッパ屋やキャラメルボックスを輩出した早稲田大学の学生劇団「てあとろ50’」出身の森平周と黒澤優介が、城西国際大学メディア学部の学生とタッグを組み映画製作に初挑戦した作品だ。「ありのままでいること」について過去と現在を交錯して描く青春短編映画となっている。
ヒロインを矢崎希菜が務め、演劇倶楽部出身で現在ドラマや映画で活躍中の小手伸也が特別出演。
また、シンガーソングライター/トラックメイカー・Momが主題歌「プライベートビーチソング」を書き下ろし提供することで話題となっていたものの、コロナウイルス感染拡大の影響で劇場公開無期限延期を余儀なくされていた。
特質上、公開は難しいと思われていたが、今回製作陣らの熱意により、学生製作のインディーズ作品では異例のAmazonプライムビデオにて配信という形で公開することが決定した。
主演・プロデューサーの黒澤は配信決定に「無事公開できることにホッとしています。(作品内では)後ろのバイクの音うるさいよ!みたいな(笑)、予算も技量も足りていない学生製作ならではのツッコミどころ満載の作品かと思います。しかし現場で勉強できる機会が少ない中、この作品を通してまずは未熟なキャスト・スタッフとも応援頂けるきっかけに、そして新たな表現方法の一つをご提案できれば幸いです」とコメントしている。
Amazonプライムビデオ:映画『色の街』作品紹介ページへ
コメント
主演・プロデューサー:黒澤優介
まずは多くの方々の支援を受け、無事に公開できることにホッとしています。予算が足りずピンマイクが手配できずガンマイクのみで録音したり、警察からNGが出て警官の衣装がコスプレだったり、撮りたいカットが時間切れで足りなかったり…。後ろのバイクの音うるさいよ!みたいな(笑)、予算も技量も足りていない学生製作ならではのツッコミどころ満載の作品かと思います。しかし現場で勉強できる機会が少ない中、この作品を通してまずは未熟なキャスト・スタッフとも応援頂けるきっかけに、そして新たな表現方法の一つをご提案できれば幸いです。今後ともご声援の程宜しくお願い致します。
ヒロイン:矢崎希菜
撮影から3年越しに、配信という形で皆さんに見て頂けてとても嬉しいです。
この一年は人との繋がりの大切さを改めて知ることができ、「色の街」も大切なモノについて感じられる作品になっていると思います。
是非、Amazonプライムビデオで楽しんで下さい!
ストーリー
中流家庭に生まれ、私立大学に通い一人暮らしをする、相田雅(黒澤優介)。
街角の喫煙所。学ラン姿で咳き込みながらも、タバコを吸い続ける家出少年・加藤(安慶名晃規)に出会う。加藤は、人を探しているらしい。相田は加藤を手伝うことにするが…。
相田には、加藤を放っておけない理由があった。相田は思い出す。高校 2 年生。突然喋らなくなった女の子(矢崎希菜)を笑わせようとした日々を。
人はそれぞれ見ている景色が違う。そんな当たり前のことを実感する高校時代。そして、それを乗り越えようとする大学時代。
二つの時代を描く、青春ショートムービー。
作品タイトル:『色の街』
監督・脚本:森平周
出演:黒澤優介、矢崎希菜、安慶名晃規/戸田華鈴、早乙女ゆう、竹内麗、小嶋修二、藤田晋之介、内田倭史、榎本純/小手伸也(特別出演)
主題歌:Mom「プライベートビーチソング」(Life Is Craft)
プロデューサー:黒澤優介、武井茉周
製作:映画「色の街」製作委員会
(2019年/日本/カラー/30分)
公式サイト:https://sapporopurearu.wixsite.com/ironomachi
Amazonプライムビデオ:映画『色の街』作品紹介ページへ
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