EXOの元メンバー、ファン・ズータオ主演『夏、19歳の肖像』8月25日(土)公開、島田荘司原作の同名小説を完全映画化!

夏、19歳の肖像
『マンハント』『空海』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など、中国映画界でブームとなっている日本の原作小説の映画化。その中で、新本格小説の巨匠と呼ばれる島田荘司原作の同名小説を、『光にふれる』『共犯』の台湾の俊英チャン・ロージー監督が完全映画化した『夏、19歳の肖像』が8月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショーとなる。

新本格推理小説の巨匠 島田荘司原作を完全映画化!

数年前、東野圭吾作品が翻訳されるや、中国では日本のミステリー小説が大人気となった。その後も日本の推理作家の作品が続々と出版され、書店内で大型書棚が設けられるなど、今なお大きなブームとなっている。一方、映画界においても、そのブームに乗り、『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』(17)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)、『マンハント』(18)など、日本の原作小説が続々と映画化されている。そうした大きな潮流の先陣を切ったのが、本作『夏、19歳の肖像』である。
『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』(16)として映画化された「御手洗潔」シリーズで著名な新本格推理小説の巨匠 島田荘司が、1985年に発売した同名小説が原作となっている。

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監督を務めたのは、『光にふれる』(12)、『共犯』(14)と独自の映像美で若者の姿を鮮烈に描く台湾の俊英チャン・ロンジー。推理小説は台湾でも人気があり、島田荘司推理小説賞が開催されるなど原作者と台湾との関係は深いが、チャン監督はアルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』を彷彿とさせる、深まる謎と青年の切ない恋を交差させる異色の青春ミステリーを誕生させた。

主演は、中国人でありながら韓国人気男性グループEXOの元メンバーとして活躍し、『レイルロード・タイガー』(16)でジャッキー・チェンと共演した、“タオ”ことファン・ズータオ。事件の鍵を握るヒロインの女性には、中国で美人若手女優として大きな期待を集める『芳華 -Youth-』(17)のヤン・ツァイユーが抜擢された。

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また、台湾の若手注目俳優のカルビン・トゥ、『上海キング』(16)のリー・モン、『五福星』シリーズなど香港のベテラン俳優のスタンリー・フォン、『ラスト・コーション』(07)のチュウ・チーインといった面々が脇を固めている。

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スタッフには国際色豊かな顔ぶれが揃った。撮影は、ベネディクト・カンバーバッチ主演の人気テレビシリーズ「シャーロック」のスティーヴ・ロウエス。プロデューサーを『イップ・マン 葉問』(10)のアン・シャオフェン、『ドラゴン・コップス 微笑捜査線』(13)のユー・ウェンチアン。製作を『レイン・オブ・アサシン』(10)のスー・チャオピン、『海角七号 君想う、国境の南』(08)のホアン・ジーミン、そして脚本を女性脚本家のキャロル・リーと台湾映画界を担う面々。そして音楽を『言えない秘密』(07)、『マッハ!弐』(08)のタイ人音楽家のテルサック・ヤンバンが担当している。

 

ストーリー
大学の夏休み。19歳のカン・チャオはバイク事故で脚を骨折して入院。女友達のジュー・リーと、彼女への秘めた恋心を抱えるジャオ・イーが面倒を見てくれることに。退屈な入院生活のなかで、カンは病室から見える邸宅の二階に佇む女性に一目ぼれをし、想いを寄せるようになっていく。

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そんなある夜、彼女が父親らしき男性と口論の末、ナイフを手に飛びかかる様子を目撃してしまう。男は倒れ、やがて隣の工事現場に現れた人影は、そこに“何か”を埋めていた。真実を確かめようと動き出したカンの携帯に届く、謎めいたメッセージ。自分を監視しているのは誰なのか?事件の泥沼から美しいあの人を救い出したいという気持ちに衝き動かされ、カンは彼女――シア・インインに近づくのだが…。

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作品タイトル:『夏、19歳の肖像』
出演:ファン・ズータオ『レイルロード・タイガー』、ヤン・ツァイユー『芳華 Youth』
カルビン・トゥ、リー・モン『上海キング』、スタンリー・フォン、チュウ・チーイン
監督:チャン・ロンジー『共犯』『光にふれる』
原作:島田荘司(「夏、19歳の肖像」文春文庫刊)
上映時間105分/2017年/中国映画/原題:夏天十九歳的肖像 EDGE OF INNOCENCE
配給:マクザム

公式サイト:http://www.maxam.jp/19/
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8月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー

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