「6才のボクが、大人になるまで。」で世界の賞レースを席巻したリチャード・リンクレイター監督最新作『30年後の同窓会』が、6月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開となる。
妻に先立たれ、更に戦地で最愛の息子を失い悲しみに暮れるドク(スティーヴ・カレル)。彼は亡くなった息子を故郷に連れて帰る旅に、30年間音信不通だった戦友・サル(ブライアン・クランストン)とミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)を誘う。過去の事件でトラウマを抱え、その後の人生が大きく変わってしまった三人の再会がもたらしたものとは…?
スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという、それぞれアカデミー賞主演男優賞ノミネート経験を持つ名優達が集結し、『6歳のボクが、大人になるまで。』で世界中の賞レースを席巻した名匠、リチャード・リンクレイター監督が12年の構想を経て実現した本作。過去と現在の苦しみに向き合いつつ、温かいユーモアに満ちた仲間との交流の旅が、空っぽの心を埋めていく友情の物語。この度、本作品のポスター画像と予告編映像が解禁された。
ポスターは、3人が演じるキャラクターと関係性を彷彿とさせる楽しげなワンシーンを印象的に使った写真に「涙をみせられる、友はいますか?」というコピーが入り、温かな雰囲気を感じさせつつも感動を期待させる出来映えになっている。
予告編は、妻に続いて息子を亡くした傷心のドクが30年ぶりに友人を訪ねるところから物語は始まり、最初は戸惑いながらも徐々に心を通わせ合うかつての友たちとの姿が映し出される。息子の遺体を運ぶ悲しい旅ではあるものの、強い絆で結ばれた3人が織りなす男たちの他愛の無い掛け合いやユーモアが予告編からも溢れ出し、心温まるシーンが散りばめられている。アムトラックによるアメリカ東海岸の風景が映画にピッタリと馴染み、音楽はMondo Cozmoの「Shine」とニール・ヤングの「Old Man」がしっとりと流れ、田口トモロヲさんによるナレーションが優しさを醸し出す珠玉の予告編だ。
ストーリー
男一人、酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、破天荒だった過去を捨て今は牧師となったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)の元に、30年間音信不通だった旧友のドク(スティーヴ・カレル)が突然現れる。2人にドクは、1年前に妻に先立たれたこと、そして2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に打ち明け、亡くなった息子を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。バージニア州ノーフォークから出発した彼らの旅は、時にテロリストに間違われるなどのトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かう――。30年前に起きた“ある事件”をきっかけに、大きく人生が変わってしまった3人の男たち。仲間に起きた悲しい出来事をきっかけに出た再会の旅。語り合い、笑い合って悩みを打ち明ける旅路で、3人の人生が再び輝き出す。
作品タイトル:『30年後の同窓会』
出演:スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーン
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作・脚本:ダリル・ポニックサン「LAST FLAG FLYING」
主題歌:ボブ・ディラン「Not Dark Yet」
原題:Last Flag Flying
2017/アメリカ/カラー/ビスタ/125分/5.1chデジタル
字幕翻訳:稲田嵯裕里
主題歌翻訳:多摩ディラン
配給:ショウゲート
公式サイト:30years-dousoukai.jp
コピーライト:(C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
6/8(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー!