チャドウィック・ボーズマン最後の劇場公開主演&プロデュース作品『21ブリッジ』が、4⽉9⽇(⾦)全国公開となる。
8人の警官を殺した強盗犯を追跡するため、アンドレ刑事(チャドウィック・ボーズマン)はN.Y.マンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖する。だが、追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは――!? このシンプルにして大胆なアイデアを核に、たった一夜の出来事がスリリングかつダイナミックに展開するクライム・アクションが誕生した。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の主演作『ブラックパンサー』で世界のニューヒーローとなり、2020年8⽉に43歳の若さで惜しくもこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン。本作の脚本に惚れ込んだ彼は、主演のみならずプロデュースという形で参加した。
監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズを⼿掛けたブライアン・カーク。そして製作を『アベンジャーズ/エンドゲーム』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の監督、ルッソ兄弟(ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ)が⼿掛ける。共演には『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー。さらに『バトルシップ』のテイラー・キッチュや『セッション』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたJ・K・シモンズなど実⼒派が脇を固める。
⼀夜で起こった出来事を描いた本作。そのため、全てのシーンが夜間での撮影で進められた。今回到着したインタビューで、ブライアン・カーク監督は「⾝体は8週間の夜間撮影によって相当な影響を受けています。多くの⼈にとってこんな撮影は始めての経験でした。」と、その独特な経験を語った。
そして、「チャドウィックは、『この撮影経験が、とても興味深くリアルな感じでうまく映画に表れている』と⾔っていました。⾝体的疲労を感じることによって、彼は実際の警察官と同じ体験をすることができたのです。特に殺⼈事件なんかが発⽣すると、実際、警察は3、4⽇間ぐらい昼夜問わず捜査しなければならないし、寝ることもままならないですからね。」と過酷な撮影現場の状況が演技によりリアリティをもたらしたことを振り返っている。
本作の成り⽴ちについて、監督は「今回、我々には素晴らしい作品作りの要素がたくさん揃っていました。まず、元々のコンセプトの明確さとその⼒。次に、映画業界の中でも、突出して⼤きな成功を収めたルッソ兄弟が製作として参加したこと。そして3つ⽬は、旬な映画スターであるチャドウィックをキャスティングできたことでした。」と脚本、スタッフ、そして俳優に恵まれたことを解説。
さらに、「彼が素晴らしい俳優であることは周知の通りですが、『ブラックパンサー』に出演したことで彼の格が⼀気に上がりました。既に映画スターとして世界的アイコンとなったチャドウィックですが、まだまだ俳優として多くの可能性を秘めています。なので、本作へ出演することで、『ブラックパンサー』以来の素晴らしい役になるきっかけを与えられたら、と思ったのです。」と⼤スターとなったチャドウィックへの新たな期待を込めていたことを明かす。
続けて監督は、「彼が主役兼プロデューサーとして『21ブリッジ』に参加することが決定し、いざストーリーについて話す機会が訪れたとき、僕は彼に『これは物語の“探究”だけど、僕が求める物語の⽅向性に伴って変化する登場⼈物の“探究”でもあるんだ。僕は、役者として君が⾃由に表現でき、⾃⼰探索できるきっかけを与えられるような選択をしたい』と伝えました。そして、彼は最⼤限の⼒を注いでくれたのです。実際LA市警やNY市警両⽅の役柄についてリサーチした際、チャドウィックの経験値に頼った部分が⼤きかったです。」と、チャドウィックは監督の期待を超える⾒事な演技を⾒せ、俳優として、そしてプロデューサーとしての新たな到達点を⾒せた作品となったと語っている。
ストーリー
N.Y.マンハッタン島に架かる21の橋をすべて封鎖し、警官で埋め尽くせ!
N.Y.市警の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、同じ警官だった亡き父親への想いを胸に、忙しい日々を過ごしていた。そんな折、真夜中に大量のコカインを奪って逃げた犯人2人組が、警察官8人を殺害する凶悪な事件が発生。マッケナ署長(J・K・シモンズ)の指令により、アンドレは麻薬取締班のフランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで捜査を開始。そしてN.Y.マンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖し、追い詰める作戦に出た。夜明けまでには犯人の居場所を突き止め、逮捕しなければならない。だがアンドレは追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは――!?
作品タイトル:『21ブリッジ』
出演:チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズほか
監督:ブライアン・カーク「ゲーム・オブ・スローンズ」、『マイ・ボーイ・ジャック』(07)
脚本:アダム・マーヴィス、マシュー・マイケル・カーナハン『バーニング・オーシャン』(17)
製作:ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)
原題:21 Bridges
2019/中国・アメリカ/99分
配給:ショウゲート
公式サイト:21bridges.jp
公式Twitter:@21bridges_jp
公式facebook:@21Bridgesmoviejp
コピーライト:(C)2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
4月9日(金)より全国ロードショー
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