『Style Wars』の先行上映有り!ヒップホップ映画のマスターピースを上映“フッドムービーセレクション”開催決定

Style Wars

ヒップホップ黎明期を記録したドキュメンタリー映画『Style Wars』が3月26日(金)渋谷ホワイトシネクイント、新宿武蔵野館ほか全国公開される

本作は、1970~80年代初頭のNY・サウスブロンクスで生まれたスプレー・アート“グラフィティ”をテーマに取り上げ、ラップやブレイキン(ブレイクダンス)など、のちに“ヒップホップ”として人々を魅了するカルチャーの生まれ落ちる瞬間フィルムに捉えた貴重なドキュメンタリー。ヒップホップヘッズのバイブルとして語り継がれてきたが、日本ではDVDリリースされたものの劇場未公開となっていた。製作から40年近くが経った現在、当時の瑞々しい空気感を映画館で体験できる1本だ。

本作の公開を記念して、特別コラボ企画が決定。第一弾コラボ企画として、カルチャーの聖地・渋谷パルコにある渋谷ホワイトシネクイントにて“フッドムービーセレクション”が開催される

“フッド”の由来は、本来「neighborhood」(隣人、近所)の「hood」から派生した、地元、出身地を示すスラング。ストリートや地域の実情を描いた作品をセレクションした企画上映が決定した。

今回は“フッドムービー”のなかでも名作として語り継がれる『ジュース』(1992)と『ポケットいっぱいの涙』(1993)が上映される。

『ジュース』は、4人のティーンエイジャーが面白半分から悪の道へ引きずり込まれていく姿を描いた青春ヴァイオレンスムービー。2PACことトゥパック・シャクールが物語のキーマンとして出演している。

『ジュース』
原題:Juice 配給:パルコ 1992年製作/95分/アメリカ/PG12
(c)2017 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

『ポケットいっぱいの涙』は、暴力とドラッグに支配される街に暮らす一人の黒人青年の目を通して、抗争や死という日常を生きる周囲の友人達に巻き込まれていく主人公の葛藤を描いており、どちらも異色の青春映画として、ヒップホップヘッズたちのマスターピースとして語り継がれてきた。

『ポケットいっぱいの涙』
原題:Menace II Society 1993年製作/97分/アメリカ
(c) 1993 WBEI

そのテーマは、昨年世界的に大きなうねりを見せた“Black Lives Matter”にも通じ、今観ても色褪せないメッセージを放つ2作品だ。

そして、“フッドムービーセレクション”と同じくして、3月23日(火)には、映画『Style Wars』の先行上映会が実施される
詳細は決定次第、映画公式SNS (Twitter&インスタ:@stylewars_jp )などで発表予定。

Style Wars

『Style Wars』第一弾コラボ企画

【フッドムービーセレクション】
『ジュース』『ポケットいっぱいの涙』『Style Wars』

上映期間:3月19日(金)~3月25日(木)
鑑賞金額:1,200円均一
実施場所:ホワイトシネクイント(渋谷パルコ)

上映日程:
①『ジュース』3月19日(金)、21日(日)、24日(水)
②『ポケットいっぱいの涙』3月20日(土)、22日(月)、25日(木)
③『Style Wars』3月23日(火)*先行上映会

※上映スケジュールは後日発表。ホワイトシネクイント公式HPにて確認を。
https://www.cinequinto.com/white/

作品タイトル:『Style Wars』
出演:Skeme、Min、Seen、Dondi、Zephyr ほかグラフィティライター、Rock Steady Crew、Dynamic Rockers
監督:トニー・シルバー
プロデューサー:トニー・シルバー、ヘンリー・シャルファント
1983年/アメリカ/70分
配給・宣伝:シンカ

公式サイト:https://synca.jp/stylewars
公式Twitter:@stylewars_jp
公式Instagram:@stylewars_jp
コピーライト:(c)MCMLXXXIII Public Art Films, Inc. All Rights Reserved

3月26日(金)渋谷ホワイトシネクイント、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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