イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソン・ガンが共演する映画『脱走』が6月20日に公開となることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁された。
軍事境界線を警備する北朝鮮の部隊にスポットが当てられる本作。まもなく兵役を終える軍曹ギュナム（イ・ジェフン）は、自由を求め韓国への脱走を計画していた。ついに脱北を決行しようとするが、部下の下級兵士ドンヒョク（ホン・サビン）に先を越されてしまい、失敗してしまう。さらにギュナムの幼馴染で、保衛部少佐のヒョンサン（ク・ギョファン）は、脱走兵であるドンヒョクを捕まえた英雄としてギュナムに祭り上げられてしまい、前線からピョンヤンへと異動させようとする。
迫る脱走のタイムリミットは、たったの2日間。ギュナムは、ヒョンサンの目を盗んで再び軍事境界線を目指して決死の脱出を試みるが、予期せぬ困難が立ちはだかる。果たしてキョナムは、生き延びることが出来るのか。
『JSA』「愛の不時着」など、韓国映画では朝鮮半島の分断と越境を描いた作品が数多く存在するが、本作『脱走』はそれらとは異なる新しい視点で逃走＝闘争の物語を描く。
イ・ジェフンは命がけの脱北を試みる軍人・ギュナム役を熱演。ク・ギョファンが主人公を容赦なく追撃する軍少佐ヒョンサン役を演じ、エリート軍人の葛藤を表現する。さらにホン・サビンやソン・ガンが、ヒョンサンの人生に決定的な影響を与えるキーパーソン役で出演している。
監督は、2020年に韓国で大ヒットを記録した『サムジンカンパニ―1995』を手掛けたイ・ジョンピル。挿入歌は、星野源、SIRUPといったアーティストともコラボしているZion.Tの楽曲「ヤンファ大橋」。
解禁された日本版ポスタービジュアルは、無謀な脱北に挑戦する主人公・ギュナムの姿を全面に映し出し、雨が降りしきる悪天候の中を全力疾走で走り抜けるシーンが確認出来る。「止まったら、即死亡」「命がけの脱北計画、開始」というキャッチコピーが添えられており、まさに“脱走”をしていることが一目で分かりながら、命の危機に直面していることも予見させるデザインとなっている。
『脱走』
出演：イ・ジェフン ク・ギョファン ホン・サビン ソン・ガン
監督：イ・ジョンピル
挿入歌：「ヤンファ大橋」Zion.T
2024年／韓国／韓国語／カラー／94分／シネスコ／5.1ch／原題：탈주／字幕翻訳：朴澤蓉子
提供：ツイン、Hulu
配給：ツイン
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公式サイト：dassou-movie.com
公式：@dassou_movie
6月20日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー