映画『きさらぎ駅』の新作続編となる『きさらぎ駅 Re:』(6月13日公開)のポスタービジュアルと劇場予告編が解禁された。

2004年1月8日、「はすみ」と名乗る女性がこの世に存在しない「きさらぎ駅」という異世界駅に辿り着いた体験を匿名掲示板「2ちゃんねる」に投稿したことをきっかけに、ネットミームとして普遍的な人気を誇る「きさらぎ駅」。2022年6月には映画『きさらぎ駅』が公開され、ネットや口コミで大流行、スマッシュヒットを果たし、社会現象を巻き起こした。
主演は、前作で宮崎明日香を演じた本田望結。前作できさらぎ駅に取り残された堤春奈を演じるのは恒松祐里。さらに、前作から佐藤江梨子ほか、芹澤興人、瀧七海、寺坂頼我らも続投。そして新たな顔ぶれとして奥菜恵ほか大川泰雅らが登場する。
メガホンを取るのは前作『きさらぎ駅』や『リゾートバイト』を手掛けた永江二朗。脚本も前作から引き続き宮本武史が担当し、前作のキャスト、スタッフが再集結した。
この度解禁されたポスターでは、主人公・明日香が電車の中で「きさらぎ駅」での出来事を思い出しているような表情で車窓を見つめる姿が映し出されている。また車窓に映るのは、前作で「きさらぎ駅」に残された春奈の姿。前作の構図を踏襲しながらも再び異世界への旅路へ向かう理由が表現されている。
併せて解禁された劇場予告編では、前作で奇跡の生還を果たした明日香が、3年前、自分を元の世界へ戻すために取り残された春奈をきさらぎ駅の世界から救い出すため、電車に乗り込む様子が映し出されている。そして明日香は、車内で3年前と変わらない恩人の春奈と再会を果たす。

一方の現実世界では、明日香の体験に興味を持ち取材をしていた映像ディレクターの角中瞳(奥菜恵)が、明日香が再びきさらぎ駅へ向かったのではないかと疑いをもつ。そして、きさらぎ駅の世界では、再び現実世界へ戻るために明日香たちが奮闘するカットが続き、前作からおなじみの怪異の人物たちの姿も確認できる。
そして予告はクライマックスへ。明日香の「みんな死んだらどうなるの?」の台詞で、前作では描かれなかった疑問が問いかけられる。最後には上空に何かを見つめるような明日香の表情が…。彼女の見つめるものは一体?
また、前作でも主題歌を担当した弌誠の書き下ろし楽曲「ガタゴト」が本作の主題歌に決定。弌誠からのコメントも到着した。
弌誠 コメント

前作に続き、主題歌を担当させてもらいました。メロディとベースとなるフレーズをもとに、9maBearさんとAhhriさんのアレンジで、映画と同じように意外性と緩急のある展開の中に、ゾッとさせるような面白いサウンドを入れています。うんざりするくらい何回も何回も電車に乗せられて、発狂したくなるような感情を思い出しながら、この曲を聴いてもらいたいです。あと、ついにあのおじさんを歌詞に入れてしまいました。
ストーリー
異世界へ―再びー
3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香(本田望結)。しかし、彼女の外見は20年前のまま――その異質な存在は、世間の冷たい視線と疑念に晒されることとなった。孤独と絶望に沈む明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターとして名を馳せる角中瞳(奥菜恵)。この運命的な出会いが、明日香の心に新たな決意を芽生えさせる。かつて命を懸けて救ってくれた堤春奈(恒松祐里)、そして異世界に取り残された者たち――彼らを助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へと足を踏み入れる。果たして、彼女を待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か。前作を凌駕する衝撃の展開に、あなたは息を呑む――!
『きさらぎ駅 Re:』
出演:本田望結 芹澤興人 瀧七海 寺坂頼我 大川泰雅 柴田明良 中島淳子 奥菜恵 / 佐藤江梨子 恒松祐里
監督:永江二朗
脚本:宮本武史
企画・制作:キャンター
製作:「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
配給:イオンエンターテイメント
(c)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
公式サイト:https://kisaragimovie-re.com/
公式X:https://x.com/kisaragi_movie
2025年6月13日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマほか全国ロードショー
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