山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハの20万部超えベストセラー小説を原作に、田中圭と中谷美紀が日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンとしてW主演する映画『総理の夫』が9月23日(木・祝)公開となることが決定した。
また、追加キャストとして、ファーストジェントルマンとなった日和(田中圭)付きの広報を担当することとなるシングルマザーの「ドS内閣広報担当」富士宮あやかを演じる貫地谷しほり、凛子(中谷美紀)の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を演じるのは工藤阿須加、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを演じる松井愛莉の出演が明らかになった。
また、その鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうかが、「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁が、「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることになる。
そして片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じるなど、ベテラン俳優陣が「田中圭&中谷美紀内閣」の脇を固める。
この豪華な面々に加え、日和と凛子、そして「総理の夫のアイボー」インコ(!?)まで登場するキャラクタービジュアルからも、個性豊かで“クセが強い”登場人物と、そして彼らに“巻き込まれていく”日和の大騒動を期待させる。
あわせて解禁となった速報映像には「日本初の女性総理」として神々しい美しさをまとった凛子が登場。対して、出張帰りの無精髭でボロボロの格好の日和は、マスコミの突撃を受けて自身が“日本初の”ファーストジェントルマンとなったことを知り、驚きを隠せない様子。「驚かせてごめん♡」と言う凛子だったが、“監視”、“追っかけ”、さらには“スキャンダル”と、数々のピンチが日和に降りかかる場面が切り取られている。最後には、自宅の前で警備員に止められ「僕は、総理の夫です!」と日和が声を張り上げるシーンも。果たして、日和と凛子はこの“歴史をも動かす”ピンチを乗り越えられるのか。
なお、田中圭、中谷美紀、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉から寄せられたコメントは以下の通り。
コメント一覧(敬称略)
田中圭 <鳥オタクのトホホなファーストジェントルマン・相馬日和役>
日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。
癖がすごい皆様、最高でした。
是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。
中谷美紀 <才色兼備&完全無欠の総理大臣・相馬凛子役>
岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。
貫地谷しほり <ドS内閣広報担当・富士宮あやか役>
田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。
工藤阿須加 <イケメン総理秘書・島崎虎山役>
お二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい!という願いが叶いました。
撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。
松井愛莉 <隠れ美人のミーハー鳥類研究員・伊藤るい役>
田中圭さんは初めましてだったのですが、
とても気さくに話しかけていただきました!
周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。
中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、
またご一緒できてとても嬉しかったです!
合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!
いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!
そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。
とても濃い時間を過ごすことができました。
ストーリー
ある日の朝、鳥類学者の相馬日和(田中圭)は少数野党の党首を務めている最愛の妻・凛子(中谷美紀)から意味深な話を投げかけられた。
「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」
聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で十日間を過ごしているうちに……、なんと彼女は、この国の未来をすっかり変えてしまっていた!
史上初の女性内閣総理大臣に選出された凛子。時を同じく、突然「総理の夫」となってしまった日和。微力ながら彼女の夢を全力で応援しようくらいに思っていた日和であったが、予想だにしなかった激動の日々に巻き込まれていく……!!
作品タイトル:『総理の夫』
出演:田中 圭 中谷美紀
貫地谷しほり 工藤阿須加 松井愛莉
木下ほうか 長田成哉 関口まなと 米本学仁 国広富之
寺田 農 / 片岡愛之助 / 嶋田久作
余 貴美子 岸部一徳
原作:原田マハ「総理の夫 First Gentleman」(実業之日本社文庫)
監督:河合勇人
脚本:松田沙也 杉原憲明
音楽:富貴晴美
エグゼクティブプロデューサー:福家康孝 柳迫成彦 三輪祐見子
企画・プロデュース:谷戸 豊 橋本恵一
プロデューサー:山本 章 共同プロデューサー:小久保聡 大森氏勝
キャスティングプロデューサー:福岡康裕 宣伝プロデューサー:小沼賢宜
撮影:木村信也 照明:石黒靖浩 美術:黒瀧きみえ 録音:日下部雅也
編集:瀧田隆一 装飾:鈴村高正
VFXスーパーバイザー:赤羽智史
衣裳:遠藤良樹 ヘアメイク:百瀬広美 スクリプター:杉本友美
選曲:長澤佑樹 音響効果:松井謙典 助監督:木ノ本豪 制作担当:赤間俊秀
製作幹事:日活 東映
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
配給:東映 日活
公式サイト:first-gentleman.jp
公式Twitter:@1stgentlemanjp
コピーライト:(C) 2021「総理の夫」製作委員会
9月23日(木・祝)全国ロードショー