巨匠ロベール・ブレッソンの傑作『バルタザールどこへ行く』 『少女ムシェット』公開決定!ポスター&チラシビジュアル解禁

バルタザールどこへ行く巨匠ロベール・ブレッソンが遺した、映画史に輝く最高傑作『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』が10月30日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開となることが決定した。あわせて、各作品のポスター・ビジュアル、チラシ・ビジュアルが解禁された。

写真左:『バルタザールどこへ行く』ポスタービジュアル

 

目次

■『バルタザールどこへ行く』【4Kリストア・デジタルリマスター版】

少女マリーと聖なるロバが辿る無慈悲な運命。
巨匠ロベール・ブレッソンによる、映画史に輝く至高の傑作。

バルタザールどこへ行く

▲チラシビジュアル

巨匠ロベール・ブレッソンが長年映画化を望んだ、聖なるロバ“バルタザール”をめぐる現代の寓話。ドストエフスキーの長編小説「白痴」の挿話から着想を受け、1匹のロバと、少女マリーとの数奇な運命を描きだす。

純粋さから悪の道へと堕ちていく少女マリーを演じるのは、当時17歳のアンヌ・ヴィアゼムスキー。その後『中国女』(1967)などゴダール作品に数々出演することになる彼女にとって、これが初の映画出演作となった。

第27回ヴェネチア国際映画祭審査員特別表彰をはじめ数々の映画賞を受賞し、いまも多くの映画人を魅了しつづける、映画史に残る最高傑作。

バルタザールどこへ行く

バルタザールどこへ行く

バルタザールどこへ行く

バルタザールどこへ行く

バルタザールどこへ行く

作品タイトル:『バルタザールどこへ行く』
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、フランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワイヨー、ヴァルター・グリーン、ジャン=クロード・ギルベール、ピエール・クロソフスキー、ロバのバルタザール
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
撮影:ギラン・クロケ 美術:ピエール・シャルボニエ 音楽:シューベルト、ジャン・ヴィーネル
編集:レーモン・ラミー 製作代表:マグ・ボダール(パルク・フィルム)
4Kリマスター カラーグレーディング:クリスティアン・ボスケ
原題:AU HASARD BALTHAZAR
1966年/フランス・スウェーデン/96分/モノクロ/スタンダード
配給:コピアポア・フィルム+lesfugitives

コピーライト:(C)1966 Argos Films Parc Films Athos Films Svensk Filmindustri

10月30日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
※一部の劇場を除き、上映は4Kリストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映となります。

 

『少女ムシェット』【4Kリストア・デジタルリマスター版】

孤独で、惨めで、あまりに哀れな少女の受難劇。
ベルイマン、タルコフスキー、ジャームッシュら多くの映画監督たちを魅了した、
ブレッソンの問題作にして伝説の一作。

▲ポスタービジュアル

少女ムシェット

▲チラシビジュアル

ロベール・ブレッソンが傑作『バルタザールどこへ行く』の直後に手がけた長編8作目にあたる本作は、またも1人の少女の悲運な運命をまざまざと描きだす。原作はカトリックの作家ジョルジュ・ベルナノスの小説。ブレッソンは、これ以上ない厳格なフレーミングと、俳優たちの演技を最小限に抑制することにより、欺瞞に満ち、冷酷さを隠し持つ現実世界を映し出す。

絶望の淵にたちながらも反抗心を秘めた少女ムシェットを演じたのは、この映画のために抜擢されたナディーヌ・ノルティエ。鮮烈な印象を残すラストシーンは多くの監督たちを魅了し、映画史に残る名場面として今も語り継がれる。

少女ムシェット

少女ムシェット

少女ムシェット

少女ムシェット

少女ムシェット

作品タイトル:『少女ムシェット』
出演:ナディーヌ・ノルティエ、ジャン=クロード・ギルベール、マリー・カルディナル、ポール・エベール、ジャン・ヴィムネ、マリー・ジュジーニ
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス「新ムシェット物語」
撮影:ギラン・クロケ 美術:ピエール・ギュフロワ 音楽:クラウディオ・モンテヴェルディ、ジャン・ヴィーネル
編集:レーモン・ラミー 製作代表:アナトール・ドーマン
4Kリマスター カラーグレーディング:クリスティアン・ボスケ
原題:MOUCHETTE
1967年/フランス/80分/モノクロ/スタンダード
配給:コピアポア・フィルム+lesfugitives

コピーライト:(C)1967 Argos Films Parc Films

10月30日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
※一部の劇場を除き、上映は4Kリストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映となります。

 

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